南海電気鉄道乗りつぶし5(多奈川線) | 乗りつぶしに行ってきた!

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2021年1月10日(日)

16時10分 みさき公園駅

 

南海本線みさき公園から大阪湾に向かって2.6kmだけ伸びている多奈川線に乗車します。

先ほど乗った加太線(9.6km)よりさらに短い路線になります。

 

 
みさき公園の4,5番線が多奈川線乗り場で、
 
 
5番線に止まっている2200系の2両編成に乗り込みます。
 
 

車内はオールロングシートです。

 
 

みさき公園16時15分→多奈川16時21分

 

 

 

和歌山市方面に伸びる南海本線の線路としばらく並走して右に大きくカーブしてお別れ。

 

 

終着の多奈川までわずか6分の乗車時間なのですが、途中駅が2つ(深日町深日港)もあるので、

駅間が1分と市街地にある地下鉄や路面電車のような距離感です。

 

多奈川線は1944年に開業。

開業された背景には川崎重工の工場で働く従業員の通勤路線として敷かれた路線で、

戦後すぐ1948年に工場の一部を深日港という港に改修して、淡路島や徳島への航路が開通され、難波からの直通急行・淡路が1993年まで通されていました。

深日港という駅は開業当初にはなかった駅で港が開港した1948年に開業された駅になります。

ただ、明石海峡大橋の開通で航路再編が行われた影響で深日港からの定期旅客航路はなくなり、現在は夏場を中心に期間限定で淡路島へのフェリーが通されているようです。

沿線はそこまでぎっしりと住宅地が密集しているわけではありませんが、のどかな風景が広がって眺めているとあっという間に多奈川に到着。

 

 

少し南を走る加太線は観光列車を通すなど活性化に向けて動いているようですが、多奈川線には特に目立った動きはなく、行く末が心配になる路線でした。