手前味噌で誠に恐縮ですが今月発売の鉄道雑誌「国鉄時代」のグラビアにまた小生の駄作を載せていただきました。

 

今回は「今はなき、あの路線」~という廃線になった各地のローカル線の特集です。

 

便乗してこちらでも自分版の今はなきローカル線特集を組みたいと思いますが、乗り鉄時代の作品なので駅でのスナップばかりになります。

 

かって会津の喜多方から熱塩まで延びていた日中線はその名称とは裏腹に朝夕だけの運行でした。SL時代はC11が、そして小生が廃止間際に訪れた時はデーテンが旧客2両を牽いていました。これは終点の熱塩駅での機回しシーンです。

 

乗り鉄時代は周遊券をフルに使ってよく北海道のローカル線巡りを敢行しましたが、広尾線では珍しくバルブ撮影に挑戦しました。

 

かって炭鉱で栄えた歌志内線の終着駅は広い構内を持っていますが、既に石炭輸送はなくなりガランとしていました。

 

長大路線の深名線に乗った時途中の朱鞠内駅?で上下列車の交換があったので寒さを堪えながら外に出てスナップ撮影を行いました。自分が乗って来たのは右側のキハ22のトップナンバーですが、半分荷物室に改造されていて実質はキハニです。

 

本州では岩手の超秘境路線の岩泉線を一度訪れたことがあります。岩泉駅はローカル線には似合わない凄く立派な駅舎ですが、兎に角人がいません・・・・・

 

 

そして2018年に廃止になった中国山地を走る三江線にも国鉄時代に乗り鉄しました。何処の駅だか忘れてしまいましたが交換した反対列車はのっぺりした異相のキハ23です。

 

昨年半分以上の区間が廃止された北海道の札沼線も全線完乗したことがありますが、正月休みの新十津川駅はご覧の通り雪に埋もれて静寂の一言です。

 

コロナ禍で鉄道各社の経営が悪化しているため、今後更にリストラされるローカル線が急増することが危惧されています。国鉄時代地元では乗って残そう××線~というスローガンの下存続運動が盛んに行われましたが、過疎化が一層進んだ今状況は更に厳しいと言わざるを得ません。