こんにちは。
今日はED75機番シリーズNo.120 753号機の続きです。
97年5月の写真からスタートです。
残雪残る岩手山を背に行くナナゴー”七五三”牽引の14系臨時急行”八甲田”です。若干霞んだ天候だったかな。GW期間、14系客車の車内には乗客の姿が多く見られます。自分も周遊券片手に何度となく夜を明かした懐かしの列車です。
1997/05 東北本線(以下同様) 好摩-岩手川口 8105レ
もう座席夜行も最後だろうと撮影の他に乗車もしていました。一ノ関に到着した急行八甲田、この日も753号機牽引、乗って来た列車を降り、跨線橋を渡って半バルブ撮影だったと思います。4:30過ぎの到着ですが東北の春の朝は早い、だいぶ明るくなっていました。
1997/05 一ノ関駅 8105レ
貨物列車も牽引しました。141+753の重連でコンテナ貨物を牽引です。待ち針のようなネギ坊主を配して...空が青ければなー。一般形と700番台、同じナナゴーですが屋根の機器配置がだいぶ違いますね。
1997/06 好摩-渋民 3080レ
タンク貨物列車の前撮りを踏切脇で狙っていましたが、やって来たのは荷無しの単機、ならばと踏切が開いてから手持ちで後追い撮影したものです。尾灯がいい感じ。トリミングしていますがバケペン(PENTAX67)での撮影、デカいだけに解像度には余裕があります。
1997/06 矢吹-鏡石 単5173レ
12系改造のお座敷”ふれあいみちのく”を牽引です。日曜日の17時過ぎに撮影して、この後東京へ戻ったんでしょうねー..(笑)。夜遅く帰って翌朝は出勤、我ながら元気でした。
1997/09 好摩-岩手川口 9539レ
丁度今頃の季節、ホームに花が咲き乱れた諏訪ノ平駅にて。今も同じ光景は見られるんだろうか?カマ次位コンテナ抜けを期待していましたが叶わず、原画から89+753の重連と読み取れました。
1998/06 諏訪ノ平駅 3080レ
うって変わって秋の写真、リンゴの木を脇目に1010+753が行きます。貨物列車は3080レばかり3連発ですが、次位機がJR東日本機の運用=赤カマ確定だったので”赤赤重連”の確率が高いと好んで撮影していました。この日は前ソが白かったですけどね。
1998/11 三戸-目時 3080レ
唯一車扱タンク貨物列車の撮影となった1枚です。必ずカマ次位にコキが1両繋がる列車でした。うっすら雪を被り始めた秋の那須連山を背に。
1998/11 白河-久田野 5173レ
これは臨時寝台特急”夢空間北斗星トマムサホロ”だったかな?
朝の光に24系寝台車の丸屋根を輝かせようとこんな撮り方をしたと記憶していますが、後ろ3両の夢空間車は沈没でした..😅。
臨時ですがED75の特急運用を撮影できたのはこれが最後だったんじゃないかと思います。
1999/03 久田野-白河 9010レ
これも今頃の季節、晴れ渡ったので4時台から撮影に出ていました(笑)。前日会津坂下から出発した長距離臨客、12系改造のオリエントサルーンでの運転でした。”オリサル専用機”でなく753牽引、私的にはラッキー..。
1999/06 北高岩-八戸 9513レ
下り列車を待っていて予期せずやって来た上り単回、慌ててシャッターを切ったコマですが、これが最後の撮影になりました。
1999/11 好摩-渋民 列番不詳
753号機は翌2000年に廃車になっています。
特急、急行から臨客や貨物列車まで、幅広い活躍を記録できた機関車でした。
機番表です。白抜きの機番はUp済です。サイドメニューのテーマ”ED75機番シリーズ”をクリックいただくとこれまでの記事が一覧表示されます。
今回で7合目に到達です。白抜きもだいぶ増えて来ました。
とはいえ残り51両、まだまだ先は長いです。写真のScan作業にも時間がかかるのでゆっくり進めたいと思います。お付き合いいただければ幸いです。
以上ED75 753 機番シリーズNo.120、最後までご覧いただきありがとうございました。