SN総合車両所です。

以前SL北びわこ号の廃止について取り上げましたが、今度は山陰の12系の話題です。
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木次線で運行されているトロッコ列車「奥出雲おろち号」が2023年を最後に廃止される予定である可能性が一部機関により報じられました。
奥出雲おろち号終了へ JR西方針、車両老朽化で23年まで 中国新聞デジタル

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12系は運行に必要不可欠な発電システムの整備に手間がかかり、部品確保の状況に左右されやすい形式です。各地で頑張ってきましたが老朽化と併せて部品が確保しづらい状況が続いているようで、特に現役最後の0番台車であるこのおろち号のスハフ12-801についてはかなり困難を極めていると思われます。JR西日本のディーゼル機関整備を一手に行う後藤総合車両所をもってしても保守が難しくなってきたのでしょうか。
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木製の椅子でDML61ZBエンジンの音を聞きながら、さわやかな風と素晴らしい景色を楽しんだスハフ13-801での旅も過去帳入りとなってしまうのでしょうか・・・
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客車を先頭にDE10・DE15が押す形で本線を走行する光景もまた一つ減ってしまうのでしょう。
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前々から覚悟は出来ていましたが、いざ廃止が濃厚になると寂しい物があります。簡易リクライニングの12系にもう一度乗りたくなってきました・・・

この列車の魅力についてはこちらもご覧下さい。



今後の情報・動向に注目ですね。この列車が少しでも長く存続することを祈ります。

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それでは〜 

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