西鉄バス佐賀営業所(西鉄バス佐賀佐賀本社)に所属します高速車両と言いますと、これまでも当ブログでもご紹介しておりましたように、いずれの車両も福岡~佐賀線「わかくす号」、福岡空港~佐賀線で運行されておりまして、天神界隈・福岡空港でその姿を見る事ができております。
これら車両も、上の画像にもありますように日野セレガ(8313・2TG-RU1ASDA)やいすゞガーラ(1121・QTG-RU1ASCJ)の通称「セレガーラ」と言ったハイデッカー車両が主となっております。
やはり、これまでの西日本車体(西工)B型架装車(B高車)としますと、ハイデッカーでもある事からトランク容量も広くなっておりまして、その分スーツケースなどを多く積む事ができる利点も見られております。それほどハイデッカーの方が重宝すると言ってもいいのではないかとも思います。
その一方、台数を減らしておりますのが画像のB高車でありますが、佐賀営業所に所属しておりました車はKL-規制の日産ディーゼルスペースランナーUAを中心にスクールバスに転用される車が見られておりまして、福岡地区に転属した車は古参の西工S型架装車を置き換えておりますし、以下画像の車(9365・KL-UA452TAN)も後述のようにスクールバスに転用されております。
さて、今回ご紹介しますのは、そのスクールバスに転用されました車の中で、西鉄バス佐賀に限りまして、これまで収めておりましたスクールバス・特定専用車に転用されました車両を皆様にご紹介してまいります。
さらに、この弘学館スクールバス専用車には、以下画像の同形式であります、佐賀本社所属の9250、鳥栖支社に所属します9248(画像4右側)、そしてその下の画像にあります佐賀本社所属の9362の3台が転用されておりまして、これらもいずれも平成17年式の車でもあります。これらには、「弘学館」のラッピングが表示されておりまして、この姿からも弘学館専用車でもある事が伺わせております。
(佐賀本社所属、9250)
こちらは、神埼市にあります西九州大学のスクールバス(9363・KL-UA452TAN)であります。西九州大学では、ラッピングも施されていない白一色となっておりまして、これまでの「新高速色」時代のイメージとはかけ離れた印象となっております。尚、西九州大学のスクールバスには以下画像の9363と上の画像3の9365(画像は「新高速色」時代)の2台が転用されておりました。
以下画像・最後の画像は、佐賀駅バスセンターに乗り入れております9363であります。この時も、画像のホームから学生さんを乗せまして神埼市にあります西九州大学へと向けて運行されておりました。
尚、この運用はその後終了しまして、2台はいずれも鳥栖支社へ転属しましてスクール運用の予備として存在しておりましたが、今年に入りまして運用を離脱、現在は目達原発着所にて疎開留置されております。
また、同じく白一色の車では、基山町にあります東明館学園のスクールも鳥栖支社運行で存在しておりまして、主に9364が使用されているようでありまして、このスクール運行、そして後述のアマゾン「Amazon」運用にも入るようでもあります。
そして、そのアマゾン「Amazon」運用に使用されている車であります。それは私もよく利用させていただいております、ネット通販大手でもあります「アマゾン」の鳥栖物流センター(アマゾンワールドインテック鳥栖)の送迎用車両でありますが、これまでもB型路線車での姿は当ブログでもご紹介しましたが、B高車に関しましても、画像の5978と画像はありませんが5979(いずれもPKG-RA274TAN)が使用されております。この車に関しましては、平成21年式と若い方ではありますが転用されておりまして、方向幕からもそれを物語っているようであります。
今回は、西鉄バス佐賀で見られますスクールバス・特定運用に転用されたB高車に関しましてご紹介しましたが、スクールバスの場合転用されておりますB高車も、トップドア・リクライニングシートと言う特性が合っているのではないかとも思います。やはり距離によりましては佐賀~久留米など長い距離を走らないといけない場合もありますので、それを考えますと転用もふさわしい所でもあります。尚、それ以外にも福岡地区には特別支援学校の専用車に転用された車も存在しておりますが、高速路線バスの専用車としての座から降りた事は残念な所ではありますが、これからも生徒さんやお勤めの方の足としての姿を見せていただきたいものです。