馬橋駅から流鉄流山線に乗り換え。ちなみにこの『流鉄』というのは略称ではなく正式名称で、この路線の運営会社は流鉄株式会社といいます。『流鉄』だけでは何の会社か、そもそも会社名なのかイマイチよくわかりませんが、2008年(平成20年)に、それまでの総武流山電鉄から社名を変更し、現在に至るとのこと。とにかくこれから、その流鉄の全駅下車を目指そうと思います。

 

まずは起点の馬橋駅で、1日フリーきっぷを購入。料金は\500と格安のため、ついでにお土産としてクリアファイルなども合わせて購入し、ささやかながら売り上げに貢献することにします。

 

 

駅名標からもわかる通り、この流鉄流山線は起点と終点を入れてもわずか6駅、路線長も5.7kmと非常に小規模なものとなっています。この路線には過去に一度完乗済。その時に馬橋駅幸谷駅流山駅は訪問済みです。ただ今回はフリーきっぷを利用することもあり、全6駅を制覇しようと思います。

 

まず手始めに13時18分発の列車に乗り2駅先の小金城趾駅へ。オレンジと水色という独特のカラーリングをした流星号に乗り、発車を待ちます。

 

 

2両編成の車内に乗客は数人、といった状況で馬橋駅を発車。JR新松戸駅と接続する幸谷駅を過ぎ、小金城趾駅には13時23分の到着です。

 

 

ごく小規模な橋上駅舎。ホームは1面2線で、流鉄では唯一の交換可能駅となっているようです。

 

 

駅周辺をぐるっと一周し、川越しにその橋上駅舎を臨みます。

 

 

駅舎から見下ろすホーム。住宅地にある駅ではありますが、正直あまり活気があるようには思えませんでした。

 

 

城好きの私としては、駅名にもなっている『小金城』とやらに興味はあったものの、周囲にそれらしきものは見当たりませんでした。帰宅後に調べてみると、城跡の一部が公園として整備されているとのことですが、駅からはやや離れた場所にあるようです。これは残念。よくある駅名詐欺の元祖ともいえる存在でしょうか。

 

続いて13時44分発の列車に乗り、お隣鰭ヶ崎駅へ。

 

 

 

『ひれがさき』と読みますが、『鰭』という字は初めて見ました。初見ではまず読めず、読みは覚えたとしても絶対に書けない感じでしょう。

 

この駅にはすぐ近くに東福寺という寺院があり、そこまで歩いてみることにしました。それにしても京都にある有名寺院と同じ名前とは、どんなものかちょっとだけ楽しみです。

 

距離的には近いはずですが道が入り組んでおり、少し迷いつつなんとか無事に東福寺に到着。

 

 

 

 

 

小規模ながら由緒ある寺院のようで、参拝客もチラホラ見ることができました。残念ながら御朱印はいただけず、お参りのみを済ませ鰭ヶ崎駅へ戻ります。

 

次は鰭ヶ崎発14時06分の列車に乗り、1駅隣の平和台駅を目指します。