徳島の秘境 山深い森に敷かれた 軌道を走るモノレール(電動モノラック)
全長4.6km 高低差590m 最大傾斜40度 最頂標高1380m
どれをとっても世界一という「奥祖谷観光周遊モノレール」
子供の頃に夢を見た「森の中の俺だけの鉄道」思い出しました。
この電動モノラックは 2人乗り 早歩き速度で60分ほど乗車。
走行中の動画は 30分を超える 長さになってしまいましたが
YouTubeにUPしましたので、
ここでは途中に車両故障があり、無線交信など非常時対応、
そちらの思い出話を 主にさせていただきます。
奥祖谷観光周遊モノレール上部のマップです。
山頂付近から 前日に登山した徳島最高峰「剣山・標高1955m」も期待!
モノレールと言うより、山岳資材運搬用モノラックに近い?
写真の左手は険しい崖、モノラックゆえ斜度40度の急勾配も走れる訳。
うほ~!最頂標高1380m 前日に登山した「徳島最高峰 剣山」が見えます!
山頂を過ぎれば モノレールは急斜面を下っていきます。
等間隔 同速度で発車してるので衝突はないですが 非常時は別です。
ここで前を走るモノレールが車両故障「防護無線」を受信しました。
故障車が見えたあたりで「非常ブレーキ制動」
レールを支持する柱に 番号が張ってあるので 無線で停止場所を報告。
無線を受信した後続車も停止するはずですが 信号炎管はないので・笑
念のために手を振って「停止」を促しました。
しばらくすると反対線から「救援車」が到着
どうやら集電装置の接触不良(電車ならパンタグラフ故障?)
検査掛を降ろして 救援車は線路点検のため山頂部へ発車。
念のため救援車は 線路点検と後続車両の集電装置を点検。
運転再開!40分くらい停まってました。
乗車前に説明があったのですが、非常時(緊急停止など)には無線交信報告、
後続車の停止手配処置を行う(電車運転士か!笑)
車両の重大故障時は長時間の山岳歩行、降車時の非常階段の昇降、
運転抑止から再開まで、長時間の乗車待機が発生する場合があるとの事で、
実際に体験する良い機会に恵まれました・笑
家に帰る日など、余裕を持って体験されるのが良いかも。
それにしても三好市は、良くぞ夢の乗り物を作って下さった。
遊園地のアトラクションのように 完璧ではないかも?だけど
それゆえ醍醐味と感動がありますよ。
料金は大人2千円、子供千円(2021年現在)これはお値段以上!