2021.6.5 西武・電車フェスタ2021 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

昨日は、2年ぶりに西武・電車フェスタが武蔵丘車両検修場で行われた。

まだ情勢は限りなく不透明な中で、電子入場券による先着順の限定入場。

このイベントへの期待が大きかったのかすぐに定員に達してしまうほどの盛況で、かくいう自分も

仕事の都合でアプリからの申し込みはできなかったのだが、幸いにしてフォロワーさんのほうで

だぶついていた枠を無事にゲットすることに成功、参加することができた。

 

しかし今回は、過密防止の観点からレッドアロークラシック・4000系によるツアー列車2本以外は

武蔵丘車両検修場への直通電車の運転は行われなかった。

これにより、鉄道アクセスは西武池袋線飯能~高麗間の臨時電車の運転と特急の臨時停車のみに。

西武池袋線では4000系が下り7本、上り8本増発運転。

 

「高麗」行きの方向幕はこの時のみのレアなものに。

通常飯能駅での西武秩父方面各停は2・3番線からだが、1番線だったり4番線からも発着があるなど

いつもの飯能駅とは違う光景が展開されていた。

 

そして、飯能駅南口からは会場直行の無料送迎バスが西武バスにより運行。

 

概ね12~15分おきに、3~4台が往復していた。
自分は12時入場のチケットのため11時過ぎに並んだが、約30分程並ぶ羽目に。
そして、電子チケットを持っていない人が乗れないのか、入れないのか等々食い下がっている姿を
真横で見ていて、見苦しいものだと感じてしまう。

 

さて、飯能駅に降りてから1時間余り、ようやく構内に入って最初に向かったのはグッズ売り場。

これまで通信販売が主だったレッドアロークラシックラストラングッズの多数が、遂に対面販売。

幸いにしてあまり待たずに、意図していたものを全てが買えたのは良かった。

 

さて、肝心の構内は…

今回入場していた車両で姿を見られたのは、10000系10108Fと新2000系2539F。

多摩湖線への転用改造中の9000系9104Fとの再会ができるのでは?と期待していたが、残念ながら

その姿はどこかに押し込まれてしまったか見ることはできず…

その代わり10000系ニューレッドアローが、まだもう少し活躍することをうかがわせるには十分な

整備中の姿を見れたのは良かったかなと気持ちを切り替えておくことにする。

 

あちらこちらにパテが盛られ、もう少しご奉公というところか。


新2000系もまだまだ西武鉄道の主力として君臨中。

ただ方向幕車は年々希少になりつつあり、それは意識して記録を続けていかねばなるまい。


そして、撮影会は今回で特別運転含めて運用を終了したレッドアロークラシックと52席の至福。

52席の至福は、事前予約制でカフェ営業という新たな試みも行われた。

これまで撮影会は、被写体が遠くてスマホ撮影には適さなかった懸念があったが、今回は少し先に

撮影スペースが仕立てられ、限られた時間ながらもうまく撮れるようになったのは良かった。


バス展示も、実証実験中の自動運転バスと、西武バスにも配置された燃料電池バスが。

燃料電池バスに、新カラーはなかなか合っているのではなかろうか。





まぁ今回は展示物も少なく、物販も縮小、ステージイベントも無いと寂しい再出発だったが…

それでもこうして開催に漕ぎ付けられたことには、西武鉄道には感謝の思いである。

計らずも、西武線アプリを使用した電子入場券の技術を確立できていたのは大きかったのかなと。

この一歩が、これからの前進に大なるものがあったと信じたい。


そして、ここまで実に約1ヶ月半に及んだ「レッドアロークラシックラストランキャンペーン」も

目立ったトラブルもなくいよいよ大団円となったようだ。

最後の最後は乗ることもなく、比較的穏やかに見送ることとなったが、もうそれでいいかなと。

そんな残り3回(の運転)の記録は、明日以降何もない平日を中心に小出しをしていく。


たぶん1ヶ月近くかかるとは思うが…汗


まずはこの1ヶ月半近く、よう追えたなと自分を労いつつ、少し全般に抑速ブレーキを掛けながら

今までとこれから先、どうしていくかを見つめ直してみたいと考えている。

それは何も、鉄道に限ることなく今あること全てに対してもね。