みなさんこんにちは。前回からの続きです。


大阪外郭部の衛星都市を結び、現在「門真市駅(大阪府門真市)」が終点の「大阪モノレール」。

これを南伸区間させる事業計画の中、先日発表された「門真市・松生町(まつおちょう)」付近に、さらにいまひとつ新駅を設けるという計画について、実際にその予定地を探索して、あれこれ述べることをしています。



さて、周辺の探索をしがてら、交通空白地帯と言われる、新駅予定地についての現況などについて、あれこれと掘り下げて参りました。
おらが街にも近い門真、守口ですが、鉄道駅のみならず路線バスの類も乏しいとは、まさにエアポケットのようで、意外に感じた次第です。


「モノレール門真市駅」に戻って来ました。
駅の南端部、まもなく開始される南伸工事の起点となる、現在は引き上げ線として利用されている箇所。
珍しい、保線用車両が留め置かれていました。


高さのあるモノレールですので、保線作業というのはどのようになされているのか、実に気になります。レール上をずっと歩いて点検なりするにしても、わたしなら恐ろしくてようやりません(苦笑)


さて、「門真市駅」はモノレール(左側)のほか、京阪電車(右側)も乗り入れています。
駅前には、こじんまりとした商店街がありまして、いまなお昔ながらの雰囲気が残るところなのですが…



わたしにとっては、門真市の駅前というとやはり「イズミヤ」。幼少の頃からの存在です。



アパートや専門店街が入居する「門真プラザ」の核テナントになっていますが、建物ともども昭和40年代半ばに開業した雰囲気が、あちこちふんだんに残されているので、なんだか懐かしい思いになります。これも貴重なものですが…


最近、大阪でちょっとした話題になったのが、この「イズミヤ門真店」に、緻密なフィギュアで人気を博す、ガレージキットのパイオニア「海洋堂」がホビーランドなるものを出店することでしょうか。


海洋堂ホームページより。
ここの3階フロアをすべて使ったミュージアムで、これまで生産、販売して来た貴重な品々の展示、限定商品などを取り扱うのだとのこと。
これは、あらたな名所にもなりそうです。


オープンは今年4月だというので、一度は行ってみたいと個人的に楽しみにしていたのですが、
これもコロナ禍の影響で、オープンは延期になってしまいました。
このご時世になって以来、楽しみが先延ばしになることが多くなったように感じます(汗)



そんなこんなで、久しぶりの「門真市駅」、そして「松生町新駅予定地」の訪問でした。


本題に戻りますが…大阪外郭部を、半環状に結ぶ「大阪モノレール」。


ひとまずはこの度、中河内の東大阪「瓜生堂(仮称)」までの延伸が決まりました。
開業目標は2029年、先の長い計画です。


ただし、本来の路線計画はさらに先へ、最終的には大阪湾岸の、堺市の臨海地帯までを結ぶという壮大なものです。もし、予定通りに路線網が出来れば、大阪市内から郊外に延びる各鉄道路線をあまねく結節するという、大阪の交通史上、重要な存在になるに違いありません。


新駅に近隣して出来る「ららぽーと」や「コストコ」もですが、それ以上に、南伸であらたな人の流れが出来ることで、沿線地域の活性化も図られるのではないでしょうか。
地元民としては、それにも期待したいです。


おつきあいくださりありがとうございました。
今日はこんなところです。