SN総合車両所です。

現在第2工場を建設しているところですが、机が入手出来ておらず仮の状態で操業開始しています。以前の記事はこちら!


第2工場では操業日数は減ることとなった第1工場の機能補完用として、これまでに105系・123系混結セットの整備やオハネ24-142の製造などを行いましたが、在籍車両の整備も補完する機能の一つです。この度115系広セキC-36編成に重要部検査を施しましたのでご紹介します。
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入場したC-36編成です。前回全検は2020年4月、車輪削正は同年8月末で、おおよそ半年おきに整備している編成です。室内灯が若干ちらつくようになっていましたので、今回も良いタイミングで検査入場となりました。 2021年に入ってから検査周期(全般・重要部)を400日に改めたため、多少汚れが目立つ状態で入場している車両も見られるようになりました。
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作業は第1工場と全く同じです。台車を取り外し車輪踏面を磨いていきます。全般検査では車軸の清掃も加わりますが重要部検査では金具の調整に留めています。
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当工場の特徴?とも言える部分ですが、検査を施工する車両は台車を取り外した後、一度仮台車に履き替えることにしています。これは台車固定ネジを外したままだと分解してしまう車両があること、車体を工場内に陳列してしまうとスペースが飽和してしまうため、元々在線していた留置線上に戻す必要があることが主な要因です。第1工場ではDE10・クモヤ90250、第2工場ではクモヤ90301を使用し、仮台車に履き替えた車両を転線させ、複数編成の検査同時進行や並行作業の実施に貢献しています。
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組み立てて試運転をして、問題が無ければ施工完了です。皆様もお手元の車両を大切になさって下さいね。

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