ジョイフルトレイン再生産 マイクロエース 2021/6発表 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

本日6/4は第1金曜日ですが,KATOの2021年10月発売予定(E257系2500番台除く)新製品発表は記事公開現在ありません.

KATOのwebサイトを見ると,新製品の解説などを行うweb生放送「ホビセンフェスティバル」が6/6から6/13に変更されている(リンク切れ注意),「313系」「583系」などが7月に繰り下げ生産になっているなど,生産体制に変化があると思われても仕方がない発表がなされていました.外国型のみ・定番品の再生産のみであるかもしれませんが,2021年10月発売予定の製品が「E257系2500番台」のみということは考えにくいため,今後の発表を待ちます.心配な点はありますが生産事情に関してはユーザーでは分かりようはなく,我々にできることはひたすらKATO製品を買って遊ぶことだけです.実際に本日も1両買いました.

 

追記:2021年10月発売予定のポスターは6/11(金)11:00に発表されると,営業部Twitterで発表されました.

 

一方で,マイクロエースが製品を発表しました.先日発売された「ゆうゆうサロン岡山 旧・新塗装」に続き,高崎の「やすらぎ」,門司港の「サザンクロス」がリニューアル再生産されます.いずれもトイレタンク部品・反射板パーツなどを追加し,価格も「ゆうゆうサロン岡山」並みに上がっています.10年程度ぶりの再生産でありますが,その間に中国の人件費は大幅に上がっています.再生産されたことを喜ぶべきです.

「やすらぎ」は高崎を拠点に活躍した和風客車で,「D51 498」などのSLに引かれたこともあります.筆者のコレクションには最近東日本方面の車両が増えており,それに引かすのも一つの手ではありますが,その動機で購入するにはやや高額な製品です.中古で旧製品を探すか微妙なところです.

もっとも,TOMIXが「くつろぎ」を再販すればこと足りるような気がします.

「サザンクロス」は門司港を拠点にして使用された洋風客車で,民営化直前に落成,JR九州所属として走り回りました.やや短命であったのは残念であります.

九州では大変な人気があり模型でもよく北九州市のレンタルレイアウト店「STAGE-1」でよく見かけたものです[1].筆者は旧製品を持っていますので,後日紹介しようと思います.

 

もちろん,両列車EF65で牽引させるのも良いです(ただし,画像の形態は時代設定が異なります).

EF65の汎用性は語るまでもなく,Nゲージ鉄道模型をお持ちであれば,集め始めて早い段階で必要になる車両です.奇しくも,明日は6月5日です.

 

なお,マイクロエースは今回専用機関車そのものは生産せず,代わりにこれらの車両をモチーフとしたCタイプ機関車を生産します.マイクロエースの電気・ディーゼル機関車は2021年視点ではやや出来が甘く,生産を見送ったのも理解できます.

一方TOMIXは「限定品」「直販限定品」などでジョイフルトレインの専用機を次々と発売しており,一定の棲み分けはなされているのではと思います.機関車と客車ですので,少々色が異なるのも気にはならないと思います.実際に,今回の記事画像・カバー画像に使用した機関車もTOMIX製品で,もちろん再販はありませんのでご注意ください.

マイクロエースにはこれからも順次ジョイフルトレイン製品のリニューアル再販はもちろんのこと,「オリエントサルーン」「サロンカーなにわ(2011年リニューアル後)」「わくわく団らん」「旅路」など,まだNゲージプラ製完成品で製品化されていない車両も製品化していただきたいです.

 

[1]:筆者は以前よく行っていましたが,前回の訪問がこちらで,2020年以降は訪問できておりません.申し訳ないです.

[2];蒸気機関車はKATO・TOMIXでは製品化しにくい形式が近年も再生産されており,まだ競争力はあると思います.

 

※ 「【模型新製品】その他メーカー」は,筆者が導入を決めている製品(赤色)または導入を検討している製品(緑色),あるいは筆者がすでに所有している製品の再生産品がある場合のみ紹介します.例えば地元のラッピング車などであっても必ずしも紹介するとは限りません.