2012年6月の福岡・大分旅 | ハンター湘南の旅ブログ

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またまた過去記事

6月は日が長く、また観光客が少ないので、遠征することが多かった

ああ、早く九州へ行きたい

 

以下、2012年6月の記事を再編したものです(大きいサイズの画像は、今回初掲載)

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羽田空港朝一発の大分行きソラシドエアー(SNA)で出発。
羽田が悪天候で直前になって突然、滑走路変更があり、30分遅れの出発。

滑走路にはシンガポール航空・スターフライヤー・スカイマーク・JALエクスプレスと並び、ブリティッシュエアウェイズとすれ違い、羽田でこれほどバラエティに富んだ光景は見たことがない。



広島県福山市、鞆の浦上空

岩国上空付近で降下を始め、間もなく大分に着陸。

 

 

見事に晴れていた。

 


時刻表の索引地図に慣れている鉄道ファンには凄く違和感があるが、国東半島にある大分空港は、岩国の目と鼻の先にあるのだ。
私も、初めての時は機材トラブルで宇部に緊急着陸でもするかと思ったほどだ。


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大分空港に到着

 


飛行機は遅れたが、まだ1時間近い間合いがあり、空港をじっくり見物。

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国内唯一のホバークラフト廃線跡はそのまま残っていて、復活しようと思えば出来そう。

さて、今日の宿泊地は小倉。


北九州空港のほうが断然近いが、1か月前の時点ではアクセス代金を加えても、早朝の大分便のほうが安かったし、日豊本線に乗りたかったという理由もある。

宇佐・中津方面行きのリムジンバスは、古びた感じの観光バス(大交北部バス)


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中津行き「ノースライナー」


後続到着便の遅れの影響で15分の遅れで出発。

バスは大分の県道34号線をひた走って国東半島を横切り、途中では地元客の乗り降りもあり、のんびりムード。
バスの種別も「快速」と、なんだか遠慮がち。

 

途中の豊後高田バスターミナルは、ローカル私鉄の終着駅の雰囲気がそのまま残っていた。

(帰宅後に調べたら、昭和40年まで鉄道が通っていたことが判明)

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豊後高田バスターミナルは、駅の雰囲気そのまま

今回は通過だが、今度は昭和レトロな街並みも見に行きたい


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中津駅で電車に乗り換え
ここからはJR鈍行列車の旅、幸い、転換クロスシートの車両だ。


福岡県に入り、南行橋では、テストなのか、昼過ぎに早くも高校生がまとめて乗ってきた。

京築地区外からの通学も意外と多かった。

築城、新田原(しんでんばる)と航空ファンが反応しそうな駅が続く。
新田原(にゅうたばる)基地は宮崎県にあり、よく間違えられる。



小倉に到着し、すぐに接続する門司港行きに乗り継いだ。

意外と長い編成はがら空き。

ゆっくりと門司港に到着。


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やはり何度見てもいいですね

言わずと知れた重要文化財の駅舎がどっしりと構え、駅舎内も随所にレトロモードが感じられ、懐かしい雰囲気にやさしく包まれ、旅の疲れが一気に吹き飛んだ気がした。

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門司港は九州の始発駅


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駅舎内もレトロ仕様で、芸が細かい


レトロな建造物か残る、門司港駅前

 

近年、駅周辺は「門司港レトロ」として観光地化して、イメチェンしたが、鉄道ファンとしては、「九州鉄道記念館」を是非見学したい。

 

300円の入場料を払って中へ入る

 

 

 

 


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鉄道文化館の本館は昔のレンガ造りの建物を流用


屋外展示と館内展示があり、企画展「九州を走ったSL」は見応えがあった。


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C59634

愛称は「ごくろうさんよ」とか

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何気に、私のお気に入りは、これ

セラ1


 

その記念館のそばからは「門司港レトロライン」というトロッコ列車も出ている。
あいにく今日は平日のため運休だが、こちらは次回の楽しみとして、線路に沿って郵便局に寄りながら歩いた。



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門司港レトロラインは、貨物引き込み線の雰囲気がそのまま残る

 


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まるで田浦の引き込み線

(終着は、これまた偶然「田の浦」だったりする)

 


門司港駅から、めかり公園方面へ歩き、関門人道トンネル入口へ。


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東側に向かって激しい潮の流れが見られた

まるで「走り水」だ


かねてからの懸案だった、本州~九州の徒歩横断を実行しよう。

 

専用エレベーターで地下に降り、徒歩わずか12分と、あっけなかった。


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いよいよトンネルへ

 


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歓喜の瞬間!?


トンネルの徒歩通行は無料で、本州~九州をまたにかけてジョギングを楽しむ人も多いことを知った。


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下関側から海峡をのぞむ


下関側のトンネル出口からサンデンバスに乗り、唐戸へ。


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唐戸にある、現役最古の局舎を有するレトロな南部町郵便局での貯金は間に合った。


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最古の郵便局舎(向かって左側)

 


唐戸はふぐの水揚げで有名で、歴史の古い町でもある。



 

 

さて、今度は唐戸から船で門司港へ渡る。

 




せっかく本州に渡ったのに直ぐに戻るのも何なんで、船を2台見送って、結局17時近い便に乗船することにした。

 


乗船客は関門間でグルメを楽しむ観光客がメインで、16年前に目撃した、唐戸にある梅光女学院の通学定期客は、1時間の間に全く見られず、行き先も「門司港」から「門司港レトロ」に名称が変わり、生活路線から観光路線へ変わってしまったようだ。

門司港からは電車で小倉へ出て、今度は北九州都市モノレールに乗ってみた。


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モノレールは小倉駅内にめり込むように乗り入れている

 


競馬場前から先はまだ乗っていなかった初乗り区間で、企救丘到着で完乗達成。

企救丘は日田彦山線の志井公園駅が近いので、趣向を変えて、ディーゼルカーで小倉に戻った。

小倉のホテルの部屋からは新幹線から在来線からモノレールまで、絶好のトレインビュー!



19時18分頃だったか、偶然500系新幹線が現れた。
九州の6月はまだ明るい。


 

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突如現れた、500系新幹線「こだま」

 

以上、2012年6月の記事(再編集)でした

 

 

 

 

 

以下、余談&独り言ですが

 

6月20日のテレビ予告を見て、ネットでいろいろ探っていたら、

北九州市も含め、下関市周辺のあちこちで100年間見られたものが2021年3月で消えていたことを、今知った。

3年前に始まっていた移行になぜ気づかなかった?

何だか下関に東京(北品川周辺)の香りが・・・残念

また一つ大正・昭和が消えた・・・

古いほうで歌を聴きたかった・・・

この時撮った下関の写真をチェックしたが、写りこんでるものは無かったか。

もう少し唐戸周辺を歩いていれば・・・

(すいませんが、ネタバレ防止のため、具体的には書きません)