祝! 揃った『小さなキハ』たち! TOMIX キハ02、キハ03 入線! | キハでGo!

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Blog of the Kiha, by the mid-aged man, for the Kiha lovers.

こんばんは、今週は角界に色んな意味で激震が走りました・・・

世間では反響が大きいのは大関朝乃山のコロナガイドライン違反発覚による途中休場でしょうか・・・いつもの文春砲が炸裂して暴露してしまいました。当初は協会の事実確認に対して「事実無根」と言い、翌日に改めて矛盾等を点くと認め、結果的に協会に対してウソをついていたとのこと。まぁ人間なんでとっさに出るウソも仕方ないですし、私だって同じ立場にいて「はい!!キャバクラ行きましたっ!」と正直に言えるかというと、同じように最初は否定してしまうかもしれません・・・ネットのコメントでは「大関の立場として・・」と言いますが、27歳の若い青年には重い立場でもあり、とっさに保身に走ってしまうのも仕方ないのでしょうか・・・でも他にも20代の関取は数多くいると思うと、いかんのでしょうね・・・・

そして二つ目は場所前にガイドライン違反をして全休している竜電ですが・・・・こんなところに概要を載せるのもどうかと思うので、ググっていただければ詳細は分かると思いますが、もしこれが事実であれば、「人としてどうかしている」と思わざるを得ません・・・

朝乃山のようにキャバクラで楽しんでました程度であれば、年齢的に厳しいかもしれませんが、再起を図って出直せばと思いましたが、今回の内容なら相撲の世界から追放して欲しいと思うほどです。

ひとまずは場所後に両名ともコンプライアンス委員会の調査で事実確認が行われ、理事会で処遇が判断されるかと思いますが、共に厳しい結果になりそうです。

相撲がこのようなことでごたごたするのは本当に悲しい限りです・・・・しかし夏場所も照ノ富士や宇良が奮闘しており、場所としては盛り上がっているので、明日、明後日はビールを片手に「ステイホーム」で鉄道模型を肴に楽しみたいと思いますw

 

さて本日は・・・・

昨日の晩、雨の中、佐川急便で届いたヤフオクの戦利品・・・箱は「ReRe」です。ストア出品です。

さすがにストアです!梱包はとても丁寧で、大量のエアバッグ(2枚目、右上の空気入り袋をそう呼んでますw)とプチプチに包まれていたのは・・・・・・

 

TOMIXの30周年に生産された92157「国鉄キハ02形レールバスセット」です。そして左にちらっと写っているのは同じくTOMIXの92158「国鉄キハ03形レールバスセット」です!

今回のお届けはキハ02のみですが、キハ03は以前に小さなキハたちを紹介したあとにヤフオクでかなり安く入手していました。

その時にキハ03だけでもブログで紹介しようかと思いましたが、「どうせキハ02もすぐに手に入るだろう」と思い、合わせて紹介することにしました。

しかしなぜかキハ02はヤフオクでは軽く5000円超えすることが多く、なかなか手を出せずにいて、気が付くと5か月も経過していましたw

 

今回はキハ02が届いたことで、キハすきすき線区の国鉄レールバスはコンプリート出来ました。

写真2枚目は左からキユニ01、キハ01、キハ02、キハ03です。

パッと見は左側2両と右側2両はほぼ同じに見えるので、全部揃えなくてもよかったのではと思ったのですが、鉄道模型を集めていて、さらにキハ好きとなると・・・・揃えずにはいられませんでしたw

 

以前にも「走れ小さなキハたち」(詳しくはコチラ)で紹介していますが、簡単に比較をw

まずは左と上はキユニ01で右と下はキハ01です。キハ01形はもともとキハ10000形として12両生産されています。最初の3両(キハ10001~10003)は試作車として暖地仕様で設計生産され、そして2次車として登場したキハ10004~10011は耐寒耐雪装備を追加した寒冷地仕様として登場し、北海道各地で運用されました。改番後にキハ01形の51~58となっています。模型は51と53になっています。

そしてキユニ01はキハ01型の55番を郵便荷物車に改造し、山陰の三江北線で一般の気動車に併結されて運用されていました。なのでキユニ01は1両のみの生産(正しくは改造)となっています。

両者を並べると正面はキハ01がら改造されたキユニ01なので全く同じですが、側面は郵便荷物車に改造された際に耐雪装備であるスノープラウ、機関カバーは省かれています。また郵便と荷物の表示が入り、郵便室部分は仕分け部分となっていたので、カーテンで窓は閉められていました。模型でも窓を白く塗装することで再現されています。

 

お次は左と上はキハ02で右と下はキハ03です。

キハ02形はキハ10000形の3次車としてキハ10012~10028の計17両が製造されました。キハ01形と同じキハ10000形ですが、1,2次車のキハ01形と違って、正面は3枚窓から2枚窓に変更され、ベンチレーターも4つから6つになっています。この3次車

は12~22を寒地、23~28を暖地向けとして製造されています。のちに改番された際、キハ02形としてキハ01形とは別になりましたが、車番は寒地、暖地の区別は無く、1~17となりました。模型では暖地仕様の16と17です。

そしてキハ03形はキハ10200形として20両(10200~10220)、4次車として製造されました。車体はキハ02形と同じですが、2重窓、機関カバー、スノウプラウ、ホイッスルカバーが奢られ、極寒地仕様となっています。全て北海道の道東、道北で運用されていました。模型では1,2となっています。(トップナンバーです!)

なので両者を比較すると前面は似ていますが、よく見るとキハ03の運転窓はデフロスター(曇り止め)が表現されており、床下部分は単線用のスノウプラウ、そして屋根上にはホイッスルカバーが装着されています。側面はキハ03は2重窓となっていますが、模型では判りませんwしかし床下は機関カバーがついており、キハ02形とは差別化されています。

 

ついでにかなりの旧製品ですが、TOMY時代のキハ02とTOMIX30周年モデルのキハ02を一緒に並べてみました。

造詣も昔は窓枠を補足したり、窓を面一にするのは難しかったのか、造詣は差が大きく見られ、また色合いも旧製品の方が明るい感じですが、キハ01形などの保存車をネットで見ていると新しい方が正しいようです。

走行面では休止品はキャラメルモーターで当時では十分小さなモーターですが、車体中央部にモーターが見えています。新しい方は缶モーターで床下部分に収まっており、側面窓はシースルーになっています。(ただし付属の走行用重りを入れると塞がってしまいますが・・・なのでキハすきすき線区では付属品は使用せず、釣り用の板鉛をウェイトにして窓のシースルーを多少、保持していますw)

こう書くと、さすがに新製品には太刀打ちできませんが、唯一、優れているのが走行性能です。旧製品は構造が単純で導電性も高いので、簡単なメンテナンスでしっかりと走行しますが、新しい方はパーツ調整が意外とシビアで、しっかりスローなど効かせることはできるようになりますが、中の導電パーツの調整はなかなか大変ですw 以前の記事で紹介しているので、ご参照ください。

 

本来であれば、新規入線したキハ02とちょっと前に入線したキハ03を複々線で走行させるのですが、今回はやってみたかったことにトライしました!

動画の通り、キハ01~キハ03を全て(キユニも)連結し、7両編成としました!

1線に7Mとなるので、ずっと走行させるのはマズイかもしれないので、1周でやめましたが、7両繋いでもキハ40系なら3両半程度の長さなので、長くは無いのですが、とても楽しめましたw

 

このキハ01系(この呼び方は正式ではないのですが・・・)は客の少ないローカル線用に当時の国鉄総裁がドイツで見たレールバスに刺激され、製造されましたが、運用側は消極的であり、運用はされましたが、耐久性や不便なことから10年ほどで姿を消してしまいました。

1両当たりの定員は50名ほどですが、1両だけで運用できる路線はほぼ廃止に近い路線であり、レールバスよりも保線の要らないバスに転換した方が良く、かと言って客がバス以上になるとキハ01系を2,3両連結するくらいならキハ10系を走らせた方が良い・・・という結果になり、なかなか日本では活用が難しかったのが実情です。

客の量でキハ01系を単行や複数連結すればと思われますが、統括制御ができないキハ01系はそれぞれに運転士が必要で、タイミングを合わせて操作する必要があったので、やはり多少の空きができたとしても大型気動車を一人の運転士で動かす方が効率的ということです・・・・

登場の背景は国鉄総裁が感激したため、日本特有の「忖度」され、とりあえず作られ、作ったからには使用しないわけにはいかないので、運用したけど、やっぱり想定通りの結果で、早晩に消えていく・・・・

キハ01系は「悲運の小型気動車」や「国鉄の無駄使い」と言われていますが、私個人としてはこの小さなキハたちも短い期間の限られた線区とはいえ、配属先で地元の為に懸命に活躍したと思えば、他のキハと同様に「良い気動車」だったのではと評価したいですw

 

今回はTOMIXの30周年記念に発売されたキハ01系をコンプリートし、ちょこまかと走る小型気動車を楽しみましたが、今後もキハすきすき線区では大いに活躍していただこうと思います。

今作成中(いつできるか不明)のトランクジオラマにもちょうどよい大きさなので、キハすきすき線区での活躍の幅は広そうですw

でわでわ

 

ネットでは探せばキハ01~03はまだ手に入りそうですが、元々の定価が7700円(税込)と割高なので、私みたいにヤフオクで探した方がいいかもしれませんが、なぜかキハ02だけ高値で推移しやすいので要注意ですw

それとキユニ01は限定品なので中古でしか入手は難しいと思います。(ヤフオクでもなかなか出てこないので、3000円程度で見つけた場合は「買い」なので、何が何でも買っておきましょう!

ただ動力車ですが、他の大型車と違って小さな車体にライトユニットも含めて詰め込んでいるので、走行は期待しない方が良いかと思います。(しっかり調整できる人には問題ないのですが・・結構、シビアな調整が必要と感じました・・・)