【目次】2021/4/17〜4/18 奥出雲おろち号 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(貴重な列車の運命やいかに?)

 

先日,当ブログでは「【報道】さらば奥出雲おろち号???」「【報道】芸備東線も廃止待ったなしか??」の記事を書きましたが,その後もJR西日本と沿線自治体の対話が次々と報道されており,芸備線・木次線の輸送適正化(=ほぼ廃止)をしたいJR西日本と,費用を出してでも列車・路線の現状維持をしたい沿線自治体の構図となっています.JR西日本は今や民間企業ですので,自治体から「新たな観光列車を自前で用意して路線を維持したい」と提案があっても断ることはありうることです.

一方,「奥出雲おろち号」に使用する車両は老朽化が進み,前回の全検も以下のように表示されていますので,鉄道事業者として安全とは言い難い列車をいつまでも運行させることはあってはなりません.

  • スハフ12 801:30-3
  • スハフ13 801:28-2
  • DE15 2558   :27-9
2023年9月でDE15の,2024年2月で「スハフ13 801」の全般検査期限が切れてしまいます.ので,長く運行するにしても2023年が限度であったということです.
 
このような噂は近年流れており,ついに,筆者も「奥出雲おろち号」の乗車を敢行することになりました.コロナ禍以降では初の本格的な県外移動であり,感染防止に考慮しつつ,なんとか体調を崩さずに帰ることができました.筆者の「奥出雲おろち号」の乗車は2012年以来2度目となりますが,時期・スマホの普及などにより,全く異なる体験をすることとなりました.
(2012年の乗車記を「金屋代かずおのお部屋」で扱う予定はありません)
 
なお,アプローチには芸備線経由の普通乗車券を用い,伯備線を経由しながら「WEST EXPRESS 銀河」「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」も見送りながら向かいましたので,一緒に紹介します.
 
旅行記は広島駅発着で記載し,更新次第,以下に記事を並べる予定です.完結後,この記事の日付を変更します(7/6になる予定です).

4/17

経路1:広島・芸備・備中神代・伯備・伯耆大山・山陰・出雲市
経路2:備中神代・伯備・新見
経路3:新見・伯備・備中神代

4/18

経路1:出雲市・山陰・宍道・木次・備後落合・芸備・広島
経路2:(記事内で紹介します)
経路3:(経路2の折り返しです)
 
なお,この旅行記は2記事に1記事程度のペースで更新します.
 
元々「奥出雲おろち号」の去就を取り上げる予定であった「【特集】奥出雲おろち号」でしたが,去就が問題になっていることは列車のみならず車両・路線にも及ぶという事態になっていたことになり,変更はしないものの,実質「【特集】12系・木次線・芸備線」になってしまっています.
一連の記事を皆様の乗車・撮影に役立てていただければ幸いです.
使用する予定の画像を一部公開します.