皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

最近は本当に忙しく、明日も休出の予定です。。。 そろそろ模型弄りとかしたいのに…。

 

ということで今日も小ネタです。

 

電車や気動車では制御回路等を引き通すためにジャンパ連結器が設けられているものが大半です。客車でもサービス電源の引き通しや電気暖房の引き通しでジャンパ連結器を装備しているものもありました。最近の電車・気動車では密着連結器と一体になったものが多く、ジャンパーケーブルを「よっこいしょ」と繋ぐようなシーンは珍しくなってきているのかもしれません。

 

ジャンパ連結器は分割併合の際に接続の手間があり、極力1本にまとまっていた方が扱いやすいのでしょうが、昔からの規格もあり、数本のジャンパケーブルを繋ぐ例もありました。電車では2本・3本という例もありましたが、5本・6本と繋ぐというトンデモナイ系列もありました。それが冷房化後の急行形気動車です。これは分割併結する際、本当に面倒くさそうです。

 

 

↑東海車 制御用KE53ジャンパ×2、冷房電源用KE8、冷房制御用KE53C、放送用KE66、連結器胴受下に電磁ブレーキ用KE67、更に東海車の一部にあった保安ブレーキ用コネクタもあり計7本

 

↑東日本車  制御用KE53ジャンパ×2、冷房電源用KE8、冷房制御用KE53C、放送用KE66、連結器胴受下に電磁ブレーキ用KE67、更に東日本車では連結器左右に直通予備ブレーキコネクタ(両栓で左右に1つづつ)もあり計7本

 

 

↑元西日本車  制御用KE53ジャンパ×2、冷房電源用KE8、冷房制御用KE53C、放送用KE66と隣には西日本車の一部にあったWKE101、連結器胴受下に電磁ブレーキ用KE67で計7本

 

最大7本で、更にブレーキホースも繋がなければなりません。

 

現在は前述の通り連結器下に電気連結器を併設するものが多数となっているので、このようにジャラジャラとジャンパ栓をぶら下げている形式は後にも先にも急行形気動車が最後なのかと思います。そういえばもうすぐ終焉を迎えるキハ66・67もこの血を継いだ車でしたね。ということは彼らが引退すると、このようにジャンパを6~7本も装備する系列は終わりなのですね。これも時代の流れなのでしょう。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!