一昨日(5月26日)は、鉄道友の会による、今年度(2021(令和3)年度)のブルーリボン賞とローレル賞が発表され、ブルーリボン賞には、近畿日本鉄道(近鉄)の80000系特急型電車ひのとり🚃💺が、ローレル賞には、東日本旅客鉄道(JR東日本)のE261系サフィール踊り子号と、東海旅客鉄道(JR東海)のN700S新幹線がそれぞれ選ばれていました。

近鉄は、ブルーリボン賞受賞記録が最多となっており、2014(平成26)年度の50000系しまかぜ号(伊勢志摩の豪華観光特急)以来となった今回の80000系ひのとり号で9回目となったのであります。

JR東日本は、近鉄と同様にブルーリボン賞とローレル賞の受賞率が高い状態であり、ブルーリボン賞は6形式、ローレル賞は、今回のサフィール踊り子を含めて12形式(どちらも民営化後に導入された車両基準)となっています。

昨年度(2020(令和2)年度)は西武鉄道の001系ラビュー(Laview)🚃💺がブルーリボン賞を、四国旅客鉄道(JR四国)の2700系気動車がローレル賞を受賞していました。

近鉄でのブルーリボン賞の受賞は、以下の通りです。

① 1960(昭和35)年の10100系(ビスタカーⅡ世)

こちらは、1959(昭和34)年にデビューした、2階建て車両の量産型で、3両編成の中間が2階建て車両(A編成、B編成、C編成に分かれていた)となっていました。

このようなコンセプトは、1978(昭和53)年にデビューした後述の30000系ビスタカーⅢ世に受け継がれ、10100系は1979(昭和54)年に引退するまで活躍していました。

ビスタカーシリーズの試作車であった10000系(初代ビスタカー)は、1958(昭和33)年にデビューした日本初の2階建て車両で、7両編成のうちの2両がビスタ・ドームタイプの2階建て車両となっていました。

試作的要素の強い車両であったことにより、座席指定のオンライン化に対応出来なかったことがネックにより、今から50年前の1971(昭和46)年にたったの13年で廃車となっていました。

② 1963(昭和38)年の20100系(あおぞら)

団臨用のオール2階建て車両(中間車はハイデッカー) 1988(昭和63)年まで活躍。

③ 1967(昭和42)年の18200系 

京都線、橿原線用の複電圧車(当時は京都線が600Vだった)で、1989(平成元)年から2006(平成18)年まで、団臨用のあおぞらⅡとして活躍していました。

④ 1978(昭和53)年の12400系(サニーカー) 

1977(昭和52)年に登場した汎用特急車で、当時は太陽☀️のように明るいイメージのオレンジと白の内装となっていたことがサニーカーの由来であります。

⑤ 1979年の30000系(ビスタカーⅢ世) 

先頭車が12400系タイプの平屋建て、中間車が2階建てとなっている車両で、2年連続のブルーリボン賞受賞の決め手となっていました。

現在はリニューアル化されてビスタEXとなっています。

⑥ 1989年の21000系(アーバンライナー) 

1988年に名古屋と大阪を結ぶ名阪特急のイメージアップの為に登場したお馴染みの列車であり、これまでの近鉄特急の常識を打ち破るような斬新なスタイル等が評価されていました。

現在はリニューアルされ、アーバンライナーPlusとなり、名阪乙特急(近鉄名古屋~大阪難波間、主要駅停車)を中心に活躍しています。

⑦ 2003年の21020系(アーバンライナーnext) こちらは、アーバンライナーの進化型であり、改良された内装等がブルーリボン賞に選ばれていたきっかけとなっています。

その内装は、アーバンライナーplusや22600系Aceにも受け継がれています。

アーバンライナーnextは、2002年12月23日にプレデビューし、2003年3月6日に本格デビューしていたので、2003年度のブルーリボン賞にノミネートされていました。

⑧ 2014(平成26)年の50000系豪華観光特急しまかぜ 

こちらは、2013(平成25)年3月21日にデビューした、お馴染みの伊勢志摩への観光特急であり、通常の座席はプレミアムシート(先頭車はハイデッカータイプ)💺💎、近鉄伝統の2階建て方式のカフェ、個室の採用等により、豪華な内装となっています。

当初は、近鉄名古屋、大阪難波~賢島間の運用(1編成ずつ)となっていたけど、予想以上の人気であることにより、京都発着も追加され、現在は3編成が近鉄名古屋、大阪難波、京都~賢島間で活躍しています。

⑨ 今回の80000系ひのとり

ひのとり号🚃💺は、昨年3月14日に大阪難波~近鉄名古屋間を結ぶ名阪甲特急(鶴橋~近鉄名古屋間で途中、津駅と大和八木駅(一部列車のみ)に停車する速達列車)でデビューした豪華仕様の特急であり、「くつろぎのアップグレード」のコンセプトの通り、快適性がアップされています。

本年2月13日には、名阪甲特急の全てが80000系ひのとりとなり、アーバンライナータイプの車両(21000系または21020系)が名阪乙特急(大阪難波~近鉄名古屋間、主要駅に停車)に回され、玉突きにより、喫煙スペースの設置や塗装変更の対象から外された12200系新スナックカーが定期運用から離脱されていました。

80000系ひのとりがブルーリボン賞に選ばれた理由は、デザインや性能に優れていることで、完成度が高い車両であることであり、このことが評価されていたのであります。

今回のブルーリボン賞は、ひのとりが受賞すると予想していた人や、それに投票していた会員が多かったので、予想通りの展開となっていました。

関西の鉄道車両のブルーリボン賞の受賞は、2016(平成28)年度の阪神電気鉄道の5700系(ジェット・シルバー5700、普通列車用)以来5年ぶりでありました。

近鉄でのローレル賞の受賞は、1987(昭和62)年の7000系(けいはんな線(Osaka Metro(大阪メトロ)中央線直通)用)、1998(平成10)年の5800系(L/Cカー)、2001(平成13)年の3220系・5820系・9020系(シリーズ21)、2010(平成22)年の22600系(Ace)であり、特急型車両としては22600系が唯一の受賞となっています。

7000系は、1986(昭和61)年10月1日の東大阪線(現、けいはんな線)の長田~生駒間の開業と共にデビューした、大手私鉄初の第三軌条方式の鉄道車両であり、同年には鉄道車両初のグッドデザイン賞に選定されていたことで話題になっていました。

80000系ひのとりは、グッドデザイン・ベスト100に選ばれていたけど、金賞まで届かなかったのが残念であります。

ブルーリボン賞の投票は、会員1名につき、2つまでという決まりがあり、鉄道友の会の会員である自分(しゃもじ)は、迷わずにひのとりとサフィールに入れていました。

近鉄特急ひのとり号(大阪難波~近鉄名古屋間)の時刻は、以下の通りです。

大阪難波駅発の時刻

平日は、7時(八)、8時(八)、9時(八)、10時(八)、11時、12時、13時、14時、15時、16時、17時(八)、18時、19時、20時、21時

土休日は、6時(八)、7時(八)、8時(八)、9時(八)、10時(八)、11時、12時、13時、14時、15時、16時、16時20分(八)、17時、17時20分(八)、18時、18時20分(八)、19時、20時、21時

ひのとり号の近鉄名古屋駅発の時刻

平日は、7時(八)、8時(八)、9時(八)、10時(八)、11時、12時、13時、14時、15時、16時、17時(八)、18時(八)、19時(八)、20時(八)、※21時(八)

土休日は、7時、8時、8時20分(八)、9時、10時、11時、12時、13時、14時、15時、16時、16時25分(八)、17時(八)、17時25分(八)、18時(八)、18時25分(八)、19時(八)、20時(八)、※21時(八)

途中停車駅は、大阪上本町(地下ホーム)、鶴橋、津の各駅であり、上記の時刻表の(八)の表示のある列車は、大和八木駅にも停車することになっているけど、※印の大阪難波 21時ちょうど発の621号は、大和八木駅に加えて、白子、近鉄四日市、桑名の各駅にも停車しているので、名阪乙特急で唯一のひのとりであります。

大阪難波駅と近鉄名古屋駅でのひのとり号の発車の時に、専用の発車メロディーである「ひかりの鐘」が流れるのが特徴となっています。

名阪乙特急(アーバンライナー)の場合は、近鉄名古屋駅でお馴染みの「ドナウ川の漣」の発車メロディーが流れているけど、こちらは30000系ビスタカーⅢ世がデビューした1978年から使われています。

近鉄名古屋駅の特急用発車メロディーは4種類あり、ひのとり号は「ひかりの鐘」、アーバンライナーは「ドナウ川の漣」、50000系しまかぜは専用の「真珠」、その他の伊勢志摩特急は、「Around the world」となっています。

大阪難波~近鉄名古屋間で、途中、大阪上本町、鶴橋、大和八木、名張、伊賀神戸(一部列車のみ)、桔梗が丘(大阪難波行きの一部のみ)、津、白子、近鉄四日市、桑名の各駅に停車する列車(名阪乙特急)は、大阪難波、近鉄名古屋の両駅を毎時30分発で、アーバンライナー車両(21000系(plus)または21020系(next)、デラックスシート付き)で運転されています。

近鉄名古屋駅は、1938(昭和13)年6月26日に関西急行電鉄(当時)の関急名古屋駅として開業していたけど、同じレベルの地下駅である名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線の名鉄名古屋駅(旧、新名古屋駅)と同様に、開業当初から地下駅となっています。

ひのとりの80000系は、大阪難波~近鉄奈良間の阪奈特急にも使われており、平日は4往復、土休日は1往復となっています。

大阪難波~近鉄奈良間のひのとり号の時刻。

平日は、大阪難波 18時40分発→近鉄奈良 19時15分着

大阪難波 20時45分発→近鉄奈良 21時19分着

大阪難波 22時20分発→近鉄奈良 22時54分着

大阪難波 23時20分発→近鉄奈良 23時55分着

近鉄奈良 6時30分発→大阪難波 7時08分着

近鉄奈良 8時07分発→大阪難波 8時46分着

近鉄奈良 19時44分発→大阪難波 20時19分着

近鉄奈良 21時30分発→大阪難波 22時03分着

土休日は、大阪難波 20時35分発→近鉄奈良 21時10分着

近鉄奈良 8時13分発→大阪難波 8時48分着

途中停車駅は、他の大阪難波~近鉄奈良間の阪奈特急と同様に、大阪上本町、鶴橋、生駒、学園前、大和西大寺の各駅となっています。

ひのとり号の80000系は、6両編成と8両編成があり、6両編成は8本(高安検車区所属はHV01~04編成の4本、富吉検車区所属はHV11~14編成の4本)、8両編成はHV51~53編成の3本(全て富吉検車区所属)で、計11編成から成っています。

先頭車の1号車(近鉄名古屋寄り)と6号車(大阪難波寄り、8両編成の場合は、1号車と8号車)は、プレミアム車両(ハイデッカー車、座席配列は2+1)💺💎、中間車の2号車~5号車(8両編成の場合は、2号車~7号車)はレギュラー車両(座席配列は2+2のロマンスシート)であり、定員は、6両編成が、プレミアム42席、レギュラー197席の計239席、8両編成が、プレミアム42席、レギュラー285席の計327席となっています。

車椅子対応座席💺♿は、4号車(8両編成の場合は6号車)にあります。

近鉄80000系ひのとり号のプレミアムシートは、本革仕様の電動リクライニング機構、電動レッグレスト付きの豪華な座席であり、50000系しまかぜの先頭車(1号車と6号車、こちらもプレミアムシート)と同様に、ハイデッカーからの眺めに加え、前面展望も楽しむことも出来ます。

レギュラーシートも、快適性がアップしていて、シートピッチがJRのグリーン車並みに広くなっています。

どちらの座席も、大阪~名古屋間の約2時間の乗車時間でも快適に過ごせる配慮が成されており、もちろん、スマートフォン(スマホ)等📱の充電用のコンセント🔌も付いています。

ひのとり号のトイレ🚻は、1,4,6号車(8両編成の場合は1,4,6,8号車)にあり、1,6号車(8両編成の場合は1,4,8号車)は、男女共用の洋式トイレ🚻🚽、女性専用の洋式トイレ🚺️🚽、男性用小トイレ🚹️、洗面所、4号車(8両編成の場合は6号車)は、男女共用の多目的トイレ(だれでもトイレ)🚻♿🚽、男性用小トイレ🚹️、洗面所から成っています。

洋式トイレ🚽は、50000系しまかぜと同様に、ウォシュレット付きであります。

3号車には、喫煙スペース🚬が付いているので、ライバルである東海道新幹線🚅と同様に、スモーカーたち🚬にとって嬉しい配慮が成されています。

清涼飲料水の自動販売機は3号車にあり、1,6号車(8両編成の場合は1,8号車)のプレミアム車両の入口前には、カフェスポットがあります。

カフェスポットでは、挽きたてのレギュラーコーヒー☕やお菓子等の自動販売機があり、電車🚃の車内で本格的な挽きたてコーヒーを味わうことが出来る至福の空間であります。

こちらは、プレミアムシート向けのサービスであるけど、レギュラーシートの乗客でも利用出来るのが嬉しいと思います。

ひのとり号の大阪難波、大阪上本町、鶴橋~近鉄名古屋間の大人の特急料金は、1930円であり、運賃(2410円)に加え、レギュラーシートは200円、プレミアムシートは900円(どちらもひのとりの特別料金)が別途掛かります。

小児料金は、その半額であります。

気になった場合は詳細については、近畿日本鉄道(近鉄)のホームページを見るか、「近鉄 ひのとり」で検索してみて下さい。

50000系しまかぜの、1,2,5,6号車の座席(プレミアムシート)💺💎は、2+1の3列のデラックスシート(JRのグリーン車に相当)で、本革製の電動リクライニングシート(エアクッション付き)、125cmのシートピッチの採用等により、豪華な座席となっているので、2016年に近鉄名古屋駅でしまかぜ号を撮影した時に、見ているだけで座ってみたいと思いました。

こちらには、スマートフォン(スマホ)等📱の充電用のコンセント🔌、電動ブラインドも付いています。

しまかぜ号の車内の案内(号車表示のカッコ内は、近鉄名古屋発着の場合)

展望車両(プレミアムシート、ハイデッカー車、ロッカー付き) 1,6号車

平床のプレミアムシート車両 2,5号車

車椅子対応座席💺♿ 2号車(5号車)

カフェテリア(カフェ車両)☕🍴(1階は6席,2階は13席で、海側に座席とテーブルが配置されている)、販売カウンター、乗車記念スタンプ台 3号車(4号車)

サロン席(4~6人用、3室18人、個室料金不要)、和風個室・洋風個室(どちらも3~4人用、1室ずつ8人、個室料金必要)、喫煙ルーム🚬 4号車(3号車)

しまかぜ号のトイレ🚻は、男女共用洋式トイレ🚻🚽、男性用小トイレ🚹、パウダールームから成っており、2,4,5号車(2,3,5号車)にあるけど そのうちの2,5号車の洋式トイレ🚽は、車椅子対応のだれでもトイレ🚻♿🚽となっていて、パウダールーム横に洗面所もあります。

しまかぜ号(プレミアムシート)は、専用の特別料金(大阪難波、近鉄名古屋~賢島間の場合は1050円、京都~賢島間の場合は1160円)が掛かってきます。

個室料金(和風個室、洋風個室)は、1室1030円で、乗車区間が大和八木~伊勢市間または近鉄四日市~伊勢市間を含む場合のみ利用可能であります。

和風個室は、床の間のような雰囲気の堀こたつ風、洋風個室はリビングのような雰囲気のソファー形式となっています。

6両編成で全体の定員が138人とサフィール踊り子よりも少ないので、早めの予約(特に個室系)をお奨めいたします。

近鉄のしまかぜのカフェテリア🍴では、海の幸ピラフ、松阪牛カレー🍛、松阪牛重、海の幸味噌ラーメン🍜、サンドイッチなどを味わうことが出来ます。

しまかぜ号の時刻

A、大阪難波~賢島間

大阪難波 10時40分発→大阪上本町 10時43分発→鶴橋 10時46分発→大和八木 11時11分発→伊勢市 12時16分着→宇治山田 12時19分着→鳥羽 12時31分着→鵜方 12時57分着→賢島 13時03分着

賢島 16時ちょうど発→鵜方 16時05分発→鳥羽 16時30分(土休日は16時31分)発→宇治山田 16時41分(土休日は16時42分)発→伊勢市 16時43分(土休日は16時44分)発→大和八木 17時47分(土休日は17時49分)着→鶴橋 18時16分(土休日は18時15分)着→大阪上本町 18時19分(土休日は18時17分)着→大阪難波 18時23分(土休日は18時21分)着

B、京都~賢島間

京都 10時ちょうど発→近鉄丹波橋 10時07分発→大和西大寺 10時33分発→大和八木 10時55分発→伊勢市 12時01分(土休日は12時02分)着→宇治山田 12時04分着→鳥羽 12時14分(土休日は12時15分)着→鵜方 12時41分着→賢島 12時47分着

賢島 14時50分発→鵜方 14時55分発→鳥羽 15時20分発→宇治山田 15時32分発→伊勢市 15時34分発→大和八木 16時39分着→大和西大寺 17時06分着→近鉄丹波橋 17時31分(土休日は17時30分)着→京都 17時38分着

C、近鉄名古屋~賢島間

近鉄名古屋 10時25分発→近鉄四日市 10時53分(土休日は10時54分)発→伊勢市 11時40分着→宇治山田 11時42分着→鳥羽 11時55分(土休日は11時54分)着→鵜方 12時21分着→賢島 12時27分着

賢島 15時40分発→鵜方 15時45分発→鳥羽 16時10分(土休日は16時11分)発→宇治山田 16時22分(土休日は16時23分)発→伊勢市 16時24分(土休日は16時25分)発→近鉄四日市 17時12分(土休日は17時14分)着→近鉄名古屋 17時44分着

Cの近鉄名古屋発着は、編成が逆であり、3号車が個室、4号車がカフェテリアとなります。

Aの大阪難波発着は火曜日、Bの京都発着は水曜日、Cの近鉄名古屋発着は木曜日が運休(祝日に当たった場合は運転)となるけど、車両整備等により変更される場合があります。

志摩スペイン村へは、鵜方駅からバス🚌で行くことになるけど、かつて志摩磯部駅から出ていました。

しまかぜ号は、デビューと同じ2013年に流行したお・も・て・な・しの気持ちが生かされた列車であり、1度乗ったらまた乗りたくなる快適性が自慢であり、ひのとり号が登場した後も人気が衰えてはいないです。

詳しいことは、近鉄のホームページを見るか、「しまかぜ」、「近鉄 しまかぜ」で検索。

JR東日本のE261系サフィール踊り子は、最新技術が取り入れられた車両であり、伊豆へのプレミアムな移動空間でもあることが、ローレル賞の受賞の決め手となっています。

JR東日本の車両のローレル賞の受賞は、2018(平成30)年度のE353系(中央線特急用車両)以来3年ぶりでありました。

踊り子号で活躍中のE257系(元中央線特急)は、2002年度のブルーリボン賞受賞車であります。

サフィール踊り子のE261系は、全席グリーン車以上のプレミアムな空間で、グリーン個室やカフェテリアがあるので、近鉄の50000系しまかぜに似ているところがあります。

しまかぜ号は、プレミアムな伊勢志摩への移動空間となっているのでそのはずであります。

サフィール踊り子号は、東京~伊豆急下田間(土休日は新宿→伊豆急下田間もあり)で運転されています。

時刻や詳細については、過去に投稿した当ブログのサフィール踊り子号の記事や、JR東日本のホームページをご参照願います。

まずは、「サフィール踊り子」で検索。

N700S新幹線🚅は、昨年7月1日にデビューした、N700系シリーズのモデルチェンジ車であり、小型軽量化された床下機器やバッテリー自走システムの採用、快適な居住空間の導入等が評価されたことにより、ローレル賞に選ばれていました。

東海道・山陽新幹線系統の車両では、0系の時代からブルーリボン賞、ローレル賞の受賞車両で占められているのが特徴であり、0系、500系、N700系がブルーリボン賞、100系、300系、700系、N700S、九州新幹線(JR九州)の800系がローレル賞受賞車となっています。

3月13日にN700S🚅で固定運用される列車は、以下の通りです。


下り(東京→名古屋、新大阪間)

こだま703号 東京 6時57分発→品川 7時04分発→新横浜 7時15分発→名古屋 9時37分着、9時43分発→京都 10時36分発→新大阪 10時51分着

ひかり633号 東京 7時33分発→品川 7時40分発→新横浜 7時51分発→名古屋 9時14分着、9時19分発→京都 10時13分発→新大阪 10時27分着 途中、小田原、岐阜羽島、米原の各駅にも停車

のぞみ207号 東京 8時ちょうど発→品川 8時07分発→新横浜 8時18分発→名古屋 9時39分着、9時41分発→京都 10時16分発→新大阪 10時30分着

のぞみ213号 東京 9時ちょうど発→品川 9時07分発→新横浜 9時18分発→名古屋 10時39分着、10時41分発→京都 11時16分発→新大阪 11時30分着

こだま727号 東京 12時57分発→品川 13時04分発→新横浜 13時15分発→名古屋 15時37分着、15時43分発→京都 16時36分発→新大阪 16時51分着

こだま733号 東京 14時27分発→品川 14時34分発→新横浜 14時45分発→名古屋 17時06分着

のぞみ247号 東京 17時39分発→品川 17時46分発→新横浜 17時58分発→名古屋 19時16分着、19時17分発→京都 19時52分発→新大阪 20時06分着

のぞみ253号 東京 19時ちょうど発→品川 19時07分発→新横浜 19時18分発→名古屋 20時39分着、20時41分発→京都 21時16分発→新大阪 21時30分着

のぞみ257号 東京 20時ちょうど発→品川 20時07分発→新横浜 20時18分発→名古屋 21時39分着、21時41分発→京都 22時16分発→新大阪 22時30分着

上り(新大阪、名古屋→東京間)

のぞみ204号 新大阪 6時15分発→京都 6時29分発→名古屋 7時03分着、7時04分発→新横浜 8時20分着→品川 8時31分着→東京 8時39分着

のぞみ210号 新大阪 7時39分発→京都 7時54分発→名古屋 8時28分着、8時29分発→新横浜 9時47分着→品川 9時58分着→東京 10時06分着

ひかり648号 新大阪 11時18分発→京都 11時33分発→名古屋 12時25分着、12時31分発→新横浜 13時54分着→品川 14時05分着→東京 14時12分着 途中、米原、岐阜羽島、豊橋の各駅にも停車

こだま724号 新大阪 11時54分発→京都 12時10分発→名古屋 13時02分着、13時08分発→新横浜 15時29分着→品川 15時40分着→東京 15時48分着

のぞみ236号 新大阪 16時15分発→京都 16時30分発→名古屋 17時04分着、17時06分発→新横浜 18時26分着→品川 18時38分着→東京 18時45分着

のぞみ242号 新大阪 17時15分発→京都 17時30分発→名古屋 18時04分着、18時06分発→新横浜 19時26分着→品川 19時38分着→東京 19時45分着

こだま748号 新大阪 17時54分発→京都 18時10分発→名古屋 19時02分着、19時08分発→新横浜 21時29分着→品川 21時40分着→東京 21時48分着

こだま754号 名古屋 20時38分発→新横浜 22時59分着→品川 23時11分着→東京 23時18分着

ひかり668号 新大阪 20時45分発→京都 21時ちょうど発→名古屋 21時35分着、21時37分発→新横浜 23時09分着→品川 23時20分着→東京 23時27分着 途中、浜松、静岡、小田原の各駅にも停車

こだま号は、東京~名古屋、新大阪間の各駅に停車しています。

その他の列車も、N700Sで運転される場合があります。

N700Sは、JR西日本バージョンである3000番台(H編成)が2本導入され、3月13日に営業運転入りしていました。

東海道新幹線は、東名阪を結ぶ大動脈であり、名古屋と大阪を結ぶ役割もあるので、今回ひのとりがブルーリボン賞、N700S新幹線がローレル賞を受賞していたことにより、共通の話題となっていました。

N700S新幹線の詳細については、過去に投稿した当ブログのN700Sの記事や、JR東海のホームページをご参照願います。

まずは、「N700S新幹線」で検索。

鉄道友の会は、1953(昭和28)年11月に設立された鉄道ファンクラブの老舗であり、年に1度ブルーリボン賞の投票をすることが出来ます。

詳細及び入会方法に関しては、鉄道友の会のホームページをご参照願います。

まずは、「鉄道友の会」で検索。

京急の1890形(トイレ付き🚻の多目的車両)は、第三次緊急事態宣言がネックで乗りたくても乗れない状態が続いています❗

こちらも、もうすぐ乗れる。と思っています。

6月30日から7月4日までの間、中野にあるザ・ポケットで、あーにゃこと水湊あおひ氏😸が出てくる舞台「サイバーガール~あるいは寛容論について~」が行われるけど、あーにゃ😸は、REDチームとなります。

このように、あーにゃ😸と半年ぶりに再会出来る機会があって良かったと思っています。

あーにゃ😸が最初に舞台をやっていた場所は、高円寺だったので、高円寺の隣であります。

あーにゃこと水湊あおひ氏😸は、アメブロ(水湊あおひのブログ~黒猫日記~)をやっているので、こちらでも分かります。

自分(しゃもじ)が、昨年12月27日の撮影会の時に撮影したあーにゃ😸の画像をアップした時、あーにゃ😸に画像載せてくれてありがとう💖と言われたので、嬉しくなってしまいました。

常磐快速線、成田線のE231系のマト139編成(5両付属編成)は、E217系もどきのスカ色の帯となったけど、4月30日から5月末までの1ヶ月限定の予定となっているので、撮影出来ずに終わってしまいます。

このことは、京王9000系20周年、1000系25周年のヘッドマーク付き電車(こちらは6月末まで取り付け予定)の撮影にも言えることであります。

緊急事態宣言が延長出来ても、ヘッドマークの延長が出来ないのでそのはずであります。

このような記事は、昨日書くべきだったけど、諸事情により、昨年に続いて1日遅れてしまったことで深くお詫び致します。

このように、ブルーリボン賞を受賞した、近鉄ひのとり号、ローレル賞を受賞したサフィール踊り子、N700S新幹線を話題にすることが出来て良かったです。

おまけの画像は、昨年度のブルーリボン賞受賞車である西武鉄道の001系ラビュー(Laview)、JR四国の2700系、1978年度ローレル賞受賞車である神戸市営地下鉄西神・山手線の1000形の1106Fで、近鉄のひのとり、JR四国2700系、神戸市営地下鉄西神・山手線1000形の画像は、友人のひっぐ~氏が撮影したものであります。