京浜東北線で走行していた209系を2008年に改造した在来線用試験電車です。ウラ2編成として1993年に登場し、2008年まで京浜東北線で営業運転されていました。営業運転で活躍した15年間に迫る勢いで、長期間試験電車として活躍しています。登場当初は7両編成でしたが、中央の4号車サヤ209-8が2010年に廃車されています。その時点で残りの6両も活躍期間は長くないだろうと思っていましたが、今なお現役の長寿車両です。209系の開発コンセプトの一つに「寿命半分」とありましたが、車体や台車などの「構造物」部分の機械的寿命は長いようですね。さすが鉄道車両です!
■1号車 クヤ208-2
2021-5-13 大宮にて
2021-5-27 大宮にて
発車表示が「JR」のロゴになっています。MUE-Train到着間際になると表示されていました。
2021-5-13 大宮にて
2021-5-28 東大宮-蓮田間にて
宇都宮線を下っていくMUE-Trainです。この日は2往復した模様です。
2021-5-13 大宮にて
スカートの錆が年季を感じさせます。。。
■2号車 モヤ208-4
2021-5-13 大宮にて
屋上に機器が追加されており、試験車両ならではの雰囲気ですね。
■3号車 モヤ209-4
2021-5-27 大宮にて
転落防止幌に京浜東北線での活躍の証となるスカイブルー塗装が残っています。
■5号車 モヤ208-3
2021-5-27 大宮にて
この車両より模様の向きが変化します。
■6号車 モヤ209-3
2021-5-27 大宮にて
■7号車 クヤ209-2
2021-5-27 大宮にて
車端幕板部に設置されているカメラのような設備の成果は、E531系のワンマン用車両に反映されたのでしょうか。
こちらは宇都宮線を上っていくMUE-Trainです。