こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型 KATO の457系及び改造車455系の整備=Detail upを行いました。先日”ドデカライトケースを何とかする”記事を書いた編成です。
品番10-1154,1155及び4314-1(サロ455)、6連×2でそれぞれ単独運転も併結運転も可能としています。10-1000番台ですから品番的にはそうムチャクチャ古くありませんが、簡易サスペンション機構と碍子付きパンタグラフ採用など多少手直しが入った程度で、構造的には品番422~427の頃のまま、かなり古い感じがします。なので既に色々と弄っています。
これをさらに弄って新しい仕様にできるだけ近づけよう が今回の目的です。どーにもならない所もありますが..。
上の写真は2本並べましたが今回整備したのは右側の6連です。クモハ455同士の並びですが3本のジャンパ栓ケーブルを付けました。
製品のジャンパ栓表現の下から斜めに0.4mmの穴をあけ、ケンタカラーワイヤー#27を挿し込んで表現しました。ジャンパ栓”開”表現には出来ませんし、この穴開けはかなりキワドイ作業でしたが、雰囲気は出たかなー と思います。
KATO品に無理矢理TOMIXのTNカプラーを付けているので、スカートとボディーの間に隙間ができています。ここは以前改造した時のままですが、もうちょっと何とかなるかなー..。
インクジェットプリンターによる自作サボと号車札、銀色のドアレールインレタも入れました。
設定は上野-仙台の”急行まつしま”写真のクモハ455は仙台方先頭の12号車としています。
ドアレールインレタはサザンライツ製を使ってみました。初使用ですが”クリアーコートなしでも使用可能”との記載に興味がありました。はて耐久性はどうかな?
今回靴摺りは止めてドアレールだけにしましたが、ドア1か所に2本なので1両で8本、6両で48本..転写作業は大変でした。元々出っ張って表現されているドアレール上に転写するので、位置合わせが非常に微妙、失敗も結構発生しました。
窓から思いっきり見えてた”ドデカライトケース”も6両編成中3両全て目立たないように加工しました。記事に書いた時からちょっと仕様変更、黒い遮光テープを貼った0.3mmプラ板を貼りつけるようにしています。遮光テープだけにした部分が剥がれてめくれて来たりしたので..。
写真12号車の右上端、トイレ小窓にも同じくサザンライツのHゴムインレタを入れました。
KATO製品とサイズがピタリは合わないので微妙ですが、表現が無いよりあった方がいい..と思います。ドアレールと共に耐久性はどうだろう?
床下には循環式処理タンクパーツも付けました。
下に写るTOMIXのトイレタンクパーツを加工の上貼り付けるのですが、6両分で在庫切れです。TOMIXのパーツ販売サイトにも在庫が無いようです。参ったな。別のパーツ導入を考えようかな。
手前は唯一オリジナルで残るモハ456-13、クモハ457-13とのユニットです。
奥はモハ454-40、クモハ455-40とのユニット、違いはパンタ下の通気口の有無です。
モハ454はTOMIXの屋根パーツを買ってきて貼り付けて457→455系化した改造車です。
今回パンタ塗装だけは奥の未対応編成分もやりました。
ドアレールインレタなどを入れている最中の写真、最初1~6号車のつもりでいましたが、1981年頃、モハ456-13を含む編成は”基本編成”で東北本線限定運用だったらしいので”まつしま”の7~12号車へ変更しました。もう1編成を付属編成として1~6号車、磐西に入る”ばんだい”とする予定です。サハシ455が抜かれてからは基本、付属編成とも同一車両構成だったのでいつまで別運用が組まれていたか分からないのですが、基本を”まつしま”にしておいた方が無難だよなー と。
というのは1983年の急行”まつしま9号、ばんだい9号”を再現したいからです。
唯一乗車した記憶が鮮明にある455系急行列車、単身赴任したばかりの父の家へ行くのに上野-白河間の乗車でした。12~7号車がまつしま、6~1号車がばんだいだった筈ですが何号車に乗ったかなー。満員だったのを覚えています。
黒磯までの165系”なすの”に乗る機会は多かったのですが、交直流455系急行は多分初、黒磯の電源切換など楽しみだった記憶があります。写真が無いのが残念でしたが..。
夜到着して翌朝は雨、でしたがソワソワして撮影へ。写真は新白河に停車中の28号機、以後長く続く白河界隈でのED75撮影第1号でした。
模型でも記憶のある編成を再現しようと思います。
あと6両、付属編成の方を整備して記憶に残る455系急行を再現するつもりですが、循環式タンクパーツを何とかせねば..
最後までご覧いただきありがとうございました。