晴れた日の日本海が美しい新潟県の人気鉄道写真撮影地にて…。
 真夏のこの時間となると藪蚊の襲撃に遭いながらの撮影になりますが、初夏の今頃はそれもなく、暑くもないのでいい日和でした。

 やってきたのは新潟県上越市のえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン上越妙高駅から直江津~長岡~越後川口経由でJR東日本・飯山線十日町駅を結ぶJR東日本・新潟支社観光列車・越乃Shu※Kuraの折り返し上り列車。
 日本海に沈む夕日を眺めながらJR東日本信越本線を上ってきました。

 もう少し早い季節か初秋の頃であれば水平線に夕日がまさに沈もうとしているタイミングとなるのですが、今の季節では夕日の位置もやや高い…。 
 線路の反対の海側から撮影すれば酒蔵をイメージした車体を輝かせながら撮影できたかもしれませんが、列車が黒く潰れてしまっても夕日と絡めたい気持ちの方が強いのと、海側は通路が狭い人ひとりが通れるだけなので万が一他の人に迷惑がかかるといけないので自重しました(海水浴シーズンは間違いなくNGです。念のため申し添えておきます)。

 ちなみに前回この列車と運転区間が重複する越後川口~上越妙高間を往復とも同じダイヤで走るゆざわShu※Kuraとして運転されたときに夫婦で乗車したことは記事にしてありますが、その時と比べても太陽の位置が高いのが明らかです。
 前回乗車したときの青海川駅停車中にホームから撮影した画像です。冒頭の動画の場所からいくらも離れていませんが、ひと月近く経つと太陽の位置がかなり違うことがわかります。
 この列車…午前中の下り列車での青海川駅停車時間は5分ほどですが、午後の上り列車はちょうど夕方のいい時間なので20分ほど停車します。
 列車の乗客としての撮影は駅に停車しているときにホームに降りての撮影に限られてしまうのですが、車で出かければこの長時間停車のおかげで走行中の列車を停車時間の間に追い越すことが可能なので場所を変えて何度も撮影できます。この青海川駅は日本海に沈む夕日を楽しんでもらおうという乗客への演出なのでしょうが、上り列車だと長岡駅や柏崎駅、直江津駅でも長時間停車して特急列車はもちろん、一般の快速列車にも抜かれるダイヤとなっているのが乗客にとっては「長く乗っていられる」、そして列車の写真を撮影したい人には長時間停車の間に車で次の撮影ポイントに追いついたり先回りして待ち構えることができる楽しい列車です。

 青海川駅で追いついて停車中の姿を撮影です。
 いくら停車時間が長いといっても20分では駅からこの場所を歩いて往復するのは無理なので、この画は乗客では無理です。箱根駅伝で華の5区を任されるような学生さんなら走って往復することは可能かもしれませんが…。

 列車が停車している間に先回りして次の場所へ向かいます。ちなみに時間的に余裕があるので同じことをしようとする方は安全運転第一でお願いしますね…。無理なスケジュールは禁物です。

 次にやってきたのは米山~柿崎間で信越本線と国道8号線が並行する区間にある「もしもしピット」です。到着してまもなく越乃Shu※Kuraが信越本線を走ってきます。
 ここは架線柱や鉄道施設があって日本海との組み合わせとしてはあまり良い場所とはいえませんが、通過する列車をまぢかで撮影できるのでスマホを使って手軽に動画で撮影するくらいなら十分です。


 先日乗車したのはこの1号車キハ48 558。展望ペアシートとくつろぎペアシートは日本海を向いて設置されています。

 イベントスペースであり、フリースペースでもある2号車のキハ48 1452。

 そして普通座席指定席車の3号車キハ40 552。
 

 この列車…直江津駅で後続の特急「しらゆき8号」
に抜かれるため(それだけではなく、どちらの列車も上越妙高止まりなので折り返しの上越妙高駅における運用の都合もあると思われます)、妙高はねうまライン沿線においても撮影することができるかもしれません。また、上越妙高駅ではしばらく停車してから折り返しの回送列車となるので、駅の外からや夜間撮影となってしまいますが、折り返しの走行写真を撮影することもできるかもしれません。

 以上、観光列車の別の楽しみ方を紹介してみましたがくれぐれも安全運転で、そして狭い場所を占有しない、公の場所ですから三脚を使用しないなど大人の嗜みで行動をお願いいたします。


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 そのまま飲むのが一番美味しいと思いますが…。