名鉄の甲種輸送 | りんてつのぶら鉄路 〜BURATETSUJI〜

りんてつのぶら鉄路 〜BURATETSUJI〜

Yahoo!ブログから移転してまいりました。
鉄道ネタを中心にきまぐれ更新していきます
よろしくお願いします

引き続き名鉄の甲種輸送の様子を綴っていきます。

日本車輌製造豊川製作所からJR飯田線、東海道線を通り、笠寺駅までやってきた列車は笠寺駅から名古屋臨海鉄道に引き継がれます。

名古屋臨海鉄道のND552形に牽かれて列車はまず東港駅へ向かいます。
途中名鉄常滑線をオーバークロスするのですが運が良ければ名鉄の先輩車両とクロスするシーンも見られるかも?! この時は昼間でしたが今は朝に輸送されるのでどうなんでしょうね?🤔

列車は東港駅で再び方向転換をしますがこの時に後ろになる機関車はそのまま残して機関車2両で輸送車両を挟み込む“プッシュプル”の状態になります。
そして名古屋臨海鉄道と名鉄との接続地点である名電築港へやってきます。
この時有名な“ダイヤモンドクロス”を通る訳ですがこちら側の線路を通るのは甲種輸送の車両と返却の機関車だけですね。
こちらは東名古屋港駅側から見たダイヤモンドクロスの様子です。築港線の線路に対して直角で横切っている様子が判るかと思います。
名電築港はデルタ線状になっていて方向転換して名鉄築港線の東名古屋港駅に入っていきます。
長い編成の場合、東名古屋港駅のホームの先の踏切を支障してしまうので踏切を越えて更に続く線路まで入っていき、ここで機関車を切り離して折り返すこともあります。
ちなみにこの先の港の岸壁の方まで線路は続いていて台湾の「プユマ号」など輸出車両はこの岸壁まで運ばれて船に積まれるようです。
逆に輸入された鉄道保線機械などが船からこの線路に運ばれて名古屋臨海鉄道を経由して行くこともあるみたいですね。(めっちゃ見てみたい…😣)
東名古屋港駅で再び進行方向が変わりますが名電築港から頭だった機関車と車掌車はここで切り離されます。長い列車の場合は前述の通り踏切を越えた先で切り離されます。
ちなみに3500系や3300系の後ろに写っている高架の構造物はHSST実験線です。
そして築港線を大江駅に向けて走ります。
名鉄の路線ですがそのまま名古屋臨海鉄道のND552形が牽引します。
今は朝の輸送になったので光線的には良くなったのではないかと思います😁

長くなりましたので次回へと続きます。