あいの風とやま鉄道の観光列車「一万三千尺物語」の乗車記を全4回でお伝えしています。
その①では概要や車両の外観を、
今回その②では、車内の様子をお伝えします。
■車内(1号車)
「一万三千尺物語」は3両編成。
両端の1号車と3号車が客席、中央の2号車が厨房と売店になっています。
天井や床、テーブルなどの内装には、富山県産の「ひみ里山杉」がふんだんに使われていて、落ち着いた空間に仕上がっています。
まず1号車からご紹介します。
こちらは、立山連峰側(山側)を向いたカウンター席があるのが特徴。
1号の「富山湾鮨コース」なら、お寿司屋さんのカウンター席で頂いている気分になれますね。
カウンター席では、特に大型窓で眺望が抜群な1号車12E.13E席がおすすめです😊
この列車の座席は、かなりの肉厚で幅も広くて座り心地抜群です😆
0系新幹線みたいなカラーリングだと思ったのは、私だけでしょうか。
冬にはコートが必須な土地柄ということもあって、車内にはコートラックも完備。
冬には大活躍しそうですね。
戸袋窓や二段窓になってしまう席など、見取り図だけではわからない構造になっています。

カウンター席の端には、「一万三千尺物語」限定名誉車掌というライチョウが鎮座。
ライチョウの下にある籠の中身は、実際にご乗車された際にご確認ください🤫
■車内(3号車)
3号車は、立山連峰側に2人用、富山湾側に4人用の座席配置です。
1号車と逆の配置になっているがいいですね。

海側、山側どちらがいいのか、一概に決めにくいのがこの列車の特徴。
立山連峰がきれいに見えるならば、山側をおすすめしたいところですが、天気の関係で見えないなら海側も選択肢かと🤔

■座席選び
「一万三千尺物語」では、予約の際に座席番号を指定できるのが大きなメリットです。
以下の写真のように、一枚窓になっている席もあれば、、、。

(3号車7AB.8AB席)
この記念撮影ボートは「ひみ里山杉」の間伐材で作られていて、それなりの重さがありますので持つときにはお気を付けください。
ドラえもんが気持ち良さそうにお昼寝しているのが、何とも可愛らしいです。
なぜドラえもんかというと、作者の藤子不二雄先生が、富山県高岡市と氷見市の出身だからです。
お料理など、出発後の様子はその③でお伝えします。
次回もお楽しみに。