南武鉄道(南武線の前身)の車両は、熊本電鉄、高松琴平電鉄でも見ることができました。
熊本電鉄はモハ120形2両(121、122)が在籍し、もっぱら上熊本線の区間運転に充当されていましたが1985年に廃車されました。
画像は上熊本駅に停車中のモハ120形、国鉄上熊本駅から離れた場所に位置し、ローカル色豊かな駅舎でした。
最も遅くまで現役だったのは、高松琴平電鉄の80形で、東濃鉄道を経て2両が入線し、うち81が最晩年まで残されていました。
晩年はラッシュ時の運用が主のため、走行に出会える機会は少なかったです。
ラッシュ後、平岸駅電留線で休む81
晩年は同じく東濃鉄道から移籍した、72と編成を組むのがパターン化していました。
(改修前の瓦町駅にて)
1998年廃車、これをもって南武鉄道の残党は全て無くなります。