第1424回('21) 滋賀県東部、琵琶湖線を乗り鉄・降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2021年4月10日、この日は『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』(2,500円)を使用して滋賀県を乗り鉄しました。前年末に下車できなかった琵琶湖線の駅を中心に降り鉄していきました。
しかし、『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』ですが、自宅の最寄駅である加古川駅はエリアに入っているものの、加古川駅で購入はできないという、私にとっても腹立たしい一面もあるきっぷで、結局は最も近い発売駅である西明石駅で購入(正式には受取)する形になりました。
 
今回は前半の内容です。
いつものように早朝出発で、加古川駅から電車に乗りました。まずは『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』を受け取るために西明石駅で下車しましたが、目論見が外れて予定が多少崩れました(後述)。きっぷを入手後は東へ進み、一旦大阪駅で降り鉄してから新快速で一気に近江八幡駅へと移動しました。
その後は普通列車で米原方面へ。1駅ずつ順番に降り鉄していきました。
 
今回の日程 2021年4月10日  (土)   【前半】
 
加古川520(JR神戸線)536西明石557(快速)653大阪715(JR京都線→琵琶湖線・新快速)820近江八幡848(琵琶湖線)851安土923(普通)927能登川957(普通)1000稲枝1030(普通)1033河瀬1107(普通)1110南彦根  
 
【後半へ続く】
 
この日も4時に起床して、朝食を済ませてから自宅を出ました。そして加古川駅では『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』を受け取れないので、西明石駅で受け取る事にして、『ICOCA』で入場しました。ちなみに『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』は前日にスマホの「e5489」で購入済みです(当日は買えません)。
加古川駅からはJR神戸線の上り1番列車(普通・米原行き)に乗車しました。223系4連+223系or225系の8連で、私は先頭車両(4連側)に乗り込みました。
 
 

 
車内はガラガラで、私は窓側席に着席して道中はスマホを操作していました。また、停車駅ごとに乗客が増えましたが満席には程遠い状況でした。そして5時36分、列車は西明石駅に到着しました。この電車は西明石駅に4分間するため、その間に『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』を購入してこの電車に戻る算段でした。到着後、私はすぐに車外へ出て大急ぎで東口の改札を出て『みどりの券売機』に直行しました。しかし、早朝だったので『みどりの券売機』がまだ動いていませんでした…orz 西口は新幹線の乗客が多くて待たされると思い、東口を選択したのですが、失敗しました…。結局西口へ回らねばならなくなったのですが、既に改札を出てしまったのでホーム経由では戻れず、駅の外に出てダッシュで西口へ。しかし、事前に予想していた通り『みどりの券売機』も『みどりの窓口』も人が並んでいて、私の順番が回って来た時には既に4分を過ぎ、乗り直す予定だった列車は発車してしまいました…。まぁ、4分で事を済まそうとすること自体が無茶なのは私も承知していて、行程に余裕を持たせておいたのですが、今回は「あわよくば」を狙って失敗しましたww ちなみに、『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』は無事に受け取れました。
 
『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』は『関西1デイパス』の廉価版と言うべきフリーきっぷで、価格は1デイパスの3,600円に対して2,500円と結構お得ですが、JR線のフリーエリアは変わらないものの他社線きっぷの引換券がない、特急に乗れないなどの制約があります。前述しましたが発売エリアが都心寄りの駅のみに制限されている事が田舎に住む私にとって最大のネックです。まぁ、エリアの中心に位置する大阪から『1デイパス』を使って元を取れるのは湖北、敦賀、西播くらいで、エリアの端の方がお得なきっぷなのかもしれません。不公平感をなくすために『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』の発売エリアを中心部に限定したのかもしれませんが、エリア外の私にとっては全く面白くありません…。今回は加古川~西明石の運賃を支払っても『1デイパス』より安く済むので『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』を選択しましたが、一度下車する必要があり、手間がかかります。今後、時間の関係で先を急ぐ場合は高くても『1デイパス』にするかもしれません。
 
 

 
『関西近郊休日ぶらり旅きっぷ』を受取後は西口から再入場して3番のりばへ。ベンチで10分以上待ってから5時57分発の快速・米原行きに乗車しました。223系4連+8連で、今度は最後部車両(8連側)に乗り込みましたが、半分ほどの座席が埋まっていました。私は空いている窓側席に座り、もう明るくなっていたので道中は車窓風景を眺めました。この日は快晴で黄砂も少なく、須磨海岸からは大阪湾対岸の泉州をはじめ、和歌山県にある友ヶ島も見えました。また、乗客は少しずつ増えて立客も見られるようになりましたが、三ノ宮駅で大半が下車して再び半分程度の席が埋まる乗車率に落ち着きました。三ノ宮駅から先も車窓風景を眺めて過ごし、私は大阪駅で下車しました。
 
 

 
大阪駅では駅のブログ記事を作成するのに写真が足りなかったため、駅名標など足りない部分の写真撮影をしました。早朝で人が少なかったため割とスムーズに進められました。改札の外に出て駅前も撮影しました。撮影後は再入場してホームへと戻りました。そして大阪駅7時15分始発の新快速・米原行きに乗車しました。この新快速は土休日ダイヤにおいて大阪発の一番列車です。223系4連+8連で、私は最後部車両(8連側)へ。乗車待ちの列の後ろの方でしたが、空いている転換クロスシート窓側席に座れました。大半の席が埋まった状態で大阪駅を発車しました。
道中はひたすら車窓風景を眺めていました。高槻~京都間は乗客が多かったですが、京都から先は減る一方でした。私は琵琶湖線に入っても乗り続け、今回は近江八幡駅で下車しました(8:20着)。9年ぶりの訪問でしたが、あまり変化はありませんでした。また、近江鉄道八日市線が接続していますが、琵琶湖線中心の降り鉄という事もあり、今回はパスしました。あと、駅前にスーパー「平和堂」があったはずでしたが、撤退したのかありませんでした。
 
 

 

 
近江八幡駅からは8時48分発の普通・米原行きに乗車。ここで西明石駅での遅れを取り戻し、以後は計画通りの行程になります。トラブルも想定して近江八幡駅で時間に余裕を持たせておいたのですが、まぁ普通列車の本数が少なくて、結局近江八幡に早く来てもこの電車になってしまっていたのが実際のところです…。車両は223系4連+221系6連で、私は最後部車両(221系)に乗り込みました。221系は扉間の席がやや少なく、乗客が少ないものの窓側席が全て埋まっていました。私は空いているボックス席を独占して、水分補給をしつつ道中は田園が広がる車窓風景を楽しみました。そして次駅の安土駅で下車しました。時代名にもなっているので知名度は抜群ですが、駅も街も小さかったです。駅前には安土城郭資料館があり、歴史の町を感じさせましたが、まだ開館前でした。また、駅前散策をしていると、レンタサイクルを借りて安土城跡など安土地区を巡ろうとしている人も見られました。私も機会があればサイクリングしてみたいですね。
 
 

 

 
安土駅では9時23分発の普通・長浜行きに乗りました。オール225系で、4連+8連の12両編成でした。私は最後部車両に乗車しましたが、ガラガラでした。転換クロスシート窓側席に腰掛けました。道中は山越え区間などの景色を楽しんで、隣駅の能登川駅で下車しました。新快速停車駅だけあり、周りの駅よりは駅前が賑やかでした。東側が旧市街地、西側が新市街地といった感じでした。また、駅の利用客の大半が下り新快速に乗車していたのが印象的でした。
 
 

 

 
能登川駅からは9時57分発の普通・米原行きに乗車しました。この電車もオール225系の4連+8連でした。今回も最後部車両に乗り込みましたが、新快速とは違いガラガラです。転換クロスシート窓側席に座り、水分補給をしながら車窓風景を眺めて道中を過ごし、次の停車駅である稲枝駅で下車しました。近年まで木造駅舎でしたが、2016年に橋上駅舎化されました。駅前広場も整備されていました。一方、駅前は能登川駅と同じく東側が以前からの町並み、西側が新興住宅地でした。
 
 

 

 
稲枝駅では10時30分発の普通・米原行きに乗車。今度は223系8連でした。221系への遭遇率が下がっていますが、225系の増備で運用数が減少しているのでしょうね。今度もガラガラの最後部車両で着席し、しばし車窓風景を眺めて次駅の河瀬駅で下車しました。稲枝駅と同じく橋上駅舎でしたが、こちらの方が古い印象でした。駅前の印象は稲枝駅と似ていて、昔は東口が表口で、西口が駅裏だったのでしょうね…。
 
 

 

 
河瀬駅からは11時07分発の普通・米原行きに乗りました。223系4連+221系6連の10両編成で、久しぶりの221系でした。私は最後部車両(221系)に乗り込みましたが、乗客は十数人でした。正規の座席数が少ない分、いい席(転換クロスシート窓側席)の空きが少なかったです。それでも窓側席が空いていたので着席し、道中は車窓風景を眺めました。そして私は隣駅の南彦根駅で下車しました。こちらも橋上駅舎ですが、国鉄風のデザインで、おそらく1981年の開業時からのものでしょうね…。駅前は整備されていて、郊外の駅といった雰囲気でした。
 
 

 

 
駅前散策後、私は東口の近くにある巨大なショッピングセンター「ビバシティ彦根」へ。平和堂の旗艦店で、南隣には平和堂の本社(本部)があります。店内の「マクドナルド」で早目の昼食を済ませました。
 
 

 

 
昼食後は南彦根駅へと戻り、午後も乗り鉄・降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)