蔵を作る。(1)設計 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージレイアウトのこと..など

16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 長屋門に続いて「蔵」を作ります。

 下写真の楕円の付近に設置する予定です。

鉄道模型レイアウト蔵位置

 

 いつものように、フリーソフトのAR_CADを使って、立面図を作図しました。

 形態の参考にしたのは、近くの うきは市にある「南久保田家古蔵」ですが、ネットで見つけた様々な蔵の印象が混ざったものとなりました。屋根は、南久保田家古蔵とは異なり、置き屋根です。

 裕福な農家には、ずいぶんと大きく立派な蔵もあるようですが、当レイアウトのストラクチャーは全体的に小ぶりなので、蔵も小さめです。

 大きさを決める際に参考にするのは、ネット上で色々とアップされている立面図です(私は、「蔵 立面図」とか「民家 図面」などと検索しています)。適当な立面図の画像をコピーしてCAD上に貼り付け、縮尺に合わせて画像を縮小、又は拡大して、作図の参考にします。前にも書きましたが、私は、1/87で1間を21mmとしており、立面図に記載の寸法が1間(≒1820mm)ならば、その部分が21mmになるように画像を調整するわけです。

鉄道模型レイアウト蔵立面図

 立面図ではわかりにくいですが、壁の下半分は、下図のように、縦羽目板を押縁で押さえたものです。

 文化財オンラインの南久保田家古蔵の説明では、これを「竪板張」と称していますが、他に同じ用例が見つかりません。建築の世界では何と呼ばれる様式なのでしょうか?

鉄道模型レイアウト蔵腰拡大

 さて、明日の日曜日は、十分に趣味の時間がとれそうです。

 まずは、紙を切り抜いて、箱の形にしていきましょう。

鉄道模型レイアウト蔵壁面

 うまく作業が捗ったら、明日もまた投稿させていただきます。

 ご訪問、ありがとうございました。

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