こんにちは
OLIVEです
今回は予告通りE235系1000番代スカ色のNゲージについて書きます
※長文&写真多めです。
最近の記事を見ていただけたら分かるように私はE235系スカ色が好きで、Nゲージも出たら買う予定でした
Nゲージを買うにあたって、まず考えるのはどのメーカーのものを買うかですが、この時点ではE235系スカ色の商品化はTOMIXしか発表されていません
しかしKATOも発表はされないものの、実車が首都圏の主要路線の新型車両であることから製品化されるのは間違いないだろうという状況でした
なので選択肢としてはTOMIXを買うかKATOの発売を待つかの2択なわけですが、今回の記事でも分かるようにTOMIXのを買うことにしました
理由としては、KATOの発売時期、仕様が未知数というのもありますが、決め手になったのは車番です
KATOの商品は基本的に車番印刷済みで発売されます
他の表記類も印刷済みなので買ってからほぼ何も手を加えずに走らせることができ、これはすごい楽でいいのですが、特定の編成をNゲージで再現したい私みたいな人にはプロトタイプが固定されてしまうという問題点になってしまうのです
車番を消せば対応はできるのですがそんな技術を持ち合わせていない私ではそれもできないので…
一方TOMIXは基本的にインレタによる車番選択式になっています
KATOでは印刷済みの表記類がなかったり、自分でインレタを転写しなければならないわけですが、それらを差し引いても編成が選べるのはかなり私にとって魅力的でした(笑)
一昔前のTOMIXならインレタ対応の表記があまりにも多すぎる、ギミックがKATOに比べて少ない、といったデメリットがあったのですが、最近はその差もほとんど感じなくなってきたことや、連結器もTNカプラーに換装すればKATO以上のリアルさになることもあり、最近買うNゲージはほとんどTOMIXのものになってます
今回の場合、私が再現したいのはもちろん基本編成のトップナンバー、F-01編成
なんとこの編成に関してはTOMIXの基本セットAの4両には車番が印刷済みという仕様になっています
基本的にTOMIXとKATOは同じ形式ではプロトタイプを別の編成にするという傾向があり、早くも実車に4タイプの形態差が生じていることを考えてもKATOのプロトタイプがF-01編成になる可能性は低いと考え、TOMIX購入を決断しました
前置きが長くなりましたが…
そのTOMIXは2月末発売と実車デビューからわずか2ヶ月後という早い商品化になりました
試作品の画像を見た限りでは、ラインカラーの色合い、前面のグラデーションの再現にやや不安が残る感じでしたが…
私も2月末に早速購入しました
買ったのは基本セットAと増結セット
これで11両の基本編成がフル編成で再現できます
前回の記事にも書きましたが、私が4月にE235系スカ色F-01編成の単独運用に乗ったのを、これで再現するというわけです(笑)
基本セットAは中が見えるようになってます
基本セットAはTOMIXでは珍しい4両セットです
最近の商品はこの展開が多いみたいですね
TOMIXの基本パターンである両先頭車+パンタ付き中間車の3両にE235系スカ色の目玉でもあるグリーン車を1両足した形となっています
増結セットは残りの7両が入っています
インレタやシール等はこちらに付属しています
早速インレタの転写などの作業を行っていきます
まずは一番重要な編成番号
最近のTOMIXのJR東日本普通列車を買ってなかったので私が知らなかっただけかもしれませんが、今回の編成番号は窓ガラスの表側から転写するいつものタイプとは別にガラスの裏側から転写する鏡像タイプが付属していました
私は鏡像タイプの方で転写しました
見栄えがいいのと剥がれづらくなるのが利点ですね
当然、編成番号はF-01です
次は運用番号です
運用番号は1191Fが印刷済みですが、私が再現するのはもちろん前回乗ったE235系スカ色の基本編成単独運用である1124S
しかし付属のシールには収録されていません
そのため、切り継ぎで再現することに
11は印刷済みなので2と4とSを貼れば…
こんな感じに1124Sにすることができました
しかし11は元の印刷をそのまま使っているだけあって色合いが違ってしまいます
そのため、11の部分も他の運用番号からとってきました
これで違和感ありませんね
ちなみに行き先表示器は行き先表示の部分が交換可能なチップになっています
快速横須賀線・総武線がセット済みですが、この表示は総武快速線内の表示になってしまうので、横須賀線内の表示である普通横須賀線・総武線に換えます
もちろん全車両連結面はボディマウント式TNカプラーに換装させました
これで連結器の形状はもちろん、連結間隔が格段にリアルになります
さらに今回は室内灯もつけました
11両分ともなるとこの作業だけでも大変
そして私の所有車両では久々にこの加工をすることにしました
運転士と…
車掌です
こんな感じで乗務してもらいます
改めて組み上げるとこんな感じになりました
ちょっと見えづらいですが乗っているのがわかると思います
一応横からの窓からもうっすらと見えます(笑)
左側がブレてますが(笑)、正面からだとよくわかりますね
運転士と車掌が乗ると、ちゃんと運転されている感じが出ますね
線路にのせるとこんな感じ
E235系スカ色F-01編成です
やっぱりいいですね
11両編成の室内灯は圧巻です
レイアウトでの1枚
後ろの方はぼやけてますが、11両編成なのが分かると思います
やっぱりフル編成はいいですね
我が家のレイアウトはお座敷レイアウトですが、結構作り込んだので一部屋を使ってほぼ固定式になっています(笑)
そして発売前に気になってたラインカラーの色合いですが、実際に見ると違和感は全然ありませんでした
この画像でもわかる通り、青とクリームが従来のスカ色よりも明るい色になったのもしっかり再現されています
※前面のグラデーションに関しては後で詳しく書きます。
製品の出来に関しては大体満足できるものだと思います
型も色も実車にかなり近く、表記類もインレタで大体はカバーできています
F-01編成を再現するという私の目的から考えてもかなりいい製品でした
さて、こんな感じで書きかけだった(笑)この記事ですが、その後このNゲージに少し手を加えたので、その様子も書きたいと思います
ちなみに今日6/16は横須賀線大船〜横須賀間開業132周年の記念日です
おめでとうございます
ちょっと狙って投稿しました
横須賀線の周年は120周年の時のイベントに行ったのが思い出としてありますね
グッズも持ってます
今度の周年はE235系スカ色と一緒に祝うのを楽しみにしています
話を戻すと…
TOMIXのE235系スカ色ですが、ディテールアップ用のインレタやステッカーの商品が多く出ています
E235系スカ色F-01編成は私にとって、最寄り路線でこれから長く付き合っていく車両であり、また、初めてデビュー日に乗った思い出の車両でもあるため、これまでやったことのないディテールアップにも挑戦してみることにしました
そのため、これらのディテールアップ用の商品をたくさん買ったのですが、まだ全部はできていません
今回はその中で既にやった加工について書きます
まずは最大の加工と言っても過言ではない前面のグラデーションについてです
やはり車両のメインは顔でしょう
おそらくこの製品で多くの人が引っかかった点はこれではないでしょうか
試作品の時点で違和感があり、実際の製品では試作品よりかは改善されたものの…払拭とまではいかなかった印象です
実車と比較してみます
これがNゲージ
これが実車
一番のポイントはグラデーションの青い点の高さでしょう
上の写真でも分かるように実車では徐々に小さくなる形でかなり上の方まで青い点がクリームの下地に広がっています
一方、Nゲージでは青い点は下2/3ぐらいで途切れてしまっているように見えます
これが印象の違いを生んでしまっているんでしょうね
ここで、少し遠くから撮った写真を見てみます
この画像ではクリームの面積が広いような印象を受けます
グラデーションの青い点が上の方では小さいためです
これを見たあとでNゲージを見ると…
意外と違和感がないように思えます
何が言いたいのかというと、遠目では意外とこの再現も実車とマッチしているのではないかということです
また、よく見ると一応グラデーション表現は上の方まであることがわかります
印刷がかすれてしまっているせいでかなり分かりづらいですが…
そう考えると、この再現も悪くはないのではないかと思えてきました
まあ加工はするんですけどね(笑)
本命のグラデーションの加工の前にまずは前面の行き先表示に手を加えます
E235系スカ色では最後尾車両の行き先表示が走行中のみその月の花が表示されるようになっています
そしてこれはもちろん、山手線のE235系でも行われているのですが、その花の種類も全く同じ
なので、山手線のE235系のディテールアップ用に売られていたステッカーから花の部分を使いまわします
ステッカーを交換用の行き先表示に貼り付け、行き先表示を変えることで色々な花の表示ができるようになりました
私はとりあえず4月にE235系スカ色F-01編成の単独運用に乗ったので、1号車の表示を桜にしています
走らせる向きが固定されてしまいますが、もともとこの時の運用を再現しているので問題はありません
華やかで良い感じになりました
さて、いよいよグラデーション部分の加工に入ります
グラデーション部分のインレタがディテールアップ用の商品として発売されていたのでそれを使います
2つのメーカーから出ており、両方買ってじっくり見て検討した結果、京神模型のインレタを使うことにしました
ちゃんと実車と同じ数だけドットを打っているらしく、青とクリームのバランスがちょうど良かったのと、色合いもイメージにぴったりだったのが理由です
インレタを転写するのも得意ではない上に、こんなに面積の広いインレタを転写するのが初めて、しかも車両の顔という一番目立つ部分なのでかなり緊張しましたが、ちゃんと転写部分だけをカッターで切り出し、マスキングテープで仮止めして、覚悟を決めて擦ると…
※横須賀線の奥にある複線の高架線はレイアウトの都合上設置してあるもので、実際の区間には存在しません。手前の4線が再現です。
正解は…次回の記事に書きます(笑)
こんな感じです
TOMIXのE235系スカ色のNゲージですが、全体的に出来はとてもよかったです
多少気になる点はありますが、それを補える商品が多く出ているのも魅力ですね(別メーカーですが…)
特にF-01編成を再現したいと思っている私にはとてもいい製品でした
最後にTOMIXのE235系スカ色F-01編成の写真を1枚
ではまた
OLIVE