全2回でお伝えしている都電荒川線の乗車記です。
前編 からの続きです。
■都電もなか
荒川車庫を見学した後、荒川車庫前から梶原まで1駅だけ乗車します。
梶原停留場には、駅ナカなのか駅前なのか、書店が隣接しています。
梶原停留場には、駅ナカなのか駅前なのか、書店が隣接しています。
何だか古そうですが、新聞やお菓子は新しいものです(それは当たり前😎)。
城北信用金庫の裏側、踏切を渡ってすぐの場所にあるのが「菓匠 明美」さん。
都電のお土産の代名詞にもなっている「都電もなか」を販売していることで有名です。
「都電もなか」は都電のイラストが描かれた箱に入っていて、好きな車両を選ぶことができます。
よく見ると1個ではなく1輌と書いてあります😂
1輌160円です!
10輌入りは箱が車庫を形どっていたり、14輌入りは箱の蓋がすごろくになっていたりと、楽しい仕様になっています。

10輌だと多いという方は、5輌がおすすめ。
5輌以上だと包装してくれて、この包装紙のイラストも楽しいからです🙌
お土産を手に、次の場所に向かいます。
■王子駅前
梶原から2駅で、JR京浜東北線・東京メトロ南北線との乗換駅である、王子駅前停留場へ到着。
梶原から2駅で、JR京浜東北線・東京メトロ南北線との乗換駅である、王子駅前停留場へ到着。
王子のおすすめスポットは2ヶ所。
1つは、北区の複合文化施設の「北とぴあ」。
ここの17階は無料の展望ロビーになっていて、東北・上越新幹線、京浜東北線、上野東京ライン・湘南新宿ラインなどの列車を眺めることができます。


現在はコロナ感染予防のため、展望ロビーも休止中ですが、このような絶景を楽しむことができます。
もうひとつは、飛鳥山に登る無料のモノレール、あすかパークレール「アスカルゴ」です。
■飛鳥山公園
王子駅前を出ると道路併用区間となり、飛鳥山の急勾配を上っていきます。
都電で最も迫力がある区間ですが、運転士さんにとっては、細心の注意が必要な区間です。

飛鳥山公園にある飛鳥山博物館では、大河ドラマ館が設営されていますが、こちらもコロナ感染予防のため、休館中です。

渋沢栄一は生まれは埼玉県深谷市ですが、王子に製紙工場を設立し、その工場が見える高台に住みたいということで、飛鳥山に住まいを構え、活動をしていったことで知られています。

また飛鳥山公園は桜やあじさいの名所としても知られていますし、トレインビューも楽しめる人気スポットです👍
■巣鴨とげぬき地蔵
次は、庚申塚(こうしんづか)停留場で降りてみましょう。
庚申塚と聞いてもピンとこないかもしれませんが、巣鴨とげぬき地蔵の最寄り停留場です。
おばあちゃんの原宿こと「巣鴨地蔵通商店街」のアーチに迎えられ、巣鴨とげぬき地蔵までやってきました。

巣鴨とげぬき地蔵は、正式には高岩寺(こうがんじ)と言います。

境内には洗い観音と呼ばれる石造りの観音様があって、治したい部分を洗うとよいとされてます。
かつてはタワシで洗っていましたが、擦りすぎて観音様が小さくなってしまった💦ため、2代目の観音様になってからは、タオルで洗うようになっています🤗

参拝の後は、カレーうどんの名店「古奈屋」さんもおすすめです👍

巣鴨地蔵通商店街には、おばあちゃんが好みそうなお店がたくさん並んでいて、長寿を願った赤パンツなどがよく知られていますが、隠れた人気スポットが「すがもんのおしり」。
すがもんは、巣鴨地蔵通商店街の鴨のイメージキャラクター。
そのおしりだけは、ふわふわで触りたくなる素材でできていて、触ると恋が成就すると言われています🥰
