こんにちは。
今日はNゲージ鉄道模型、難しかろうと書いていた自作2ハンドルの制御装置で簡単にDCC運転出来ちゃうことが判明しました。運転の楽しみ方が拡がりそうです。
一昨日書いたDCCの”Jump制御”(記事後半に書いています。)
と、2週間ほど前に書いた2ハンドル制御装置
の話がつながった形です。
きっかけは”漸進主義”記事で久々にJump制御を実際にやるのに説明書を引っ張り出したところ、”KATOのECS-1を使うとリアルな運転が出来る” と書かれていたんです。
品番22-050、速度計や圧力計などが付いた2ハンドル制御装置、1989年の発売でした。欲しかったけど当時高くてとても手を出せず、類似の制御が出来るよう自作したのが2番目のリンク記事に書いた2ハンドル制御装置です。
ってことは、自作制御装置をJump制御に使えるんじゃない?
やってみたら...
難なく出来ちゃいました。
DCC歴13年、こんな楽しいことが出来るのに気付いていなかった...😅
ED75 768+ED75 734 24系寝台特急”あけぼの”編成をJump制御してみます。
ライトもDCC制御と同じく停止状態で点灯してくれます。方向を換える際、いくらか電圧がかかっていないとライトの向きが変わらないようですが、支障はありません。
例により緑のコネクターで2ハンドルコントローラと繋ぎます。Jumpモード(デジタル表示器 JUMPの下に● 点灯)でED75 734のアドレス7734を設定しています。
更にMU(総括制御)モード(MUの下に● 点灯)にはED75 768のアドレス7768を設定しています。
Jump制御で重連も出来るんだー...
これにも気づいていませんでした。
”JP1”と書いたシールを貼りましたが、
スペースの都合、付属のJUMPコードを真ん中で切って、間にコードを挟んで延長しています。デスク上に出て来た”JP1”と書いたコネクターに繋がってるよ という表示です。
Jump制御で”あけぼの”が駅から発車、ゆっくり加速して行く所をShort動画にしてみました。
アナログ車の運転では4V位かけないと動きませんでしたが、DCCでは2V位で起動、
滑らかに加速して行きます。
2ハンドルでDCC運転が楽しめるようになったのは大きいなー..
気付いてなかっただけ、つなぐだけで簡単に出来ちゃったんですが...
また、動画からも分かりますが運転中アンペア計が殆ど振れないんです。
察するに、DCC機器は制御電圧を”信号”としてのみ受け取り、2ハンドルコントローラーからの電力を直接走行に使用していない ということなのでしょう。
直流信号をDCCシステム内に入れる訳じゃないってことは、[DCC1台にパワーパック1台]×2、複数台も大丈夫です。左上に2ハンドルを接続、右に別途パワーパックを接続してそれぞれJump制御をやってもOKでした。
写真のパワーパックのコントローラーツマミが変わっていますが...
1つ足りないので2ハンドルの方へ譲っています。2台あったNo.255パワーパックの1台を潰してハンドルのみ流用したんですが、何かの拍子に折っちゃったんですよね。このハンドルだけ手に入ればいいんだけどな。
DCCを導入した頃を思い出してJump制御をやってみたお陰で2ハンドルを使えることに気付きました。DCC運転に”復活”するとは思わなかった。加速率、減速率の調整や、約30年前の製作、見栄えも含めて少し弄ってみようかなー とか思います。
一昨日Upした写真ですが、DCCの面白さにハマってすぐにコントローラー2台体制に..Jump制御はあまり突っ込まずに止めてしまい、まっしぐら だったんでしょう(笑)。
なお、Jump制御には大抵の直流2線式模型用パワーパックが使えると書いてあります。他社品もOKのようですね。ただライト用高周波を出すものや、常点灯システム回路で正常に動作しないことがある、回路の機能をカットして接続するように とのことです。
最後までご覧いただきありがとうございました。