第1425回('21) 彦根駅と米原駅を降り鉄。醒ケ井駅も訪問 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2021年4月10日、この日は『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』(2,500円)を使用して滋賀県を乗り鉄しました。前年末に下車できなかった琵琶湖線の駅を中心に降り鉄していきました。
しかし、『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』ですが、自宅の最寄駅である加古川駅はエリアに入っているものの、加古川駅で購入はできないという、私にとっても腹立たしい一面もあるきっぷで、結局は最も近い発売駅である西明石駅で購入(正式には受取)する形になりました。
 
今回は後半の内容です。
南彦根駅で昼食後は、琵琶湖線の彦根駅と米原駅でも降り鉄しました。米原駅では入場券を購入して東海道新幹線の駅も観察しました。
その後は別途きっぷを購入して『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』のエリア外にあるJR東海・醒ケ井駅も訪問しました。
醒ケ井駅を訪問後は普通列車と新快速を乗り継いで兵庫県加古川市の自宅へと帰りました。
 
今回の日程 2021年4月10日  (土)   【後半】
 
南彦根1210(普通)1213彦根1248(新快速)1253米原1430(東海道本線)1435醒ケ井1510(下り)1516米原1517(琵琶湖線→JR京都線→JR神戸線・新快速)1739加古川  
 
【帰宅】
 
南彦根駅からは12時10分発の上り普通・米原行きに乗車しました。223系8連で、乗り込んだ最後部車両はガラガラで、転換クロスシート窓側席に着席しました。道中は車窓風景を眺めて過ごし、次駅の彦根駅で下車しました。彦根駅は何度か下車した事がありますが、今回は十数年ぶりの下車です。隣に近江鉄道の駅が併設されています。南彦根駅と似た感じの国鉄テイストな橋上駅舎で、西口駅前は市街地です。彦根城も見えました。彦根城へは行ったことがなく、行こうとも思いましたが、コロナ禍で入れない可能性もあるので今回はパスしました。西口の後は2007年に改札された東口駅前を散策しましたが、新しい街並みが広がっていました。東側の山麓にあった工場は跡地が再開発されて商業施設や住宅になっていて、そこへ延びていた専用線跡は再開発により痕跡が見られませんでした。
 
 

 

 
彦根駅では12時48分発の新快速・近江塩津行きに乗車。223系4連+8連で、私は最後部車両(8連側)へ。車内は空いていて、着席して水分補給をしつつ車窓風景を眺めました。乗車中、前4両が近江塩津行きで、後8両を米原で切り離す旨のアナウンスがありました。前4両は結構な乗車率になっていると思われます。そして新快速は12時53分に米原駅に到着し、私はここで下車しました。
 
 

 
米原駅は東海地方に住んでいた子供時代から何度も来た事がありますが、ほとんどが乗り換え目的で、駅をじっくり観察するのは今回が初めてです。昔はもっと広い構内を有していましたが、今は西側(新幹線側)に集約されています。ホームは3本で、概ね両端のホームが東海道本線、中央のホームが北陸本線です。『しらさぎ』用の681系や、JR東海の311系、313系も見られました。ホームを観察後は改札を出て、まずは東口駅前を散策しました。こちら側に近江鉄道本線の米原駅があります。綺麗なロータリーはあるものの、あまり再開発が進んでおらず空地も見られました。
 
 

 
その後は橋上駅舎へと戻り、西口を観察してから折角なので新幹線の駅も観察する事にしました。入場券を購入して地平のホームを1周しました。その間、何本もの『のぞみ』が通過していきました。
 
 

 
新幹線駅を観察後は出場しましたが、まだ少し時間があるのでこの後どうしようか迷いました。選択肢にあったのは東海道本線をさらに進んでJR東海管内・醒ケ井駅の降り鉄、近江鉄道に乗ってフジテック前駅と鳥居本駅の降り鉄の2択でしたが、迷った結果前者を選択して、醒ケ井駅を訪問する事にしました。醒ケ井駅は『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』のエリア外なので、自動券売機で乗車券(200円)を購入してから再入場しました。入場時、改札口の案内で気づいたのですが、米原駅から乗るのであれば別にICカードでもOKでした…。入場後は東海道本線上りの7・8番のりばへと下り、少し待つと14時30分発の当駅始発普通・大垣行きが入線しました。313系0番台4連で、私は最後部車両の転換クロスシート窓側席に座りました。はじめはガラガラでしたが、少しずつ乗客が増えました。そして京都方面からの新快速が到着すると多くの乗換客が乗り込んできて、たちまち満席になり、立客も発生しました。そういえばこの日は4月10日で、『青春18きっぷ』の利用客が多いかもしれません。まぁ18きっぷ期間でなくても関西圏~中京圏を割安なJR在来線で行き来する人は一定数いますが…。
 
 

 
大垣行きは定刻に発車しました。道中は久しぶりの乗車となる東海道本線の車窓風景を眺めました。そして山々が近づいてくると5分の乗車で醒ヶ井駅へと到着し、私は下車しました。私のほかにもう一人、地元客が下車しました。
 
 

 
醒ケ井駅は何度も通っていますが、私は初めての下車となります。JR東海が管理する東海道本線の駅の中で、最も西にある駅です。駅名標を見ると、まだここは滋賀県なのに一気に中京圏へワープしたような気分になりましたw 尚、醒ケ井駅は簡易委託駅で、窓口でのみ乗車券を発売していますが、駅員不在の時間帯があります。私の出場時はまさに無人の時間帯でした。また、コミュニティセンターが合体した古い駅本屋の正面に新しく見せかけるような壁が設置されいるのが印象的でした。また、駅前は古い住宅地が広がっていましたが、醒井地区は旧中山道の宿場町でした。
 
 

 
駅前散策をしていると、周遊券時代の経由指定地として有名だった醒井養鱒場方面から年配のハイキング客が次々と駅の方に向かってきました、最終的には30人くらいになりましたが、さわやかウォーキングなどの企画でもあったのでしょうか?
 
駅に戻ると、15時を過ぎて駅員が戻ってきました。私は米原駅までの乗車券を購入してから入場しました(米原以遠は『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』を使用)。ICカードにすると一旦米原駅で改札を出ないといけないので、乗車券の方が助かりました。そして15時10分発の下り普通・米原行きに乗車しました。
 
 

 
車両は315系に置き換えられる予定の311系4連で、私は先頭車両に乗り込みましたが満席でした。『青春18きっぷ』シーズンは静岡県区間、相生~岡山、そして今回の大垣~米原は必ず混雑しますね。次が終点なので私はドア脇に陣取り、道中はしばし車窓風景を眺めました。そして6分の乗車で電車は終点の米原駅に到着しました(15:16着)。
 
 

  
米原駅では1分の接続で15時17分発の新快速・播州赤穂行きに乗り継ぎました。1分と言っても同じホームでの乗換だったため、問題ありませんでした。225系8連+223系4連の12両編成で、私は先頭車両(225系)へ。この時点では空いていて、私は窓割と合った転換クロスシート窓側席に座りました。後は加古川駅まで乗りっぱなしですが、乗車時間は結構長いです。
道中は車窓風景を眺めつつ、スマホを操作していました。乗客は少しずつ増え、草津辺りからは加古川までほぼ満席の状態が続きましたが、三ノ宮~明石を除いて混雑する事はなかったです。そして日が傾いてきた17時39分、新快速は定刻通りに加古川駅に到着し、私は居眠りする事なく無事に下車しました。
尚、『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』は加古川駅が利用可能エリアに入っているのですが、発売エリアには入っていないため(最も近い発売駅は西明石駅)、加古川市民にとっては複雑な思いを抱くきっぷであります。まぁ、今回は『春の関西1デイパス』より安く乗り鉄できたので良しとしましょうw
 
 

 
加古川駅で下車後は、そのまま帰宅の途につきました。
 
この後、天候に恵まれなかったり新型コロナウイルスの感染状況が悪化したため、4月下旬からゴールデンウィークにかけて全く乗り鉄ができませんでした…。
早く以前みたいに堂々と旅行できるような状態に戻ってほしいです…。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)