閑話小話 356 茶ガマ EF64 37号機・1001号機

皆さま おはようございます

夏日が続きますね~・・・
日中は半袖シャツで良さそうな陽気ですよ。
こんな日は海辺で缶ビールでも飲んでいたいです(笑)

さて今回ですが、茶色いEF64が牽いた寝台特急「あけぼの」です。
定期的に見たくなる編成なんです・・・青い客車と「ぶどう色2号」に塗られたEF64の組み合わせは、最高にカッコいいと思いませんか?!

ぶどう色の37号機

20-30‰の中勾配区間用に発電ブレーキ搭載のF級電気機関車が、奥羽本線(板谷峠越え)と中央本線で必要とされ直流区間用に開発されたのがEF64ですね。詳細は皆様の方がお詳しいと思いますが、簡単には抵抗器の放熱用開口部が大きく取られているのが特徴です。EF64-37号機は1971年に製造され、いわゆる原色で落成していますが、2003年にぶどう色2号に塗り直されました。高崎に所属しイベント列車等に1001号機とともに活躍の予定でしたが、中央線では基本番台の方が運用が長いこともあり工臨や団臨では37号機が抜擢されています。

この37号機ですが、私は中央線内での工臨で見たことは数えるほどしかありませんで・・・寝台特急「あけぼの」牽引機として抜擢され、上野駅で見掛けた短期間のインパクトが強いです。夜間では黒光りするぶどう色の車体に、紫色のヘッドマークが浮き上がって見えて素敵でした。地上ホームで常磐線を待っておりますと、カニ24の排煙に燻されたものです(笑)

模型については、TOMIX車を入線させています。
「あけぼの」はどうしても手元に置きたい列車でしたし、牽引機のバリエーションの多さがこの列車の魅力でもありますよね・・・1粒で何度でも美味しいと言いますか。持っていて当然と思うくらい37号機と1001号機の入線は自然でした(笑)

当初、24系はKATO車でしたので牽引機にはKATOナックルが装備しました。現在はTOMIX「さよなら」に代わりましたし、ナックルが小振りなTNカプラーかGMナックルに換えようかと思っています。この先、手を入れるとすれば若干の色挿しと区名札の貼り付けでしょうか。実車はいつもピカピカに見えたので、模型っぽさの雰囲気が合っているかもしれませんね!(そう思いたい・笑)

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白帯が凛々しい 1001号機

1001号機も上野駅で見掛けましたが、あれは故障代走だったのでしょうか?!37号機を見掛ける機会の方が多かったような印象です。1001号機もぶどう色に塗られてはいますが、裾の白帯の印象が強く私には全体的に明るい色味の車体に感じます。が、この白帯が只者ではない特別な雰囲気を醸し出していますね。24系客車にもよく似合っていたかと思います。

高崎のEF64-37,1001がヘルプに入った限られた期間は濃かったですね!原色のEF64も真っ赤なEF81もカッコいいですが、茶ガマのインパクトには負けます(これは致し方ない)。現在は1052号機が白帯を巻いて団臨や配給で活躍しているようです。まだまだ国鉄型に頑張って欲しいですね!

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

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コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんばんは。
    今夜は「月食」だったのですが、
    近所の河川の堤防まで行きましたが、雲が厚くて全然ダメでした…。(笑)
    ロクヨンの茶釜、「茶釜」って地味な塗色に思われますが、
    こうしてブルートレインの先頭や
    カシオペアの先頭に立つと、ロイヤルな釜に見えますね。
    旧客と同じ塗色ですから、旧客との
    マッチングもナイスですね。
    DE10の茶釜もありましたね。
    高崎の扇形機関庫を一度見たいです。(笑)

    • クモハ489-901さま

      おはようございます
      いつもコメントありがとうございます

      そうなんですよ!
      EF58-61の印象があるからでしょうか・・・
      ぶどう色とため色とでは色味が違いますけど。
      どちらも特別なオーラをまとっているように見えます。