第1423回('21) 若桜鉄道の乗り鉄を終えてから因美線と智頭急行線の小駅を訪ねて帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2021年4月3日、この日は自動車で鳥取県へ。目的は若桜鉄道でした。『1日フリー乗車券』(760円)を利用して、若桜鉄道若桜線の全駅を降り鉄しました。そして帰りの道中はドライブがてら因美線と智頭急行線の小駅を数駅訪ねました。
 
今回は後半の内容です。
郡家駅で若桜線の全駅を制覇した後は、若桜線で車を置いている若桜駅まで戻りました。
その後は帰宅の道中に因美線や智頭急行線の小駅へ寄り道しました。
 
今回の日程 2021年4月3日  (土)   【後半】
 
郡家1159(若桜線)1231若桜1240(自動車)1241道の駅若桜1255(自動車・R29など)1320河原駅1335(自動車)1345国英駅1355(自動車・鳥取道経由)1425あわくら温泉駅1435(自動車)1445西粟倉駅1455(自動車・鳥取道→中国道→R29→姫路BP→加古川BP)1650自宅  
 
【帰宅】
 
郡家駅からは若桜駅まで戻るため、11時59分発の若桜鉄道若桜線・若桜行き列車に乗車しました。JR因美線の鳥取駅始発の列車で、車両は緑色のWT3004「若桜」号でした。一発で水戸岡デザインと分かる外装・内装でした。乗客はそこそこ多かったのですが、郡家駅で結構入れ替わりがあったため、私は空いたボックスシート進行方向窓側席をゲットできました。私の乗車後も少しずつ人数が増え、最終的に30人ほどになりましたが、私のボックスは相席になりませんでした。客の雰囲気を見ると、地元の用務客は少なく、ほぼ観光客といった感じでした。若桜鉄道若桜線は鳥取市からも近く、手軽にローカル気分を楽しめる路線です。
 
 

 
列車は定刻に郡家駅を発車し、若桜線へと入っていきます。普通列車なので各駅に停車していきますが、私は車窓からもう一度、途中下車した各駅を確認しました。また、途中駅で下車する人は少なかったですが、隼駅でファンが少々下車しました。駅を見るとバイクや車で駅を訪問したと思われる人が多かったです。その後も下車は低調で、最後の中間駅である丹比駅でも降車は見られず、結局ほぼ全員が若桜駅まで乗り通す事に。そして郡家駅から32分の乗車で列車は終点の若桜駅に到着しました。
 
 

 
下車後はSLや転車台など見どころが多い駅構内を見学しようと思いましたが、先客がいて、また以前に見学した事があるので今回はパスしました。なので車両を撮影後はすぐ駅を出ましたが、半分ほどの下車客は折り返し列車で鳥取方面へ戻るようでした。私は駐車場へと移動し、車に乗り込みました。
 
 

  
これからは自動車で自宅を目指しつつ、いくつかの小駅に寄り道する事にしました。その前に、せっかく鳥取県まで来たので、お土産を買うために若桜線の終端部車止め近くにある「道の駅若桜」に立ち寄りました(車で移動)。コロナ禍ではありましたが、結構人が多かったです。
 
お土産を購入後は車に戻り、国道29号線を戸倉峠・兵庫県方面ではなく鳥取方面へ走りました。途中、若桜線と並走する区間もありました。そして隼駅の約1km北にある交差点を左折して、「河原インター線」と呼ばれる信号のない高規格な道路に入りました。因幡船岡駅付近で若桜線をオーバーパスして、その後は因美線が接近しました。私は河原駅へ行きたかったのですが、河原インター線はインターが少なく、いつの間にか河原駅よりかなり西へ行ってしまいました…。そして道路名称の通り、鳥取自動車道の河原インターチェンジ(IC)に到達しました。私は信号待ちの間に河原駅へのルートを探し、結局は迂回する形で何とか河原駅にたどり着きました。5分くらい損しましたw まぁ途中、河原城を見ることができたので良しとしましょう。
 
 

 
河原駅は古びた木造駅舎を有していて、ホームは1面1線ですが、元は島式ホームだったようです。駅を撮影していたら、偶然普通列車がやって来ました。智頭急行の車両でした。本来であれば列車で訪問したかったのですが、因美線は本数が少ないので…。ちなみに河原駅は簡易委託駅ですが、私の訪問時は無人でした。
 
 

 

 
河原駅を後にして、次は南隣の難読駅、国英駅(くにふさえき)を目指しました。途中までは来た道を戻り、国道53号線を南下します。そして細い路地を入ると、10分程度で国英駅に着きました。国英駅は無人駅で、減築された木造駅舎を有しています。幅が狭い単式ホーム1面1線しかなく、これといった特徴はありませんでした。
 
 

 

 
国英駅の次は智頭急行の駅を目指す事にしました。まずは国道53号に戻り、鷹狩駅前交差点を右折しましたが、鷹狩駅訪問は次の機会とします。その後は用瀬ICから鳥取自動車道に入り、山越えをして一気に岡山県へ。暫定2車線で対面通行なのでややスムーズさに欠きますが、信号がないので下道よりは快適に移動できました。
 
 

 
そして志戸坂トンネルを出て岡山県に入るとすぐに下道(国道373号)へと入り、智頭急行線のあわくら温泉駅に着きました。岡山県最東端の駅です。コミュニティ施設を併設した大きな駅舎を有していますが、高架のホームは幅が狭く、特急通過時はちょっと怖いです…。また、駅の約500m南には駅名の由来となった「あわくら温泉」があります。
 
 

 

 
あわくら温泉駅を訪問後は再び車を走らせ、「道の駅あわくらんど」や西粟倉村役場の前を通過して、最後は細い路地を通ると10分足らずで西粟倉駅に到着しました。先ほどのあわくら温泉駅も同じですが、智頭急行は駅出入口と離れた場所に駅舎(実質的には待合室)を構える駅が多いです。西粟倉駅も駅舎は立派でしたが、ホームがショボかったです。駅前には昔ながらの里山風景が広がっていました。
 
 

 

 
これにて駅訪問を終了としまして、帰宅の途につくとします。14時55分頃に西粟倉駅を出発し、国道373号を南下します。大原の市街地を通り抜けて、大原ICから鳥取自動車道に入りました。すぐに兵庫県へ入り、佐用町の山間部を南下します。佐用ジャンクションからは中国自動車道に入り、引き続き山間部を東へ走りました。そして今回は山崎ICで下車しました。高速料金を節約するためですw 
 
 

 
山崎ICからは国道29号線を南下し、姫路北バイパス、姫路西バイパスを経由して太子竜野バイパスに入り、そのまま姫路バイパスを東へ走りました。ここまで来ると地元に戻ってきた感じがしました。途中、別所パーキングエリアでトイレ休憩をしてから加古川バイパスの加古川ランプで下車し、16時50分頃、自宅に到着しました。
 
今回は若桜鉄道線の全駅制覇を果たせてよかったですが、1駅(安部駅)だけ車で行かざるを得なかったのが残念でした…。
あと、桜の花が半分ほど散ってしまっていたのも残念でした…。まぁ、2021年は桜の開花が早かっただけに仕方ありませんが…。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)