長屋門に続いて「蔵」を作ります。
下写真の楕円の付近に設置する予定です。
いつものように、フリーソフトのAR_CADを使って、立面図を作図しました。
形態の参考にしたのは、近くの うきは市にある「南久保田家古蔵」ですが、ネットで見つけた様々な蔵の印象が混ざったものとなりました。屋根は、南久保田家古蔵とは異なり、置き屋根です。
裕福な農家には、ずいぶんと大きく立派な蔵もあるようですが、当レイアウトのストラクチャーは全体的に小ぶりなので、蔵も小さめです。
大きさを決める際に参考にするのは、ネット上で色々とアップされている立面図です(私は、「蔵 立面図」とか「民家 図面」などと検索しています)。適当な立面図の画像をコピーしてCAD上に貼り付け、縮尺に合わせて画像を縮小、又は拡大して、作図の参考にします。前にも書きましたが、私は、1/87で1間を21mmとしており、立面図に記載の寸法が1間(≒1820mm)ならば、その部分が21mmになるように画像を調整するわけです。
立面図ではわかりにくいですが、壁の下半分は、下図のように、縦羽目板を押縁で押さえたものです。
文化財オンラインの南久保田家古蔵の説明では、これを「竪板張」と称していますが、他に同じ用例が見つかりません。建築の世界では何と呼ばれる様式なのでしょうか?
さて、明日の日曜日は、十分に趣味の時間がとれそうです。
まずは、紙を切り抜いて、箱の形にしていきましょう。
うまく作業が捗ったら、明日もまた投稿させていただきます。
ご訪問、ありがとうございました。