新幹線E956形電車「ＡＬＦＡ―Ｘ」最高時速３８２キロ試験走行記録
最高速度は時速３８２キロに達した。 ＡＬＦＡ―Ｘは１０両編成（全長約２５０メートル）で、昨年５月に完成。
２０３０年度を予定する北海道新幹線の札幌延伸時に使う車両の開発に役立てようと、主に東北地方で試験走行を重ねている。
営業運転の最高速度は、新幹線では世界最速クラスとなる時速３６０キロの予定。
新幹線E956形電車・１号車
ＡＬＦＡ－Ｘは近未来的なデザインで、１０両編成の先頭車両は長い「鼻」のような形状になっている。
アルファエックスは10両編成で、先頭車の「鼻」の長さは1号車が約16メートル、10号車が約22メートル。地震発生時に停止までの距離を空気抵抗を利用して短くする「空力抵抗板ユニット」が屋根上に搭載されている。
新幹線E956形電車・１０号車
ＪＲ東日本は2020/10/27の深夜から28日未明にかけ、次世代新幹線の開発に向けた試験車両
「ＡＬＦＡ―Ｘ（アルファエックス）」の試験走行を実施し、仙台―盛岡間で最高速度は時速３８２キロに達した。
ＡＬＦＡ―Ｘは１０両編成のE956形高速電車(全長約２５０メートル）で、昨年５月に完成。２０３０年度を予定する北海道新幹線の札幌延伸時に使う車両の開発に役立てる。営業運転の最高速度は、新幹線では世界最速クラスとなる時速３６０キロの予定。余裕ある速度性能を目指し、これまでの試験走行では４００キロに達したこともある。
車両には、地震発生後すぐに停止できるブレーキに加え、同社の新幹線で初めて上下左右全ての振動を減らす最新の制御装置を導入。この日の試験走行では、現在仙台―盛岡間を走る東北新幹線「Ｅ５系」の最高速度を約６０キロ上回ったが、
座席で大きな揺れは感じず、騒音で会話を妨げられることもなかったそうです。 試験走行は今後も週２回程度行う。
ＪＲ東日本は「速さはもちろんだが、乗り心地も良く、利用者が価値ある時間を過ごせる車両を目指すそうです。
走行試験は３年間にわたり仙台―新青森間で夜間に週２回実施される予定。ＡＬＦＡ－Ｘの性能上の最高時速は４００キロに達する。
営業 運行開始は２０３０年ごろになる見通しで、世界最速となる時速３６０キロでの運転を目指す。
営業運転速度は最高３６０キロを予定している/East Japan Railway Company
ＡＬＦＡ－Ｘは中国の高速鉄道「復興号」の速度も上回る見通し。復興号は設計上はＡＬＦＡ－Ｘと同等の最高速度を出せるが、営業運転時の時速は１０キロ遅い３５０キロにとどまる。
360km/hの新幹線と5G通信に成功…30分の4K映像を1分で ...
2021/01/28 — JR東日本とNTTドコモは1月28日、新幹線試験電車の360km/h走行時における第5世代移動通信方式（5G）による通信に成功したと発表した。
by GIG@NET
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