造の蒸気動車のカタチが、同時期の木造院電と同一エポックにあるとすれば、1931年登場の正真正銘の怪獣、キハニ36450の造りは同時期のスカ型モハ32等と相通ずるものがあると思われます。

 

 

しかもこの辺が実に国鉄らしいと思うのは、琵琶湖に出現した怪獣ガスエレクトリックも当初から連結運転を志向していた点で、これは甲武→院デ950系と同じ特徴です。

 

ご丁寧に木造院電を転用した専用のキクハまで従えた凸凹編成は、極めつけに詩情溢れる存在であると思いませんか? ああ…そうですか。

 

 

(註:このパートは捏造ではありません、って書いとかないとまた怒られちゃう)