先週の事です。天気も良いため、愛車でドライブすることにしました。


長距離を走るつもりは無く、近場で楽しめる場所へ。あわよくば撮り鉄もしたいところです。



今回はJR羽越線〝折渡駅〟へ向かいました!




ここは秋田県由利本荘にある羽越線の駅の1つです。海側を走る国道7号よりも少し内陸に入ったところにあります。

・折渡駅 駅舎

駅舎というか、なんというか.......まるで事務所みたいな面持ちです。




・待合室は.....
扉を空けると待合室があります。他にも水場やロッカーなどがあり、待合室というよりも現場の控え室のよう。奥にも扉があり、どうやら鉄道の保安施設としての役目もあるようです。



秋田~酒田間の運賃表


発車時刻表
秋田方面への下り列車の本数はそれなりにあるようですが........酒田方面への上り列車の本数は絶望的です。

ここはローカル線ではなく羽越線ですよ。列車もそれなりに走っているのですが、ご覧の通りです。
その理由はこの折渡駅は元々は、信号場であったものをJR化後に駅へと昇格したものだからです。信号場の頃から客扱いしていたそうで、複線化された際に無人化されました。

ですので、大半の列車は停車することなく通過していきます。




・ホームへ
写真の右手にある駅舎を出るとすぐにホームへの階段があります。


ホームは数年前に新しくしたそうで、秘境駅?とは言えないくらい立派な2面2線のホームです。写真奥側が秋田方面です。


反対の酒田方面。写真の中央に白い駅舎が見えますね。


ご覧の通りにホーム間の往来には階段などはありませんので.........
線路を渡って反対側のホームに向かいます。右手の看板にも注意書きがありますが、停車する列車はごく僅かですが、通過列車はたくさんあります。特に貨物列車の往来が多い区間ですから、横断には注意が必要です。





通路から秋田側
右に大きくカーブして海側を目指します。


反対の酒田側
この奥には折渡峠があり、すぐにトンネルがあります。



通路を渡った反対側にも親切に待合室があります。
利用する人がほとんど居ない駅なので、待合室は駅舎側にあるもので十分であると思うのですが.........


中の様子です。とてもシンプルです。駅の待合室というよりもバス停に近い雰囲気です。






・ちょっと撮り鉄

お馴染みのEF510レッドサンダー。羽越線の顔とも言えるほど頻繁に見かけます。



こちらは動画です。E653系いなほ号ハマナス色編成。列車が接近した際のブザー音に注意してご覧下さい。




この折渡駅は列車ではアクセスしづらいですが、車では簡単に行くことができます。
この先の折渡峠は千体地蔵が有名です。山の斜面にお地蔵さんをたくさん並べた遊歩道があり、お土産屋さんもあります。

さらに峠を下った先には〝道の駅大内〟があります。この道の駅はJR羽後岩谷駅と繋がっており、折渡駅で離れた羽越線と再び合流するという事になります。

ドライブで鉄分補給するにはちょうど良い場所ですよ。



本当の秘境駅と言う訳ではないと思いますが、列車本数は秘境駅並みの折渡駅のざっくりとした紹介でした。