KATO 10-1674 英国鉄道Class 800/2 LNER "AZUMA" | 金屋代かずおのお部屋

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(「あずま」はこっちだけ)

 

GWRに続き,やはりこちらのClass 800も買ってしまいました.

本日は5/31にメーカーから出荷され(6/1以降に発売され)た「Class 800/2 LNER "AZUMA"」を紹介します.KATOのClass 800は2020年度の決算製品であり,GWRのリコールなどの関係でギリギリのスケジュールではありましたが,なんとか決算に間に合いました.

GWRはロンドンからウェールズ方面への運行ですが,LNERはハリーポッターにも登場する「キングス・クロス駅」からスコットランド方面への運行であり,いずれもイギリスの最重要幹線と言えます.LNER用のClass 800は,以前の「ヴァージン・トレインズ・イースト・コースト」社に納入された際に「AZUMA」という愛称がついています.日本語で"East"を意味する言葉をそのまま愛称に持ってきているあたり,この車両への期待は高かったと言えます.

窓周りに赤ラインが配られてたり,白地に黄色の警戒色がついていたりするあたり,ますます日本の列車のようなデザインに見えます.連想される「885系」も日立製です.

一方の先頭車は1等車であり,ギャレーがついています.

B号車はGWR編成とは異なり,ビュフェがついています.模型では動力車です.

D号車はきちんと2等・1等は作り分けられていますので,ご安心ください.なお,GWRのエラーは既に対応が開始されています.

GWRとLNERのClass 800が同じ場所で実車が並ぶことはありませんが,模型では連結もできます.画像は長いドローバーを使っています.

 

実車は車体に亀裂が入っていることで運休となっていますが,車体のジャッキポイントに亀裂が入っているなど調査が進みつつあります.日本企業の底力を見せ,早く通常運用に戻ることを期待しています.

模型としては9両編成,電化区間専用のClass 801・その改良型Class 803,非電化区間をより長く走行できるようになったClass 802にも期待します.おそらくあと1本は導入すると思います.