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テーマ:鉄道(21915)
カテゴリ:筑豊本線
天道駅(てんとうえき)は福岡県飯塚市天道にあるJR九州・筑豊本線(福北ゆたか線)の駅です。
駅番号はJC12。 相対式ホーム2面2線を有する地上駅で互いのホームは跨線橋で連絡しています。 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は566人です。 2009年度(平成21年度)の1日平均乗車人員は501人、2014年度(平成26年度)の1日平均乗車人員は534人で年々少しずつ増加しているのですが、駅の方は2015年(平成27年)3月14日に無人化されてしまいました。 1901年(明治34年)12月9日、九州鉄道が開設しています。 1907年(明治40年)7月1日、九州鉄道が国有化され、帝国鉄道庁の所管になっています。 1929年(昭和4年)12月7日、筑前内野駅~原田駅の間が全通し筑豊本線に命名編入される。 2003年(平成15年)3月23日、駅舎が改築され現在の駅舎となりました。 旧穂波町が飯塚市に合併する時点で同町にあった唯一の鉄道駅でしたが、役場からは南に約2キロ離れています。 天道駅の周辺には天道神社という神社があり、ここから地名および駅名の由来がきているそうです。 駅の裏には大将陣公園という標高112メートルの大将陣山に作られた自然の豊かな公園があります。 公園からは飯塚市を一望できる絶好のビュースポットとなっています。 この「大将陣」と呼ばれるようになった由来は、平安時代の941年(天慶4年)に源道仲が藤原純友の反乱討伐の勅命を受け、源道仲がこの山で神の加護によって敵を打ち倒そうと勧請(かんじょう)したことから「大将陣山」と呼ばれるようになったとのことです。 勧請とは神仏の来臨や神託を祈り願うことですが、この時、源道仲は西麓に日天子を勧請し天道のご加護により勝利を祈願したと言われています。 要するに天道とは、太陽が天空を通過する道のことで、反乱軍の藤原純友との戦いに勝つために源道仲は太陽の神様に祈ったということでしょうか。 ちなみに藤原純友は平安時代中期、瀬戸内で朝廷に対し反乱を起こしたことで知られいますが、同じ時期に関東の方では、死んでから首が飛んだことで有名な平将門がいて、藤原純友の乱は関東で平将門が起こした乱と併せて承平天慶の乱と呼ばれています。 この時代は京の都もかなり荒れていたみたいで日本の東西に大きな反乱がおきたのでしょうね、羅生門の世界を思い出させます。 【中古】学習まんが物語 人物日本の歴史 4 「平将門◆藤原純友」「紫式部」「源義家」3冊セット 鉄道模型 Nゲージ専門ショップ 通販 → ミッドナイン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.08 19:40:22
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