長屋門がようやく完成しました。
少しづつ、ストラクチャーの密度が増してきました。
早く地面を作りたいところですが、私の経験では、地面やバラスト散布を急ぐとレイアウトは完成しません。
まだまだストラクチャーが必要です。今しばらく”地面”は我慢です。
さて、今日の工作は、長屋門の茅葺屋根です。
茅葺屋根の形はペーパーで作ります。材料は、近所のホームセンターで購入した厚さ0.3mmの「分厚いコピー用紙」です。私がいつも使っているケント紙より厚く、頑丈に作りたい部分に使用しています。
下図のような展開図を切り抜いて作ります。折り曲げ部分は、竹串を接着し丸みを出します。竹串の接着面以外は、紙を2枚重ねています。
屋根の形ができたら、同じ紙で作った骨組みと合体します。他の茅葺屋根もそうですが、屋根は2mm角材をガイドにして載せているだけで、いつでも外せます。
下左写真の屋根に見える線は、間違って印刷したものです。意味のある線ではありません。
続いて、下地となる色を塗り、茅を葺きます。
茅を葺く工作は、以前の投稿(茅を葺く)のとおりです。
茅葺屋根を作るたびに悩むのが、棟の形です。
棟の形は、「置千木」や「竹簀巻き」、「箱棟」など数種類あるようです。
当レイアウトの民家は、今の所、瓦を載せた箱棟が2棟、竹簀巻きが1棟あります。同じ集落内であまり形を変えるのも現実的でないような気がします。とは言え、少しは目先を変えたいので、長屋門はトタンの箱棟にしました。この長屋門は江戸時代に建築された想定(長屋門を作る。(1))ですから、これは、改修後の姿です。
トタンの箱棟は、紙と0.5mm角材で作りました。
箱棟を塗装し、茅葺屋根に載せて長屋門の完成です。
裏から見た方が見栄えがいいような気がします。
鉄道模型ブログなので、最後はキハ11と一緒に。
次は、長屋門の奥にある蔵を作ります。
ご訪問、ありがとうございました。