この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
釜屋、と申しますジャンルがございます。
おぶつーだんーの〜、はハマヤでして
釜屋と申しますのは撮り鉄の中でも撮影対象を
機関車に限定したマニアを指します。
元々はSL専門を指した言い回しだったのですが
DLやELも含めたジャンルとして、今日では
知られております。
釜の絶対数がかつてとは大違いな昨今では、
釜のみを撮影するというのも中々難しく
なった様に感じます。
ワタクシも昔は釜屋を目指した事がありまして
硬派というか頑固と申しましょうか、そんな
コダワリに憧れました。
が、実際には目移りの激しい浮気性でして
今の様な有り様となっております。
さて、今回の更新はコレが最後か?と噂の
クモヤ443が山陰本線京都口の架線検測を
行いました際の撮影報告となります。
前面が濡れそぼる梅雨時の架線検測な様相と
なりましたクモヤ443。
この日はお仕事の都合で復路のみの参戦となり
生憎のお天気を活かして山バックな名所へと
足を運んだのでございます。
本番前の練習電は後打ちでした。
ここは単線区間となりますので、同じ構図でも
前から来たり後追いしたりとバラエティに富む
撮影が出来ます。
表題の前のコマでございます。
練習電と同じ様な構図で先ずは一写し。
検測用のパンタは運転台のすぐ後ろから、
ニョキリと生えていて面白いですよね。
この名所、普段の検測では一人二人程しか
撮影に来られ無いのですが、終焉間近の噂が
広がったのでしょう、10名ほどが布陣され
人気の高さを伺わせます。
普段、聖地・調子踏切や山崎界隈でお会いする
鉄さんや、東海方面からいらした鉄さんなど
親しくさせていただく方々ともお会い出来て
短時間ながら楽しく過ごせました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。
オマケ。
名所へ布陣する前には撮影地開拓をしており
その成果をオマケとして載せておきます。
雰囲気は良いのですが、被写体が抜けない為
ここは厳しいですね。
無駄足を踏んでしまった気もいたしますが
これはこれで良い経験となりました。
噂の段階ですから明言は出来ませんが、どうも
新しい検測車が製造中であり、電気式の
ディーゼル駆動車になる様な話を聞きます。
川重の例のアレは旅客車ですが、アレに
似通った車両となるのでしょうか。
それともキヤ141みたいな外観となるのか!?
その辺りの動向も気になる所でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!