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皆さま、おはようございます!

 

ウマ娘のアニメ1期のオープニングや

アプリの演出でたびたび登場するスぺちゃんの実家の最寄り駅、

日高本線の駅がモデルかと思いましたら

函館本線・銀山駅だったようです。

今年になってから

銀山駅のブログ記事のアクセスが増え始めた理由がわかりました。

函館本線・銀山駅

函館本線・銀山駅

もうここに定期列車としてキハ40が来ることはありませんが、

アプリやアニメが大ヒットしたので

この夏は訪れるファンがグッと増えるかも。

駅は山のテッペンにあるので

訪問すればパワーとスタミナがアップすること間違いなしです。

 

今日はそんな銀山駅から東方4つ隣りにある

函館本線・蘭島(らんしま)駅の訪問記です。

函館本線(当時は北海道鉄道)の開通に伴い

明治35年に開通した駅でしたよ。

開業当時の駅名は忍路駅で、明治38年に蘭島駅に改称したとのこと。

旧駅名の読み方に関しては「おしみち」と呼ばれていた説、

また駅東部の地域名でもある「おしょろ」説があるみたいですけど、

どちらなのでしょう?気になります。

 

蘭島駅は海水浴客で賑わう駅として有名だそうな。

かつて蘭島駅を起点・終点とする多客臨(臨時列車)が運転されてた

時期もあったそうですよ。

海水浴場なんて、北海道ならどこにでもあるんじゃないの?

…と思いましたら、蘭島駅のすぐそばにある蘭島海水浴場は

北海道で最古の海水浴場なんですって。なるほど!

 

駅から海水浴場まではわずか500メートルとのことですので

向かってみました。

駅の真ん前にある通りはちょいと遠回りだったかな?

 

自分がここを訪れたのは9月末のことです。

さすがに水着姿ではしゃぐ若者たちはいませんでしたわ。

 

賑わいのピークは大正~昭和初期で名士の別荘が並んでいたそうですけど、

バブル景気に突入すると

皮肉なことに行楽地が各地に分散して観光客が減少したのだとか。

ここには「北海道海水浴場発祥の地」の碑もあるらしいですぜ☆

 

再び蘭島駅に戻りまして…

現在ある駅舎は平成元年に建て替えられたモノだそうです。

駅舎の左側に注目。

わずかですが旧駅舎のコンクリート基礎が残されてました。

 

待合室はご覧の通りです。

 

蘭島駅は昭和57年に無人駅化されましたが、

その後しばらくは簡易委託駅として

出札業務が行われていた時期があったらしく。

窓口が閉鎖されずに残されてましたよ。

 

続いてはホームにイン。

列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造でした。

 

2本の線路の間が広く空いてるのは、

国鉄時代はここに列車を退避させるための中線が存在していたためです。

薄っすらと残る線路跡が見えますでしょうかね?

現在は優等列車や貨物列車は勾配が少ない室蘭本線を経由してますけど

蘭島駅がある函館本線「山線」もかつては

数多くの貨物列車が運行されてた路線です。

国鉄時代は「山線」にあるほとんどの駅に同様の中線が設けられてました。

 

そんな時代の名残りは他にもありまして…

個人的に注目してたのが2本のホームを結ぶ跨線橋。

戦前に設けられた、めっちゃ古い代物なのです。

 

支柱にレールを用いて木板を張り合わせた跨線橋、

気になるのはいつ頃に造られたモノかということですけど…

 

ここで注目したのが銀山駅の西隣りにある小沢駅の跨線橋です。

函館本線・小沢駅

中間部分に嵩上げ改造された形跡が見られますが、

階段部分はほぼ同一な仕様なのですよ。

 

小沢駅の跨線橋にはこんな建物財産標が貼られてましたが、

蘭島駅の跨線橋の建立年はひょっとして…?

函館本線・小沢駅

 

蘭島駅の跨線橋の階段は板張りです。

 

階段だけではなく屋根や壁、通路もウッディーなのがスゴイ!

支柱に使われているレールの製造年を確かめておけば

跨線橋の建立年のヒントになってたかも。

 

…ということで機会を見て蘭島駅を再訪したいと思います。

どうせ行くなら季節は真夏!

蘭島海水浴場の水着ギャル「北海道海水浴場発祥の地」の碑も

見たいですし…

いやいや、一番の目的は跨線橋の建立年を確かめることですから。

 

ブルーレイの売り上げ初動10万枚越えおめでとうございます!

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

函館本線(長万部駅‐小樽駅)

 

↑(長万部駅方面)

二股駅(平成28年11月17日)

蕨岱駅(平成28年11月17日)

黒松内駅(平成28年11月17日)

熱郛駅(平成28年11月17日)

目名駅(平成28年11月17日)

蘭越駅(平成28年11月17日)

昆布駅(平成28年11月17日)

ニセコ駅(令和元年6月6日)

比羅夫駅(平成28年11月17日) 前編 ・後編 夏季営業(令和元年6月5日) 前編後編

倶知安駅(平成29年9月27日) ・構内改装後(令和4年5月20日)

小沢駅(平成29年9月27日)

銀山駅(平成29年9月27日)

然別駅(平成29年9月27日)

仁木駅(平成29年9月27日)

余市駅(平成29年9月27日)

蘭島駅(平成29年9月27日)

塩谷駅(平成29年9月27日)

↓(小樽駅方面)

 

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