現在JRには定期列車に急行列車はありません。

 臨時急行として運行予定していた「花たび そうや」はコロナ拡大による緊急事態宣言を受けて運行休止となりました。

 

 急行がなくなっても時刻表の運賃・料金のページに急行料金が掲載される不思議を書いた記憶ありますが、こういう臨時急行運転の為の料金徴収の為だったんですね。

 快速列車と変わらない所要時間でも料金取って急行ダヨーンということやるから赤字解消しないJR北海道!と嫌味のblog書こうと思っていたけど、運休と相成りました。ご愁傷様。

 お出迎え準備していた沿線自治体並びに歓迎の準備していた団体さん、お疲れさま。

 いつもの汽車に乗れ!乗って金落とさなきゃ線路なくなりますよ。

 

 宗谷本線に乗る最後のチャンスのつもりで乗り鉄しようとしていた葬式鉄の皆さん。

 来年、また来てね~♪

 

 列車種目の正確な色分けはあやふやですが、利用者の肌感覚でいうと、鈍行(普通列車)は各駅停車。仮乗降場や小さな駅は停まらないのが快速。市町村の主要駅だけ停まるのが急行。市の主要駅に停まるのが特急。そんなイメージです。※北海道の田舎人の感想です。定義は違うというツッコミは受けません(笑)あくまでも個人的な感想としてです。

 

 古い人には準急っていうのがあったという方もいるでしょう。

 先日ある駅で見テツしていて言われました。私より1回りほど上の世代の方に。

 

 準急、特急。どっちも基準は「急行」。

 急行に準ずる。特別な急行。

 急行がなくなっても特急。おかしな状態で特急という言葉だけ残りました。

 

 そうなると、古い時刻表を出して眺める。そんな私です。

 

 昔は列車を見て、急行か鈍行かを色で分けていました(自分の中で)

 キハ20番台が近郊型、50番台は急行型なんて分け方気にしなかったもん。

 

 

鈍行列車用

 

急行用

 

特急

 

 鈍行に乗る時に急行仕様の車両が来るとラッキーと思いました。

 逆に急行に乗る時に鈍行用だとガッカリしました。

 

 釧路ー帯広の急行「ぬさまい」はよくキハ22の2両編成でした。時々キハ22+キハ58とか。

 

 こういう編成って、旧準急の場合が多いそうです。あ、多かったそうです。過去形ですね、今はないから。私の脳内では現役だけど(-_-;)

 

 準急からダイヤ改正で急行に格上げされた列車は、ダイヤ編成では2軍扱いだったと聞きました。

 

 だから根室本線で釧路から帯広に行く場合、特急「おおぞら」、急行「狩勝」、急行「ぬさまい」の番付順になります。

 

 車両故障で、特急の代走でキハ54を起用したJR北海道。特急料金は当然不要でした。

 道北のある始発駅から札幌行き特急のある旭川駅まで特急とさほど差のない所要時間で駆け抜けたキハ54。

 優秀なヤツです。国鉄からJRに切り替わる時に遺産として譲り受けたステンレス車両。

 

 たまたま出張で代走に乗った方が言ってました。もうあの特急には乗らない。故障が多いからじゃなく、鈍行で代走できる程度のスピードなら特急料金払いたくない。

 

 使う車両が違って、種別も【特急】と【代走】で同じ時間に唖然としてるのはわかる。

 いらないトラブル避ける為に道北の特急は急行に格下げして安く乗ってもらうほうが乗客増えるんじゃない?