2021.5.16 レッドアロークラシック池袋・秩父線特別運転① | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

6月5日土曜日、西武新宿→武蔵丘車両検修場→所沢間でのツアー列車をもって、約10年間に及んだ
レッドアロークラシックの華やかな活躍に遂に終止符が打たれた。
4月29日の定期運用終了以降、雨後の筍のように次から次へと特別運転、イベントが決まっていく
特別塗装車両もなかなか珍しいと思ったが、それもこれで本当に一区切りだろうか。

そんな自分も、狭山線、池袋・秩父線、そして新宿線と縦横無尽に乗り、そして撮って…
こんなに1形式の特別塗装車両に関わってきたことは、自分でもかなり珍しい事例になった。

さて、そんな乗って撮ってきた記録は、まだまだたんまり残されている。
5月15日は池袋線内で撮影したのみで終わっていたレッドアロークラシックだったが、翌16日には
きっちり池袋〜西武秩父間通し、往復で特急券をかなり早い段階で押さえていた。

5月15日の記録

前回の狭山線といい、そしてJR東日本の臨時列車といい、妙に乗り鉄の血が騒いでいたらしいw
そしてそれは結局、5月29日土曜日の新宿線特別運転まで続けて付き合うことになる。
こうして、これまでの動きの中でも類稀な5月の濃い行動パターンが完成したのであった。

さて、5月16日日曜日
前日の出庫パターンのネット情報を整理して、最初に向かったのは小手指。
狭山線特別運転終了以降ずっと小手指車両基地に留まり、今回の池袋・秩父線特別運転の入出庫も
小手指で行うことを掴んでいたので、多少寄り道をしつつも向かったのだった。

8:34頃。
基地の中から、見慣れた編成が顔を出し…

ゆっくり1番線に入線。


ただこの日はどういうわけか、撮影の取り組みが中途半端になってきていた。

さんざん9000系撮影で経験を積んでいた割に、撮る場所もなんとなく中途半端。

別に先客が溢れるほどいたわけでもなかったのだが。


とりあえず到着。

後ろから前へ歩く。


横をゆっくり見ながら…

なんて余裕は意外にない。


前に着いたくらいで、すぐに発車していく。


8:37。

僅か3分ほどで、池袋に向けて動き出した。

こうして、後続の急行で追いかけ始めるのだが…


清瀬で追い越し!


意外にも、清瀬でレッドアロークラシックが待避していた。


ただ、ここまでは実は織り込み済みでもある。

続けて、東長崎で待避するらしい。

その情報は知り得ていたのだが、石神井公園で知り合いの姿を見つけ少し焦ってしまった。


石神井公園撮影に変更しようか、それとも元のまま…いいや、えいっ!


そうして飛び乗ってしまったのが、ここまで利用してきた急行だった。

急行電車は、石神井公園を出ると次は終点池袋…


やってもうた!


昨年暮れにも練馬で降りようとして急行誤乗をやらかしていて、今回が2回目の失態。

快速急行と急行の停車駅の関係性が、なかなか掴めなくて参る。


しかし、ダイヤを調べ直すと、池袋到着後2分の待ち合わせで各駅停車がある。

それに乗れば、回送がギリギリ東長崎に到着してくるところに間に合う可能性が。

階段の上下がハイリスクではあったが、早足移動をどうにかこなし、東長崎駅に戻ることに成功!


そして、乗ってきた各停が発車して、本当にすぐだった。

レッドアロークラシック、接近!

9:17にちょうどなった頃。


4番線にゆっくり入ってきた。
こんな進入場面を撮るのは、これが最初で最後。

9:30に定期ちちぶ号が池袋駅特急ホームから発車するため、その空きを待つ。


普段は特急停車は皆無な東長崎駅。

特急どころか各停しか止まらない駅が、一時賑やかに。


撮り鉄だけでなく、居合わせたお客さんからも注目の的。

しかし、そう悠長に撮ってもいられなかった。


9:22。
豊島園始発の各停が3番線に入線。
これで先回りしないと、途端に始発乗車は難しくなる。
やはり先頭寄りの混雑は普通に激しいが無事に乗り、先回りすることに。
さぁ、改めてレッドアロークラシック最後の秩父旅が始まる!