スイスの巨人堂々登場、が!…(Roco 79814 SBB Ae 8/14 11851 その①) | ツォイスの庭の飯太鼓

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欧州型HOゲージで遊んでいる話を中心にして何か呟いてみます

 皆さんこんにちは。
 
 関東は梅雨宣言が出たのでしょうか、いまいちハッキリしない空模様が続いております。
 
 さて、私事ですが、目下社内試験の準備に追われ、あまり模型に触れておりません…。
 
 そんな中ですが、清水の舞台から降りる気持ちでヤフオクで機関車を1両(2両?)手に入れました。
 
 スイスの強力機関車、スイス国鉄Ae 8/14 11851号機です。Roco社の60周年である2020年に発売されたかなり最近の製品です。
 
 3線仕様のサウンドデコーダー付きハイエンドモデルです。
 
 
 ヤフオクでしばらく中古で売りに出されていたのですが、Ae 8/14というややマニア向けの機関車で、中古価格とはいえそこそこ良いお値段で、かつ3線向けの製品だったこともあり売れずにいたのですが、ある日大幅値下げが入ったことからポチってしまいました。
 
 結果、国内で新品を買う値段のほぼ半額という、昨年発売の製品としては破格の値段で手に入れられたのですが、やはりそうは問屋が卸してはくれませんでした…。
 
 なんと、前照灯のクリアパーツが破損していました。箱から取り出す際、クリアパーツが「ポロっと」落ちたのでよく見たら、折れた残骸が差し込まれた状態でした。

 

 

 「ノークレームでお願いします」という条件を応諾して買ったので、売り手さんへ文句は言えません。

 

 はてしかし、写真では壊れているような雰囲気はなかったんだけどなぁ・・・。

 

 

あっ…!

 

 

 確かに、改めて写真を見直すと、怪しい隙間が…(苦笑い)。

 

 前のユーザがやらかしたのか、輸送中に運送業者がやらかしたのか気になり、ボデーを開けてみたとこ…。

 

 本来、ボデー内側のLEDまで伸びていないといけない導光材が綺麗にボデーに沿う形で折れています。

 

 輸送による破損ではないでしょう。前のユーザさんがやらかした線が濃厚です。

 

 
 というのも、この製品、ボデーに差し込まれた導光材がLEDに向かって伸びている設計なのですが、そのLEDライトユニットが地味に曲者な構造でした。
 
 光漏れを防ぐためなのか、LEDの周りにロの字のカバーのようなものがついています。このため、旧来からのRoco製品のようにボデーの両裾を広げて「パカっ!」と取り出そうとすると、導光材がLEDユニットのカバーに引っかかるんじゃないかと思われます(あくまで想像ですが)。
 

image


 説明書を広げると、確かにRoco社は「おしりからボデーを持ち上げるように」という図がついていました。

 

 

 というわけで、私もこいつを分解するときは、おしりから持ち上げるようにしています。

 

 

 つづく