こんにちは。
まずはレイアウトの進捗状況です。
左写真:駅~機関区の全景。ホームはTOMIXの島式ホーム(ローカル型)を追加しました。引き込み線に
見えるのはジオコレの給水塔・給炭台と給砂塔です。給砂塔は先日、掃除機で吸い取ってしま
い…破損しました。(涙) そんな事もあり、アドバンスの給砂塔と砂焼き小屋を購入しようか目下
検討中です。なお詰所等はKATOの機関区施設セットの再生産を待つことにします。
右写真:機関庫の様子。留置線のところは扇形にカットしたコルクシートで嵩上げし、扇形庫のベース部
分と高さを揃えてみました。留置線にはオエ61の代用として、マニ60(KATOの旧製品)を置いて
あります。
左写真:TOMIXの3灯式自動信号機を2ヵ所に置いてみました。信号が変わるのを見ていると結構楽しい
ですよ。(写真は2月頃のもので、現在はホームの有効長の兼合いで場所を少し移動しています)
右写真:約四半世紀ぶりに復活したTOMIXのポイント(旧製品)。車両によっては脱線することがあるので
徐行させています。
現状はこの様な感じで、コルク平野が広がっています。引き続き時間のある時にのんびりと進めていくつもりです。
さて今回の本題です。うちにも「KATO EF64 0 2次形」が入線しました。昨年秋の1次形に続き、2輌目のEF64形となります。今回もいつも通りのKATOクオリティ、素晴らしい出来栄えです。では早速、見ていきたいと思います。
2次形について
EF6415 [KATO] 配属R3.5.28
0番台の2次形は13~28号機の16輌が製造され、中央東線用としてS41年に甲府機関区に投入されました。この2次形は貨物用となっているため電気暖房装置を搭載しておらず、列車暖房用電動発電機が設置されていたところには死荷重が搭載されています。外観としては、側面の電暖車側表示灯および前面スカート部の電暖用ジャンパ栓が無くなったほか、標識灯の赤色円板が廃止されたためテールライト台座の形状が丸型に変更されています。
因みに2次形のうち16~28号機については、中央西線瑞浪電化開業用の名目で製造され、投入は甲府区でしたが代わりに同区にいたEF60クイル車が中央西線用として稲沢区へ転出となっています。
1次形と2次形で側面の様子を比較してみましょう
【2次形 EF6415】 2-4位側(左が第1エンド)
1次形同様の素晴らしいプロポーションです。勾配線区用ということで大型のエアフィルターが目を引きますね。各部のHゴムは灰色で表現されており、屋根上のモニターの採光窓にはガラスパーツが入っています。2次形ということで電暖車側表示灯はありません。
【1次形 EF6411】 2-4位側(左が第1エンド)
こちらは1次形ですので外部交換式の電暖車側表示灯が第2エンド側に設置されています。先行試作車(1・2号機)と異なり運転室側面窓上の水切りは電暖車側表示灯の上まで延びています。
1次形と2次形の並び
左…2次形EF6415、右…1次形EF6411 ともに第1エンド正面
1次形同様に2次形もロクヨン一般形らしい顔つきになっていると思います。前面窓にはデフロスタとワイパー、窓回りには保護柵取付ボルト、窓下には通風口が表現されています。テールライト台座は1次形が小判型で2次形は内バメ式丸型、2次形のスカートには電暖用ジャンパ栓が実物と同様にありません。また別パーツの解放テコは2次形では黒色に変更されています。
走りについて
EF6415+スハフ12 (臨時急行アルプスのつもり。実物と異なるところは脳内変換して下さい)
FWがよく効き、滑らかにとても良く走ります。音は比較的小さく、重量感があります。ヘッドライトは進行方向側が点灯、電球色LEDにより明るさも色も良い感じだと思います。走りに目立ったクセが見受けられない好調な個体です。なお、パワーパックはN-1001-CLを使用、個体差や私の主観・好みもありますので、記載内容はあくまでも参考程度ということでお願い致します。
付属品類
選択式ナンバープレート「15、18、22、27」、選択式メーカーズプレート「東芝、川崎」、
KATOナックルカプラー。(画像は1次形のものです、スミマセン…)
車歴データ
№ ①メーカー ②落成 ③廃車 ④履歴(貸出は省略、太字でJR化) ⑤備考
15 ①川崎 ②S41.3.15 ③ ④甲府、立川、八王子、篠ノ井、愛知 ⑤
18 ①東芝 ②S41.5.18 ③H17.3.30 ④甲府、立川、八王子、篠ノ井、塩尻
⑤勝沼ぶどう郷にて静態保存
22 ①川崎 ②S41.3.31 ③H20.3.25 ④甲府、八王子、篠ノ井、塩尻 ⑤
27 ①川崎 ②S41.5.31 ③H18.11.6 ④甲府、八王子、稲沢、愛知 ⑤
終わりに
EF6417 青梅・宮ノ平間にて S58年頃
これは青梅線ED16の撮影の合間に撮った1コマです。この時からすでに38年が経っており、人生も折り返し地点を既に過ぎてしまいました。時が経つのは早いものですね。しみじみと思う今日この頃です。
参考文献
鉄道ピクトリアル1994年7月号(No.592)、2009年3月号(No.815)
本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。