前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2021/06/06/111800
残りの一両を作ります。
格安の3DプリンタでヌルヌルのPLA材料で出力したパーツは、ガタガタで芯材としてしか使えません。上に瞬着パテを塗ってひたすらヤスリがけします。それでもゼロから材料を切り出すより楽です。たぶん。。。
これはもしかして一発でちゃんと整形できる優秀な光造形プリンタか、ABS材料を使える高級品を買えば、どんな車両も作り放題なのでしょうか。あとはモデリングの腕次第となりますが、今回のシルフィードのように特異な形状であれば、多少違ってもそれにしか見えない利点があると思います。
プラ板を使いつつ、大まかな形を作ります。
表面の塗装などは何度でも修正すれば良いのですが、もともとの骨格の歪みは直すのが大変です。前回の中間車は全幅が大きすぎるという痛恨のミスでした。
今回はかなり慎重にやりましたが、それでも少し歪んでしまいました。
パテとヤスリで整えて塗装します。
最初の一両は勢いで作れる面がありますが、同じものを2つ作ると、最初のものに似せる必要があり、いらぬ苦労があります。前より改善点があっても、それをしてしまうと前のものを修正しなくてはなりません。
運転台窓は前面だけをロマンスカーのものを複製してレジンで作ります。おゆまるは便利です。
展望窓を現物合わせで作ります。
まわりに太めの黒い枠をマジックで描き、これを調整することで造形の歪みを誤魔化します。
木工ボンドで固定します。強度はないですが、扱いやすさがピカイチです。
側面も作っていきます。
2つの先頭車を並べてみると、おでこのRや窓の幅などの印象が異なってしまいました、、、。
塗装した上からスティックヤスリでガリガリ削り、できる限り修正します。
少し似てきました。
ヤスリがけして塗り直す作業を何度繰り返したか、、、。
スカートをつけます。
編成っぽくなってきました。
やはり前面窓の印象が違いすぎるので、また剥がして直します。
窓の枠側を黒く塗って、窓を大きく見せます。これでもう一両とのバランスを取ります。本当は2両目の方がうまく行ったのですが、一両目を直せないので、そちらに合わせるしかありません。
窓枠は油性マジックで描いているので、シール剥がし液で綺麗にします。この薬品はオレンジのよい匂いの上に、瞬着の白化を消せたりするので便利です。
フルスクラッチのそもそもの形状の歪みを、窓枠側の黒色タッチアップと、ガラスパーツ側の外枠描きの太さでうまくバランスさせながら、なんとか誤魔化します。
あまり進んでいませんが続きます↓
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