季節限定!! 臨時特急ワイドビューしなの81号 白馬行き グリーン車乗車記(塩尻 ⇒ 白馬)

今回は愛知県と長野県を結ぶ「特急ワイドビューしなの」の中でも季節限定で運転されるワイドビューしなの 白馬行きの乗車記を書いていきます。

また,今回は塩尻から白馬までの短距離での乗車ですがせっかくなのでグリーン車を利用してみました!!

 

ワイドビューしなの」の自由席の乗車記はこちら↓

gakuchiku-maile-trip.hatenablog.com

 季節限定!! 白馬行き 臨時特急ワイドビューしなの 乗車記(塩尻 ⇒ 白馬)

 

臨時特急ワイドビューしなの とは

ワイドビューしなのは名古屋 ⇔ 長野を約3時間で結ぶ特急列車です。

しかし,しなのは通常運行とは別にの観光シーズンに臨時列車として「白馬行き」が運転されています。

特急あずさは白馬方面へ向かう南小谷行きが毎日運転されていますが,特急しなのは季節限定の臨時列車でしか白馬行きは運転されません。

また,この白馬行きの「しなの」は通常とは異なる運行経路を走行します。

通常のしなのは名古屋から松本を経由し,長野に向かいます。しかし,白馬行きのしなのは松本からは大糸線に入って白馬に向かいます。そのため,長野駅には行かない特急列車になります。

そのため,「しなの」の中でも通常とは行先が異なり,さらに走る線路も異なるという面白い特急列車となっています。

 

塩尻駅から乗車!!

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 塩尻駅では6番線から長野行き、5番線から名古屋行きのしなのが発車します。

また、電光掲示板の下にはその日の編成表が設置されています。

しなのは6・8・10両編成で運転されるため、編成によって乗車口が変わります。そのため、事前にわかるようになっているのはとてもありがたいです。

しかし、今回乗車する白馬行きのしなのは4両編成と電光掲示板には表示されていました。

長野・名古屋行きのしなのは6両以上で運転されるため、4両で運転されるしなのはとても珍しいです。

 

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 今回乗車する白馬行き先頭車両のグリーン車

この臨時列車は4両編成ですが、10両編成の際に7~10号車として使用される付属編成が使用されています。

そのため、車両の名古屋側も長野側も貫通型となっています。

しかし、長野側の先頭車両は貫通型グリーン車と通常のグリーン車とは全く異なります。

 

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 ちなみにこちらが通常の長野側先頭車両のグリーン車

非貫通型と貫通型なので先頭車両の形状が全く異なります。

 

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 今回は先頭のグリーン車に乗車します。

行先表示も「白馬」になっており、しなのヘビーユーザーの筆者も初めて見る行先表示でした。

ちなみに、白馬行きしなのが4両編成なのは先程述べましたが、指定席、自由席の内訳は1号車:グリーン車2,3号車:指定席4号車:自由席となっています。

 

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グリーン車の座席の色合いは青色を基調といた色合いでした。

また、床も絨毯張りになっており、高級感のある感じになっていました。

ちなみに今回のグリーン車の乗客は松本までは筆者のみ、松本からは1名の方が乗車されたので合計2名という感じでした。

臨時列車のグリーン車な上にコロナの影響もあるためか、とても乗客は少なったです。

 

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 自由席、指定席の座席と比べると背もたれの部分がとても重厚感のある座席でした。

さすがグリーン車といった感じです。

 

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今回はグリーン車の一番前の座席を予約しました。

先頭座席にはテーブルとフットレストが設置されていました。

座席の重厚感のおかげか座り心地はとてもよく、さすがグリーン車という感じでした。

 

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先頭座席のテーブルは半分折れている状態なので組み立てて、使用します。

ペットボトルを置く用の穴はないため、その点は少しだけ不便かもしれません。

 

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フットレストは表面と裏面があり、床と同じデザインの土足用と靴を脱いで使う用の2つが用意されていました。

上記画像は土足用のフットレストです。

 

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上記画像は靴を脱いで使う用のフットレストです。

表面と裏面でデザインが異なり、さらに土足用は床と同じデザインになっているのでとてもわかりやすかったです。

 

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さらにグリーン車には少し広めのサイドテーブルも設置されていました。

置きたいものに応じて使うテーブルを選べるのでこの点は非常に良いと思います。

サイドテーブルにはペットボトルを置くスペースもあるので、こちらに置くのが良いかもしれません。

 

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松本までは筆者のみだったので先頭座席以外の座席も見学しました。

その他の座席にも、背面テーブル、フットレスト、サイドテーブルが設置されていました。

 

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グリーン車の入り口辺りの荷物棚には毛布も設置されていました。

少し肌寒い時には使用することができるので、とてもありがたい設備です。

 

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先頭座席の前は運転席となっているので前面展望を見ることができます。

 

 

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今回乗車した座席からの全面展望は上記画像のような感じでした。

大糸線では白馬連峰の山々を見ることができましたが、貫通型車両なので見ることができる前面景色の範囲は限られます。

そのため、前面展望の楽しみたい方には、長野行きのグリーン車の方に乗車することをお勧めします。

 

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大糸線では仁科三湖の景色を見ることができます。

今回は11月だったので、紅葉には少し遅かったですが車内からは良い景色を楽しむことができました。

 

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塩尻から1時間20分ほどで白馬駅に到着しました。

白馬駅の駅名表示には長野県のマスコットキャラクターである「アルクマ」も表示されていました。

 

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名古屋側の先頭車両

こちらも貫通型のため貫通型グリーン車とデザインは同じです。

 

まとめ

白馬行き「しなの」は季節限定の臨時列車

使用される車両は普段増結用に使用される4両編成の付属編成

貫通型グリーン車は前面展望を楽しむには少し物足りない感じがした

 

最後に

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白馬駅前からも雪を被った白馬連峰の山々を見ることができました。

白馬のゲレンデは雪質がとても良いのでまた、機会があれば行ってみたいです!!