宝塚歌劇団月組公演『桜嵐記』の主人公であられる、楠木正行公に繋がる末裔の御方になられる山下弘江さんが、『桜嵐記』を御観劇されました。『桜嵐記』を御覧になられて感動されたブログ記事を、リブログ記事にさせて戴きました。

珠城りょうの退団公演『桜嵐記』~楠木正行と弁内侍、そして四條畷合戦~ | 楠公研究会 山下弘枝公式ブログ (ameblo.jp)

本年8月15日付けで宝塚歌劇団を卒業する月組トップスター・珠城りょうさんの退団公演『桜嵐記』『Dream Chaser』のチケットはなかなか入手できない難関なのですが、今般、日本ペンクラブ会員で阪南大学国際コミュニケーション学部講師をお務めの草葉達也様のご尽力を賜り、なんと、チケットをゲット頂いたので、有難く、宝塚大劇場へお伺いさせていただきました。

各方面の多くの皆様から「山下さん、もう『桜嵐記』は観た?」とお声掛けを度々頂き、とはいえ、珠城りょうさんの退団公演というレアな舞台という事もあり、ほぼ観覧を諦めかけていたのですが、この度、格別なるご高配を賜りました草葉様には感謝の絶えぬ思いでございます。

草葉様は、作家であられ宝塚歌劇歴史研究家でもあられる上、『あゞ楠公さん』の連載もしてくださるとの事で、草葉様の楠公顕彰の御理解に有難く思っています。

『桜嵐記』は、大楠公の遺児で嫡男の楠木正行を主人公に、弁内侍とのラブストーリーも絡めつつ、美しい歴史ロマンに仕上げられた作品。

弁内侍を演じるのは、珠城と同時退団するトップ娘役・美園さくらさんという事もあり、見応えは最上級。

良いお席をとって頂き、しっかりと観覧させていただく事ができました。

心はすっかり、南北朝時代にタイムスリップしました。

しっかりと楠木三兄弟も登場。

その後、正行公を演じられた珠城りょうさんですが、なんとお誕生日が私と同じ日と分かり、そんな方が正行公を演じられた偶然に大いに驚きつつ、これもまた、何かのご神縁かと感じました。

誠に素敵な機会を賜りました草葉様に、心より深謝御礼申し上げます。

山下弘江さんは宝塚歌劇団月組が、御先祖様になられる楠木正成公・楠木正行公・楠木正時公・楠木正儀公を演じられたことを、とても喜んでられる様子です。

 

楠木正行公を演じられた、月組トップスター珠城りょうさん。

さようなら公演でもある『桜嵐記』で、楠木正行公を演じる喜び誇りと責任感について語っておられます。

楠木正行公に繋がる末裔の御方である山下弘江さんが、『桜嵐記』を御観劇されましたことを、珠城りょうさんも喜んでられる事と思います!

宝塚歌劇団月組・トップスター珠城りょうさんインタビュー。宝塚大劇場月組公演『桜嵐記(おうらんき)』『Dream Chaser』。 | TOKK(トック)えき、まち、くらし。阪急沿線おでかけ情報 (tokk-hankyu.jp)

古き良き宝塚の和物のお芝居、宝塚の原点ともいえるオーソドックスな和物への挑戦です。舞台は南北朝時代、少し難しい印象のある時代ですが芝居の中には、大まかな時代背景を知っていただくための工夫もあり、分かりやすく楽しんでいただけると思います。動乱の中、命をかけて戦いに身を投じた武将たち、その熱い生き様をお届けしたいと思います。

私が演じる楠木正行は身分や立場の違いによらず、皆に平等に接していたことから敵にも慕われる魅力的な人物。真っすぐで正義感あふれる姿や心情をていねいに追っていくことで、正行の人柄や人物像が浮かび上がってくると考えています。いかなる困難も受け止め、跳ね返す正行は、私の力量が試される難しい役。最後に大きな試練をいただいたと感じます。