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テーマ:鉄道(21837)
カテゴリ:筑肥線
下山門駅(しもやまとえき)は福岡県福岡市西区下山門四丁目にあるJR九州・筑肥線の駅です。駅番号はJK02。
下山門地区に福岡市交通局(福岡市営地下鉄)が姪浜車両基地を建設する際に、地元から駅設置の要望が出され、車両基地に駅を設置する代わりに近接する筑肥線に福岡市の出費で新設された駅です。 下山門駅が設置されたのは、1986年(昭和61年)7月20日で、国鉄が開設しています。しかし、総工費3億8300万円は福岡市が全額負担しました。 6両編成が停車可能な長さ130メートルの相対式ホーム2面2線を有する地上駅で互いのホームは跨線橋で連絡しています。 JR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅です。 2021年(令和3年)3月13日からホームドアの使用を開始しています。 DVD>福岡市地下鉄全線&JR筑肥線 空港線・JR筑肥線/箱崎線/七隈線 (<DVD>) 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は2897人です。 2005年度(平成17年度)の1日平均乗車人員は2139人で、駅利用者は年々増えています。 駅舎のある駅南側には下山門団地・城の原団地などの大規模な住宅団地や住宅地が広がっています。 駅の南側は団地が広がっていますが、北側に少し行けば生の松原海水浴場と元寇防塁跡があります。 元寇防塁(げんこうぼうるい)は、鎌倉時代に北部九州の博多湾沿岸一帯に築かれた石による防塁で蒙古襲来(元寇)に備えて築かれたものです。 蒙古襲来(元寇)は2度ありましたが、2回目の弘安の役(1281年)の際には防塁が築かれたところからはモンゴル・高麗軍は一切上陸することが出来なかったといわれています。 1931年(昭和6年)には国の史跡に指定されています。 元寇防塁は博多湾沿岸一帯に築かれたもので、この地域以外にも作られましたが、ここの生の松原海岸付近では当時と同じ高さの石塁が復元されており見学できます。 この地は2回目の元寇・弘安の役(1281年)における激戦地であったとのことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.01 21:48:53
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