ちょっと皆様にご報告です(^^) | 美軌模型店の待合室

美軌模型店の待合室

ようこそお越し下さいました!

店主の工作日記や、お客様の作品などを紹介しています。
一緒に工作を楽しみましょう!(^^)/

皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

今日は153系の話をお休みします。

いやー、かなり真剣に作業しているんですけどね。

同じ作業の繰り返しに

まだ少し時間がかかります。

やはり一気に8両というのは

私には長すぎるようです(笑)

 

というわけで本日は雑談日です。

ツイッターでは時折つぶやいておりましたので

既視感のある話だな、と思われる方も

少なからずいらっしゃるかとは思いますが

 

現在、ステッカーの新製品発売に向け

時間を作っては原稿をまとめています。

これまでご用意してまいりましたのは

主に方向幕を中心として

「特急・急行シリーズ」

「快速シリーズ」

「普通列車シリーズ」

 

長い時を経て

昨年ようやく出そろった

「行先サボシリーズ」の青と白。

 

いずれも北から南まで

「乗りつぶし」を行っているのには

ちょっとしたワケがありましてね。

行先サボの時は、北海道だけ先行発売したきり

かなり長期間が空いてしまいましたため

店主は北海道しか愛していないのか?

と、南の国から疑惑の目を向けられましたが

そういう事では決してなく(笑)

 

先頭を切るのは常に北端から、

つまり宗谷本線絡みが品番001となるわけですが

そこから南端に向かう間に

予定する全ての列車・分量を均等に割付け、

最後に南端、つまり指宿枕崎線絡みの部分で

ピッタリと全アイテムを

予定した製品数の中に収めないといけない。

 

という中で、

最後まで何が起きるかわからないので

とにかく最後までシリーズが完成しないと

発売にこぎつけられないのです。

 

唯一ほぼ海に隔てられている北海道だけは

他との兼ね合いが殆ど無いので

今回はどうしようか考え中。

 

 

と、なんだか皆様に関係のない

仕事のお悩み相談みたいになってしまいましたね(笑)

 

 

さて、

可能な限り色々なものを収録するのが

ウチのステッカーの特色でもありますので

かなりマニアックな列車やサボも

中には登場します(^^)

 

例えばこれ。

士幌線と広尾線を直通した

今となっては夢幻のような急行列車「大平原」号。

実際には恐らく単行かせいぜい2両編成で

運転されていたローカル急行のはずで

時刻表の記載にも指定席マークはありませんが

こうしたものは

「無かったことは証明できない」んですよね。

なので、スペースの許す限り

皆様にお楽しみいただけるようにしたいと思います。

 

だって、

「無かったとは100%言い切れない」を逆手に取り、

編成の長い急行大平原号を走らせて

歴史のタラレバを楽しむのも

模型ならではですものね(^^)

 

なお、盛り込むのとは逆に

削る話も無くはありませんので

少し寂しい話も書いておきますが

 

60年代後半の準急廃止時期以前に

準急のみ運行した列車のサボは

時期的にこの新しいタイプの赤白愛称板は

存在しなかった可能性が高いと思います。

 

スペースがあれば掲載しますが

例えばこの赤白の「しほろ」は

フィクションである可能性が高く

もしかしたらこのブログ原稿限りで

ボツになるかもしれません。

 

すべては割付次第。さて運命やいかに・・。

 

そうそう。フィクションといえば

今回の「急行・準急サボ」シリーズには

おおいなるフィクションを盛り込みます。

 

それは、ヘッドマークの色です。

例えばこれ。

手持ちの書籍から取り込んだ写真です。

(出典:キャンブックス「国鉄準急列車物語」)

なんという、味わい深い絵と字体でしょう!

これは是非模型でも再現したくなります。

 

ところが、

いかんせん60年も前の列車の話です。

カラー写真なんて、極めて限られています。

そうしたものを、資料不足を理由に

このまま忘却されてもいいものかどうか?

 

これは、

あくまでもカラーリングが私の独断による

推定であると明記した上で

それでも可能な限り再現した方が良いと思うのです。

 

私が想像する「ノサップ」のヘッドマークがこちら。

Nゲージの現物は直径4.5mmですし

トレースの限界もありますから、

それなりに適正化して端折っているのはさておき

夕陽がウリの観光地ならともかく

モチーフはノサップ岬。

海が赤かったり、空がオレンジである可能性は

極めて低いと思います。

灯台は実物の風景のとおり真っ白、

陸地を上の白黒写真の明度に合わせた緑系と仮定すると

色は自然とこのように落とし込む事ができました。

 

雲の色は迷いましたね。

グレーかとも思いましたが

それで作画してみたら気持ち悪かったので(笑)

色調を周りに合わせてみました。

 

当たらずとも遠からず、

ではないでしょうか。(^^)

 

この手法で言いますと

中にはわかりにくいものもあります。

この日、続けて彩色したのが

同じ本に掲載されていた「摩周」。

 

これも風景の色は

自然に配色されていると考えると

恐らくこんな感じだとは思うのですが

摩周、MASHUともに

文字色がさっぱりわかりません。

濃色であるのは見て取れ、

湖と重なるので青系ではないものと思われます。

すると黒系か赤系かな、といったところですが

黒にしてみたら何故かイマイチ視認性が悪いので

赤で作ってみた、という思考回路です。

 

「たるまえ」に至っては

もはや考えられるパターンが多すぎて

どうしたものか判断に困りましたが

実は塗り絵の出来としては

本人は結構気に入っているという(笑)

入手した写真がかなり鮮明でしたので

トレースは正確なはずですが

実は「たるまえ」は

機関車用のヘッドマークと客車用のテールマークで

なんとデザインが違っていたようなんですね!

 

ウソくさいものを2つ作っても

意義は薄いものと考え、

たぶん上記のデザイン1種類のみ

収録する事になると思います。


 

ヘッドマーク等に関してはこんな感じで、

不明なものは積極的にアップして

皆様にお見せしながら作りましょうかね??

 

手元の書籍、

自分で撮ったり集めたりした写真、

ネット上の画像や資料などフル動員で作っています。

手探りの部分が多いのですが

なんとかモノになるよう頑張っております。

 

皆様からの色情報も大歓迎です。

但し、「インチキなものを作るな!」

とおっしゃらないで下さいね。

上記のような趣旨ですので(^^)

 

 

153系の色塗りが遅々として進まないので

明日も雑談デーになるかと思います。

ではでは(^^ゞ

 

-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-

 

美軌模型店公式Facebookページ開設しました!https://www.facebook.com/makingrail/

皆様のいいね!とフォロー、

どうぞ宜しくお願い致します(^^)
-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-

「いいね!」と思ったら、おひとつクリック!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村

鉄道コム  鉄道コム


応援よろしくお願いします(*^^*)

-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-☆☆-

工作記大募集中!!

あなたの作品を発表してみませんか?
美軌模型店サイト「みんなの工作室」は、模型屋さんのショウウウィンドウのように、お客様同士で作品を見たり飾ったりするのをお楽しみいただくコーナーです。
当店製品に何か関連があるものでしたら、車両・レイアウトなどジャンルは問いません。
もちろん初心者からベテランまで大歓迎!
ご応募の方に粗品進呈中です。どしどしご応募くださいね!

>>>詳しくはこちらまで!

↓↓「みんなの工作室」は、こちらからどうぞ
集電加工&電子工作編!!

きらめきライト工作 「水平型&垂直型」編!!

きらめきライト工作 「ピコ&ピコデュアル」編!!

きらめきライト工作 「室内灯&Bトレイン」編!!
ディテールアップ編!!