こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、3本在籍する西武2000系の話が中心ですが、101系や701系から繋がるナンバリングの話や、実車写真も少し出て来ます。

 

模型上の西武新宿方、左から2407F(2連)、2405F(2連)、2529F(4連) 

 

同じ並びで併結する本川越方、左から2057F(8連)、2093F(8連)、2015F(6連)です。

併結で10両編成3本になりますが、それぞれ世代設定が異なります。

2407F+2057F 2005年以降(現在の姿)

2405F+2093F 2001~2004年頃の姿

2529F+2015F 1992~1996年頃の姿

と3世代、姿が異なることになっています。どの年代にどの姿だったのか調べるのに苦労しました。

 

さて、”2407F”とか編成番号を書いていますが、西武に馴染みのない方にはなんのこっちゃ?だと思いますのでちょっとナンバリングの話をしたいと思います。

所有模型の編成表です。

ナンバーの話は赤電や101系時代から始まります。

西武電車は伝統的に1編成に奇数と偶数の車両がペアを組みます。電動車が3桁、モーター無しは+1000という付番ルールでした。編成中番号の若い車両番号が編成番号になっていました。

 

なので左の701系はTc1709+M709+M710+Tc1710 編成番号は709Fでした。

右の451系はMc471+Tc1472 編成番号471Fとなります。

471Fは私の所で唯一の鉄コレ車、DCCライト制御を入れるのに苦労しました。

1編成にモーター車2両迄、付随車との比率が1:1までの赤電時代はこれで良かったのでしょうけど..

 

101系6両固定編成が出て来た時点で矛盾が発生します。

左の197Fは701系と同じですが、右の6両固定121Fは編成中電動車4両になりました。

そこで従来の付番ルールに無いモハ101-21、101-22が登場しています。

 

模型のモハ101-21 私鉄では珍しいハイフン付きナンバー車でした。西武の社紋が付いていますが、車番的には国鉄101系と被った??(笑)。西武101系は100番台を越えて200番台まで作られたので モハ101-215 なんて車両もありました。

 

2000系は最初から6両固定でしたから付番ルールが変わり、通勤車としては初の4桁形式となります。しかし101系までの付番ルールが一部残るような形、1編成奇数、偶数ペアは踏襲されました。

6両固定は両端のクハが2000台奇数、偶数、モーター車2両ユニットに2100,2200番台奇数、偶数という形になりました。後に8両固定になった際2300番台が追加されています。

2000系では電動車であるなしに関わらず、西武新宿方先頭車が編成番号になりました。

6両固定の西武新宿方はクハ2015ですから2015F です。初期車が2001~2033F、新2000系は番号が飛んで2051Fから付番されましたが、ナンバーが溢れてしまい、後に2045~2049Fが登場するというおかしなことも起こっています。

 

しかし2000系もこれですんなりは終わらず、2両固定編成には2400番台、4両固定編成には2500,2600番台が付番されました。どちらも先頭が電動車クモハ、両端クハに電動車ユニットを+100で加えて行くというルールもここで崩れた感があります。因みに新2000系で最初に作られたのは4両固定編成、2501F~です。

これより2400番台は2連、2500番台は4連、2000番台は6又は8連ということが分かります。また編成番号(○○○○F)は全て奇数になる筈です。

なお、6000系以降奇数、偶数ペアから完全脱却しましたが、付番ルールがちょくちょく変わっていて、迷走?感があります😅。

 

車番の話が長くなりましたが...

2407F+2057Fは最近整備していますので色々書いています。シングルアームパンタに8連のベンチレーター撤去、今も元気に走っている姿です。

 

2057Fは行先表示が方向幕で残る車両、準急の緑色調がどんな感じだったかいまいち自信が無かったのですが..

 

先日の通院時にたまたま乗車の機会があって、撮って来ました。2057Fの4両目 モハ2257です。うん、大体合ってるかな..(笑)。

 

2405Fはスカート無し菱形パンタ、2093Fはベンチレーター、戸袋付きパンタは菱形が各1基の表現としました。2405Fにスカートが付いたのがいつからか分からなかったのですが、調べた結果2004年の更新工事、シングルアームパンタに交換されたのと同時だった思われます。

 

写真の真ん中が2093Fですが、登場時はダブルパンタ、左の1基が撤去されたのが2001年ということが分かりました。左側のベンチレーターが少ないのは元々パンタが乗っていたから ですね。パンタ搭載車の屋根の表情も3編成バリエーションが付きました。

 

模型は2001~2004年頃の姿になりましたが、2093Fは2009年に更新工事を受け、戸袋窓が埋められ、ナンバープレートがステンレスプレート化、模型とはだいぶ感じが違う姿になっています。2405Fも2407Fと同じ仕様になって今なお現役です。写真左に写るのが2093Fです。

 

今日はレッドアロークラッシックの新宿線特別運転日でしたね。出動しませんでしたが。

 

最後に2529F+2015Fですが、先頭のパンタグラフ撤去跡が残るクモハ2529 1992年の撤去だったそうです。その後方向幕にローマ字が入った程度で活躍を続けています。4両固定編成の2500番台、約30年外観が殆ど変わっていない貴重品?が多い番台です。個人的には前パンが残っていればなー...4両固定に4基パンタでの登場..多すぎかー..

2015Fは1996年にスカート取付、側面ドアHゴム→金属押さえ化、LED化をされています。

なのでこの編成は1992~1996年の設定..先日書いた通り黒Hゴムを表現しました。

 

どの時代にどんな姿だったのか、色々調べて大体分かって来たので3世代表現、自分がいいなーと思うのは古めの設定かな。姿を変えた車両が多いものの、2015Fを除き全車今なお現役なのも嬉しいところです。表現に変化を付けた編成の運転を楽しみたいと思います。

 

西武2000についてはこれまでも色々書いていてどこまで?が分からなくなって来ています。

重複している記載があったか?とも思いますがご容赦ください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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