京都鉄道博物館の第二修繕庫にて、D51-200号機が検修を受けていました。
何度か記したように、今年のSLやまぐち号はディーゼル機関車 DD51の牽引でDLやまぐち号として運転されています。
丸々1年間、蒸気機関車として営業運転を行わないので、時間にゆとりを持って整備が可能となっています。
しっかりとオーバーホールされている様子で、絵面的には少しショッキングな風景ではあるものの、来年からの運転に向けて希望の光景でもあります。
イギリスのTV番組で"Car SOS"というのがあって、病気や怪我などの理由で自己修理が断念され長年放置された車を、その家族や友人が内緒で自動車をレストアする番組なんですが。
修理の目処が立つと、依頼した家族または友人を工場へ招待し、シャシーだけになった愛車を見せます。
この番組はイギリスで人気があって、応募した人は必ず毎回視聴しているはずなんですが、シャシーとバラバラになったパーツを見た時に、ものすごくショックを受けます。
新車同然になって戻って来ることは分かっているのに。
まぁ、自分の大切な人の機関車ではなく、あくまで鉄道会社の所有物ではあるんですが、何となくあの番組の家族や友人の心境か解ったような気がします。
しかし初めて見ますが、ここまでバラバラにしてしまうんですね。
ピストンやクランクが無いだけではなく、動輪も無ければ運転席も無い、ただの筒になったD51200。
ばらすのも大変でしょうが、修繕の後に組み立てるのも大変そうです。
組み立てはパーツを合わせていくだけでなく、その都度その都度調整しながらになるし、連動して作動するものはその連動の調整もしながらが必要になります。
うまく組み立てられていないと、動かないだけでなく、本線上で運転中に重大事故が起こる可能性もありますし。
ほんと、エンジニアに敬礼!←(知ってる人には分かるかも・・・・蒸気機関車に敬礼!です)
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JR西日本ではSLびわこ号の運転を終了したようで。
これまで使用してきた12系客車の高齢化によって、修繕部品の調達ができなくなったからというのが理由だそうです。
12系客車と14系客車は9割以上が共通パーツだということで、これからはサロンカーなにわのドナーカーとなるのでしょうか。
これからの処遇は判りませんが、D51200とC571が営業運転で湖西線を走ることは無くなってしまいました。

さて、今日は虫の日・・・・どんなネタで何の話しをしようか、何も思い付きませんでした(笑)
さて、3つの内からならカブトムシですけど、やっぱりカマキリが見た目も生き様もカッコいいと思います。
今日は虫の字にちなんで他にも、虫ケア用品の日・ムシキングの日・水虫治療の日・虫歯治療の日などもあるみたいです。
