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テーマ:鉄道(22002)
カテゴリ:筑豊本線
本城駅(ほんじょうえき)は福岡県北九州市八幡西区力丸町にあるJR九州・筑豊本線(若松線)の駅です。
駅番号はJE02。 島式ホーム1面2線を有する地上駅で橋上駅舎を有し、高架式の駐輪場が併設されています。 1969年(昭和44年)まで設置されていた本城信号場付近に建設されています。 当駅の建設により周囲の道路が再整備され、以前は国道で分断されて大きく回り道をしなければならなかったところにも信号機と横断歩道がついて渡れるようになりました。 橋上駅舎を自転車も通れる歩道橋として使えるほか、小規模の整備が各所で行われ、歩行者にとっては非常に便が良くなったようです。 本城駅の2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は1121人です。 本城駅は筑豊本線(若松線)の中では2003年(平成15年)3月に開業した比較的新しい駅で開業してからほぼ1日平均乗車人員は1000人を超えているのですが、2017年(平成29年)3月に若松駅~新入駅の間(折尾駅を除く)の10駅と共に駅遠隔案内システム「ANSWER」の導入に伴い無人化されています。 本城駅の隣は折尾駅ですが、折尾駅前から洞海湾沿いに堀川という川が流れていて今は暗渠となっていますが、細々とコンクリートに囲まれた小さな川のような堀があり本城駅近くにもそれを見ることができます。 この堀川は江戸時代に藩米輸送のために黒田藩が掘削した運河でしたが、明治維新で藩がなくなり、ちょうど時を同じくして石炭採掘がはじまると、この堀川は石炭輸送の五平太船の通路になって若松港まで石炭を運んでいました。 しかし1890年代に筑豊本線に列車が走り始めると船で石炭を運ぶことは非効率となり、石炭を輸送する主役は列車に奪われてしまいました。 そして、その石炭輸送で栄えた筑豊本線も、今は昔となり、列車を利用する人は年々減り続けており、車社会に今度は主役を奪われつつあります。 【中古】五平太船 鉄道模型 Nゲージ専門ショップ 通販 → ミッドナイン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.13 19:24:18
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